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ポットおじいさん、みゃぁおです。こんにちは。 どうぞよろしく。 ポットおじいさんは「ドリトル先生」のお話、知ってますか? ああ、よく知ってるよ。岩波少年文庫だったよね。今でも売っているよね。 それがですね、"ニガー川"とか"つんぼ"などの差別用語が使われているとして 市民団体から回収を求められているんです。このお話はヒュー・ロフティングという イギリスの作家の原作を井伏鱒二が翻訳して1951年に出版されました。その後も版を重ね 2000年に新版が出版されています。「差別的表現」は原作にもみられますが、翻訳で 「差別的表現」になった箇所もあるということです。ニジェール川を「ニガー川」と しているところなどです。岩波では回収はせず「読者のみなさまへ」という文書をはさむ ことにしました。市民団体の声に耳を傾けつつも、「故人の作品に手を加えることは、 古典的な文化遺産をまもっていく責務を負う出版社として賢明ではない」というのが理由です。 それはそうだね。時代を超えて読まれている作品のなかには、そういう表現が少なからず出て くるのではないかね。それに手をいれるというのは、わしも反対。また差別用語というけれど、 言語としてはどうなんだろう?「ちんば」も「びっこ」も「足の不自由な」ということに なるけれど、それでは不自由さが正しく表現できないと思う。 わわわっ、そんな大胆な発言しちゃっていいんですか? まずいかな?差別で使ってるわけじゃないんだが、こういうことは言われていやな思いをする 人がいる以上、やっぱり使ってはいけないのかね。手塚治虫のまんがにも、この手のことわりが あったような気がするな。
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