■リード
リードはなにがいいですか?
◇ヴァンドレンはマウスピースとリードの専門メーカーです
◇ヴァンドレンの5RVとヴァンドレンの3〜3半が初心者から中級者、上級者までお奨めのセットです。
◇5RVと3〜3半で満足できない人はいろいろと試すことになります。
従来リード(ブルーボックス)とV.12の違いは
◇従来リード(ブルーボックス)
厚さの種類『1』『1.5』『2』『2.5』『3』『3.5』『4』『5』
先端の厚さ=0.085mm
根元の厚さ=2.80mm
◇V.12
厚さの種類『2.5』『3』『3.5』『4』『4.5』『5』『5+』
先端の厚さ=0.10mm
根元の厚さ=3.15mm
サクソフォン用のリードと同じ直径の材料から作られる。
◇V.12と従来リードの比較
◇V.12の『4』は、従来リード『3.5』のとほとんど等しい。
◇V.12は従来リードに比べてカット面が長い。
◇V.12は従来リードに比べて根元が分厚い。
◇V.12は従来リードに比べてカット面のカーブが違う
◇実際に吹いた時の感想は人によって違うので、自分で吹き比べてみよう!
ヴァンドレンの白箱と黒箱
◇トラディション(青箱):ノーマル・標準
◇V12(ツートンカラー):アメリカタイプ?
◇ジャーマンカット(白箱):ドイツタイプ
◇ジャーマンカット(黒箱):ウイーンタイプ
リードの選び方
1)外見上の善し悪し・・・・・・・
◇繊維が真っ直ぐで、均質なものが=○
◇表面やカット面が左右対称なもの=○
◇カット面の元の形がU形にものが=○
◇カット面の元の形がV形にものは=X
◇表面やカット面が黒すぎるものは=X
2)リードとマウスピースとの関係で。
◇開きが大きければ比較的薄いリード・小さければ厚いリード
◇開きが長ければマウスピースを深くくわえます
◇どこのメーカーでも3〜3.5がノーマル
◇体格やパワーに自信のある人は3.5(またはそれ以上もあり?)
3)バランス
◇左右のバランス:リ−ドの右端、左端で吹いてバランスを見る
◇(先端-後端) バランス:高音-中音-低音の反応でバランスを見る
4)処理
◇表面の処理:指で軽く左右方向にこする(余分な繊維やケバを取る)
◇裏面の処理:紙や布の上で軽くこする(余分な繊維やケバを取る)
◇裏面の変形:激しい場合は砥石で整形する
◇先端の変形:乾燥や繊維の不揃い、表と裏のアンバランス等が原因
5)その他
◇リ−ドの裏面が平らな状態が保てるようにリ−ドケ−スが必要です。
◇1枚のリ−ドを連続して使わずに何枚かのリ−ドでロ−テ−イションを。
リードの色と材質 (質問形式)
◇表皮の色・・・・黄色〜斑点〜ぶち〜黒とありますが?
◆黄色から斑点あたりがいいですね。
◇繊維の密度・・・水分を吸いすぎる〜少ししか吸わないのどちらが?
◆当然ながら中ぐらいの水分の吸い具合が良い。
◇木質の硬さ・・・柔らかい〜硬いがそのまま音質に影響しそうですが?
◆中ぐらいよりすこし柔らかい感じが好きです。
◇形・・・・・・・カット面がU型とV型がありますが?
◆断然U型が好き、V型は最初から相手にしません。
◇他にもリードに対する思い入れや、調整法がありますか?
◆左右のバランス・・マウスピースを左右に傾けてその抵抗を調べる
◆上端と下端のバランス・高い音と低い音の抵抗を調べる
◆カット面の仕上が雑なものは余分な繊維やケバを取る。
◆裏面の仕上が雑なものは余分な繊維やケバを取る。
◆カット面と表皮の境界を仕上げる少しだけ滑らかにする。
ここに書いたことはOGIに質問しても詳しく説明できません、意地悪なのではなく言葉や文章で説明するには無理な事なのです。OGIは丸材からリードを作っていたこともありますし何千枚何万枚のリードと出会いました、経験と感覚・・・
リードの厚さ・抵抗
◇市販されているリードは同じ品番でも厚さ
(抵抗)が違うでしょう。
◇寝不足・二日酔い・気圧 (標高)湿度のせいで、同じリードの厚さ
(抵抗)が違います。
◇リードは水分や唾液に含まれている成分が付着して変化すると思います。
◇そのうち良くなるリードもありますが、バランスの悪いリードは何時までたってもバランスが悪いです・・・。
◇リードの厚さがピッチに影響する事もある。
◇4〜4半〜5でも良いけれどマウスピースとのマッチング
(開きと長さ)です。
◇無理な厚いリードを使うと息が続かなくなってブレス間隔がせまくなりますよ!
