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モーリー・しおり
     3月4日(月)
   ポットおじいさん、モーリー・しおりです。こんにちは。
   
   こんにちは、モーリー・しおりちゃん。よろしくね!

   ポットおじいさん、「日本近代洋画の父」と言われた黒田清輝について
   「彼の油絵は本来の油絵とはかなり違うものが多い」ということが、芸大教授の
   研究で明らかになりました。『油絵を解剖する』という本にまとめられました。
   「黒田清輝の不手際」と、過激な言い回しの帯がついています。

   どういうこと?

   黒田清輝はフランスに留学し、油絵を学びましたが、師の明るい画風だけを
   継承し、技術はきちんと学んでこなかったのではないかということです。
   本来、油絵の絵肌は100年後も傷まないものですが、黒田清輝以降の日本の油絵は
   傷みがはげしく、それは乾きの速い揮発性の油を使ったからだと教授は指摘しています。
   この方法は、油で絵の具を画布に定着させる本来の描き方からはほど遠く、絵肌も弱く
   なるそうです。帰国後、東京美術学校の教授になってからも、技術をきちんと教えなかった
   ため、日本の油絵は西洋で描かれていた油絵とは違うものになってしまった、とこの教授は
   言っています。

   油絵を学びにいったけれど、それを自分流にしたんじゃないのかね?
   西洋の油絵とは違うものにしたかったとか、そんなふうにも思えるけど。
   技術より、表現を重視したのかもしれない。

   そうですね。ただ、この教授の言いたいことは、「フランス絵画を正しく受け継いだ」
   とされているけれど、それは少し違うよ、ということなんじゃないですか?

           
                              ぽっと2