最近なにをしているのか。これからなにをしようとしているのか。自分でも不透明だが、とりあえずわかっていることを記す。人生の決算期を迎えたことだけは確かなので、祖先の墓を後始末して、尊厳死協会にはいり、散骨を考えているが、それまでの間、爺にならねばできないことを探っている。

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 柴田秀勝さん100周年記念イベントです

柴田秀勝さんは、声優集団青二プロの重鎮であり、当然声優として『タイガーマスク』のX大使などでおつきあいがあったけれど、それ以上にぼくの良き思い出となっているのは、彼の演出、ぼくの脚本で『火の鳥』などのシンフォニックドラマをなん本か舞台にかけていることだ。おかげで多くの声優さんと仕事でめぐりあっているし、手塚原作と格闘もできた。渋谷公会堂や新宿厚生年金会館、あるいは名古屋の中日劇場正月公演などの機会を得た。
その後も拙作『天使の殺人』の銀座みゆき館劇場初演では、メインスタッフとして公演をサポートしてもらった。その柴田さんが100周年のイベントを行うという。
内訳?は、柴田さん自身と柴田さんが経営する新宿ゴールデン街のスナック『突風』の歴史を合計したものだそうな。ちなみに──その『突風』は拙作のミステリにしばしば登場する『蟻巣』のモデルなのだ。推理作家協会受賞作『アリスの国の殺人』から、近作『完全恋愛』にいたるまで、えんえんお話の舞台になっている。
なお上の写真に登場しているのは、正面が手塚プロの松谷社長で、右が小林亜星さんです。


 書いたり乗ったりしゃべったり

速筆だったぼくも、年と共に遅くなった。パソコンに向かう時間の中には、のべつ幕なしのミスタッチが加わり、予想外なフリーズとその処理が含まれて、発狂寸前となる。……昔はものを思わざりけり。

中日新聞連載のコラム『読書かいわい』で取り上げたいコミックやアニメが目白押しとなった。先頃は生死を主題にした異色作をあげてみた。自殺現場の後始末だの、納棺の物語など。ぼくにとって近しい話題だったから。

瓜生慎のシリーズ、次の企画は『宗谷・望郷列車殺人号』に決まった。10月刊行の予定。

その間にできた時間で、懸案だった東京創元社のSFミステリ『ヘッド・ディテクティブ』を第一稿だけでも……と思ったが、これがうまくゆかない。創元社の担当さんとしゃべっているうちに、ヒョンなことから江戸時代の歌舞伎を舞台に──と御題をもらって汗をかいている。
もう二度と時代劇なんて書く機会はないだろうと、資料を片端から処分した後なんですよ。ヒー。

ほかに書きたいものは北海道の鉄道創始期を舞台にした鉄道ミステリと、これも懸案の『これはこの世のことならず』。企画書だけでも練ってゆきたい。

春には東京創元社“ミステリーズ!”の新人賞選考が始まる。綾辻さん、有栖川さんに伍して、若い人の作品をどこまで読み込めるか、楽しみであり悩みである。

アニメ系の仕事では、共同通信発の記事で週一回の『アニメクロニクル』が連載中。といってもぼくはしゃべっただけで、ラクしてます。幸い好評だそうで、全24回にロングランです。

やはりアニメのおしゃべりを、3月2日に徳島でやりました。主催者の小西さんが、掲示板にも書いてくれたし、写真も送っていただいたので、ぜひ載せたいのだがそのあたりが工事中の悲しさ、宝の持ち腐れになりそうだなあ。


エーこの度中日新聞社から第61回中日文化賞を頂戴いたしました。とまあ恰好をつけて書かねばならないほど、風格と貫祿のある賞(ぼくはどっちもないぞ)で、過去の受賞者は杉本健吉画伯だの御木本幸吉翁など。ぼくもトシに不足はありませんがね。と、辻翁は語る。
早速ぼくのことがコラム『中日春秋』に出たので、作家仲間の鳴海風さんや、中学時代の友人たちから、メールと電話をいただいた。