リードの付け方
◇リードとマウスピースを密着させた状態で、髪の毛1本マウスピースが見えるくらいにリードをつけるのが基本。
◇しかし基本は基本・・・楽器・歌口・締め金・リードは基本通りに使用することを前提に設計しているでしょう。
◇でもより良くなるのであれば、基本から離れても構わないと思います。
◇リードをカットすると先端部をもう一度、繊細に微調整しないと使い物にならないのでこれはお奨めできません
リードミスが多い
◇原因1:マウスピース傷が付いたりしていませんか?
対策:おなじモデル(型番)の他のマウスピースで吹いてみる。
◇原因2:リードのバランス(左右・先端と根元)が悪くないですか?
対策:右に左に傾けて吹いてみてバランスを見てみる、深さを変えて吹いてみる。
◇原因3:トーンホールはしっかり閉じていますか?
対策:指の肉付きのよい真ん中で押さえる、指先に目があるかのように!
◇原因4:アンブッシュアーが力みすぎ・噛みすぎ・引きすぎではないですか?
対策:マウスピースを包み込むようにマウスピースをくわえ噛まない。
◇原因5:ソルフェージュ(発音・発声)に問題はないですか?
対策:高音以外は吹く音より低くイメージして息を吹き込む角度を低く。(オーバーブローしていまわないように)
◇原因6:吹奏中にマウスピースが口の中で動く事によってリードと唇の圧力が変わる。
対策:すべり止めのためにマウスピースパッチを貼る。
◇必要以上にリードミスを恐れてはいけません、積極的に吹いた時にリードミスが減ることもあるんですよ。
音の出だしに「キュッ」という鳥肌の立つような音がする
原因としては、
音を出す時に口が動く・・・・歯と歯の間隔を変えずに発音する。
(音の吹き始め・音を保つ時・音が変わる時・音域が変わる時)
(例:ドレミファソラシドを、口を変えず、歯と歯の間隔を変えずに言ってみよう)
マウスピースをくわえる深さが深すぎる・少し少なめにくわえる。
マウスピースとリードが合っていない・・5RVと3番が標準か。
発音時のタンギングが荒い・・・・・・・舌はソフトにリードと触れるように!
リードと音色の関係
◇リードは無理なく吹ける厚さのものを使いましょう。
◇厚いリードが良い音を出すのではありません。
◇長いフレーズ(長いブレス間隔)や音の跳躍、速い音形を吹く事も考慮しましょう。
◇理想としては、薄めのリードで豊かな音を出す。(K.ライスターがそうです)
◇口の中を縦に大きく広げて吹く(マウスピースとリードの広くする!)
◇マウスピースとの関係もあるでしょうが・・機会があったらいろいろ試してみてはいかが。
リードを削る-1
◇リードの削り方ですが簡単ではありません!
◇たくさん失敗したころに身に付くでしょう!
◇削って悪くなったら、それはいけない削り方、
◇削って良くなったら、それはよい削り方です。
◇削るのは表?・裏?・・・◇削るのは上?・下?・・・◇削るのは右?・左?
◇使うのはナイフ?・・・紙やすり?・・・砥石?・・・その他?
◇リードを削る暇があったら練習をしろ・・・という先生もいました。
◇いいリードがなければどんなに練習しても駄目だという先生もいた。
◇リードを削るのは練習時間に入れないで今まで以上に練習が必要!
◇削る必要のないくらい良いリードがあればいいのにね・・・!!
リードを削る-2
◇リードを削るのは何故:薄くする・平らにする・繊維ケバを取る・バランスを取る。
◇どこをどう削る・・・:先端・ハート(重心)は削らない(最小限なら可)
◇表を削るときは繊維に対して直角に・・・裏は繊維の方向と平行に削る。
◇削るときは最小限に、削り過ぎに注意! 削らないに越したことはない。
リードには極度の乾燥は有害である(暖房のせいで、レッスン室がどうしても乾燥してしまう)
リードの先端部は口の中で濡れているが根元の方は乾いたまま、この濡れ方の違いからくるアンバランスもリードの不調に影響を及ぼしていると思われる。根元部分を水で濡らしてみる(時には全体を)・・・少しバランスが良くなる。・・・これから寒くなる秋と、これから暑くなる春では、リードの状態が異なるような気がします・・・リードは刈り取られた後でも季節を感じているのですね!!
