プレイステーション版
蒼き狼と白き牝鹿4・チンギスハーンのプレイステーション版(以下PS版)は1999年初頭に発売されました。ベースは通常版(以下PC版、シナリオ2本)ですが、このシリーズの最終版とあってパワーアップキット(以下PUK版)より優れている点も見受けられます。PC版との相違点などをここでコメントします。
国王も働きます!
PC版での「COM国王の都市に引きこもり」はゲームをつまらなくしていましたが、PS版ではなかなかアクティブです。施設建設もすれば隊商にもなり、低い確率ながら軍事ユニットにもなります。今回のシステムではチンギスハーンでもリチャード1世でも4人がかりの包囲戦法で「はい、おしまい」になりかねませんが、これは進歩といえるでしょう。
隊商の扱い
PS版の隊商は必ず担当将軍を選択するようになりました。即ち無人化できなくなったわけですが、能力の低い将軍の使い道を見出す点で改良といえます。このおかげでPC版での裏技・無人隊商での都市包囲が不可能となりましたが…また同盟国との交易もPC版ではプレイヤー国家による一方的なものでしたが、PS版にてCOM国家が隊商を出すようになりました。
宴の後は…
宴システムは妃へのアプローチ方法が大幅に変更されています。裏技で妃にクイズを出させて正解すれば問題なし(L2R2同時押し状態で妃への「話を聞く」を選択)なんですが…少しは苦労してみましょう(笑)。宴の後の妃との対話シーンも「視覚的」に改善されています(もちろん、あの方の特別バージョンもありという…)。「元朝秘史」の演出を現在の基準ではやや過激と考える方にはこれが丁度いいのかもしれません。なお、妃の出産に関しては成人後の顔CGをプレイヤーが選択できます。「どんな子に育つのでしょうか?」
パワーアップキットの要素も
PUK版の後から発売されたゆえか、PS版はPC版に対するプラス要素として「トゥルイ誕生イベント」の追加・廃都コマンドといったPUK版の機能が一部追加されました。またPS版のオリジナルコマンドとして「徴兵」が追加され、PC・PUK版で自動徴兵していたのが都市駐留の将軍に実行させる形式に変更されました(成果は戦闘力に影響される)。三流将軍の使い道がまた一つ。
ハードの限界? マップは狭すぎ!
PC版に比べて改善された点も多いPS版ですが、ハードの限界ゆえ「スピードが遅い」「セーブデータが少ない」「ロード時間が長い」といった短所も見られます。PS版の購入についてはこの辺を覚悟のこと。また、ユーラシア大陸のマップがかなり狭く形状も変わっているのでPC版の攻略方法が役立たないこともあります。それと中盤以降の施設で埋め尽くされた都市周辺はかなり見づらいです。PS版の改悪点をもう一つ…シナリオ2「克Rの戦い」がカットされています。
PS版の現状と今後への期待
PS版は現在「定番シリーズ」が発売中です(2005年5月22日より)。PS2では結局「専用使用」としての発売は行われませんでしたが、ハード技術の発達した今、PS版の長所を維持した上でのPUK版の完全移植を望みます。
おまけ〜PS版新都市一覧
PS版はCOMが移住コマンドで作成する新都市がPC版と異なります(マップが違うので当たり前か)。まずはこちらを参照願います。
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