ところで下記の図版は、六年前(だったかな?)の長谷川伸賞受賞に駆けつけてくれたすがやみつるさん描く。いまのぼくは、もっと頭が薄くなりおなかが出ています──念のため。


 電子本のCMですが、いずれこの欄も引っ越す予定。……とずっと書いているんですが、なかなか間に合わない。しかも電子本はどしどし増えるし。いまやぼくにも整理がつかなくなってきた。


残念ながら電子本は旧作ということもあるが、広告ひとつ打ってくれないから、コンピュータに無縁の読者は知る由もない。このほむぺに辿り着いた人に広告しても、あまり意味ないような気もするが、勿体ないので自前で宣伝する。どうぞご贔屓に。

〔光文社電子書店〕
迷犬ルパンの檜舞台 本体価格600
迷犬ルパンの名推理     700
迷犬ルパンの大活劇     600
迷犬ルパンの蒸発      600
迷犬ルパンの挑戦      600
鉄腕ルパン     500(アトムのパロディ)
蜘蛛とかげ団    500(乱歩のバロディ)
零下四十一度の義経伝説   600
迷犬ルパンと三毛猫ホームズ 600
東海道本線殺人事件     600
迷犬ルパンと里見八犬伝   600
能登はやさしや鬼までも   600
迷犬ルパンと「坊ちゃん」  600
迷犬ルパンの大逆転     400
迷犬ルパンと地獄谷     400
迷犬ルパンと幽霊海峡    300
迷犬ルパン、ハウステンボスを走る  300
迷犬ルパンの東京暗殺マニュアル   400
線と面       400(清張のパロディ)
銀河鉄道の朝    400(賢治のパロディ)
犬墓島       400(正史のパロディ)
はるひワンダー愛  400(週刊平凡連載)
超人探偵南方熊楠  600
お犬様捕物帳    400

シリーズは違うのだが、集英社・中央公論社と渡り歩いたおばあさん探偵ユーカリさん最後の『超特急燕号誘拐事件』がお仲間入りした。モデルだった伊豆高原の人形のアトリエ“それいゆ”のママが亡くなったので、登場人物もそれに殉じました。

  新しくシリーズ化した瓜生慎の『殺人号』もの第一  作が電子本の仲間入りした。
北海道・幽霊列車殺人号  400円
  どうぞよろしく。

  小説ではないが、旅本もニ冊、
  光文社電子書店mm文庫にくわわった。

ニッポン旅行の殿様 400
ここは極楽 湯の宿めぐり 500

〔徳間web書店〕
アリスの国の殺人      500
殺人者が日本海を行く    500
三陸鉄道 死神が宿る    500
死体が私を追いかける    500
旅は道づれ湯はなさけ    500
鳴門に血渦巻く       500
火の国死の国殺しを歌う   500
ローカル線に紅い血が散る  500
探偵さん、迷宮です!    525(以下税込み)
犯人さん、復讐です!    525
味子さん、殺人です!    525
ブルートレイン北へ還る   578 
                  
瓜生慎シリーズは現在光文社文庫の『……殺人号』シリーズで続いているが、『死体が私を……』はその第一作で、新刊?の『ブルートレイン……』が第二作にあたります。

双葉社やぶんか社からいくつも出てるので収拾がつかないが、角川書店と祥伝社からは゛なぜかそれぞれ一冊づつ出ている。

私のハートにあなたのメスを
殺人がいっぱい

どちらもよくいえば異色作だが、わるくいえば……いや、自分で自分の悪口は控えておこう。気になる人はどうぞ購入してください。




 お仲間のおいでを待ってます

 中銀ライフケア
季節感を添えようと、ぼくが仕事部屋にしている熱海の老人マンションが、しばしば登場する。もし関心がおありでしたらどうぞこちらへ!最近賃貸もはじめたので、人口?が増えてきた。実はさっき端午の節句のお祝いをすませたばかりです。


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