リード裏側の変形が乾燥の影響で進んで来ています(気温が下がり、乾燥した冬型の環境になりました)
ナイフで刃に引っ掛かる部分を軽く削った・・・反応が良くなったが、根元の方だけにしておかないと・・・。(先端は削らない)・・・削り屑が粉のようになるような削り方で、リードの裏面のケバや余分な繊維を取り除きます。・・・ナイフ以外にも、砥石(あまり細くないもの)布(あまり厚くない東レのトレーシー)紙(ケント紙、又はコピー用紙)を使う場合もあります・・・砥石・布・紙でこすることによって余計な繊維やケバをとり繊維の目を詰らせて水分を吸いすぎないようにする。
リードは乾いた唇では上手く振動してくれないので、乾いた唇は唾液か水で濡らしてあげましょう
。また、リードを濡らす場合に唾液を用いる人と、水を用いる人がいます(水は浸透しやすいが唾液は浸透しにくい)どちらが良いかは状況次第です・・・ちなみにOGIは水で濡らし、すぐに拭き取ります(水分を吸いすぎないように)
リードのカット面の形はV型とU型があります
が、これはリードの原材(丸材)の太さで違っていきます、OGIはU型が好きです。表皮の色が黄色(金色)ぶち(点々)、半黒、黒・・・と色々ありますが、この色はリード材(ケーン)が育つ時の水分や太陽光線によるものだそうです、OGIは、黄色〜ぶち辺りが好きです。後は当然ですが繊維が真っ直ぐで、カット面の左右が対称であること。1箱(10枚)の中で2枚が厚い、2枚が薄い、6枚が丁度よい・・・これくらいだったら喜ぶべきでしょう。
リードの材料であるケーンは1年草で、毎年収穫、乾燥、加工されて出荷されます
。箱に製造年度が入っていればいいのにと思うのですが。箱の何処かに(例えばバーコードに)記載されているのかも?もし知っている人がいたら教えて下さい.。年によってケーンもワインのように出来、不出来があるようですから。ところで、リードは新しいものが良い?それとも古いもの?OGIは2〜3年前に買って保存していたものが良いように思うのだが・・・でも、その年のケーンが良かったからかもしれませんね。
リードケースを使っていますか?
・・・今日、はじめてレッスンに来た中学生もそうだったのですが、リードケースを持たずに購入時に付いている1枚用パッケージを使っているひとが多いようです。OGIはリードの裏面の状態(変形・キズ・繊維・ケバ)をとても気にします、1枚用パッケージはリードを取り出したらその場でゴミ箱へ、リードは平らなガラスの付いているリードケースに保管したいものです。鉛筆でリードの裏に文字や記号を書く人もいますが、あ〜〜大切なリードの裏側が・・・と思ってしまいます。
リード選び(よし!本番はこのリードでいくぞ!!)
・・・よくあることですが、演奏会前日に決めた本番用リードとGP用リード。GPでGP用リードを吹いていて全然問題がないのでそのまま本番で使う・・・今日の本番がそうでした。特にGP用リードが本番用リードに比べて新しい場合(昇り調子)古めの本番用リードより良くなることは充分ありえます。リードはホールで吹いてみて初めて評価できるのであって、前日、家で吹いて一番良かったリードが次の日ホールで1番良いとは限らない・・・本当にリードって不思議ですね〜〜〜。
リードのローテーションはどうしていますか?
・・・◇リードケースは何枚入り?・・・昔は12枚入りを使っていたが、最近は8枚入(10枚入りかな?/裏表使えるやつ)を使っています、あまり多く確保していてもしょうがないので、厳選して8〜10枚でローティションを組みながら、劣化したものから破棄しています。・・・◇一日に何枚のリードをローテーションする?・・・日によって違うのだが、リードケースに入っている物を全て吹くこともあるし、1日1枚でいっちゃう日もありますね(どちらが良い方法かはいちがいに言えません)◇何日でローテーションが一巡する?・・・特別に良いリードでも2〜3日に1回は吹いておかないと変化してゆくので大事にしまっておくわけにはいきません・・・リードはあくまでも消耗品、今一番良いリードが何時までも一番良いリードではありえない!・・・☆リードの状態とその変化をしり、リードの寿命を知るべし!・・・
リードの寿命はどれくらいですかどうでしょうか・・・?
・・・人によると思いますが・・・。
1箱(10枚)中、半分くらいしか使わない(使えない)人もいますし。
初心者の場合、リードの先端部が割れたりして使えなくなるリードが多いと思いますが、
上級者では、破損ではなく、弾力がなくなったり、劣化して使えなくなく場合が多いです。
リードは消耗品なので永久に使えるわけではありませんが、丁寧に扱いたいものですね。
1ケ月に1箱は少し短い方だと思います、リードはローテイションを組んで取り替えながら、
保管する時はリードケースに入れておくことをおすすめします。
OGIの場合は:かなり長い間、現役としてリードケースに入ってらっしゃいます
新しいリードは、少し吹き慣らした状態に持ってゆき・・・
ふるいリードは、少しリフレシュさせて使いますから・・・
使えるリードを、何枚かでローティションしますから・・・