国際中医標準試験は、中国政府(衛生部、国家中医薬管理局)が国際的に中医学の専門家を認定する制度です。
中国には多くの人が中医学(漢方)を学びに来ますが、以前は客観的な技能・能力の評価基準がなく、「自称 中医師」が数多く現れ、治療をめぐって各地でトラブルが相次いでいました。そこで、1991年、中国政府及び世界保健機構(WHO)の援助を受けてセンターを設立し、中国スタンダードによる能力認定を開始。韓国、日本、シンガポール、ニュージーランド、マレーシア、アメリカ、カナダ、ドイツ、イギリス、イスラエル、ブラジル、アルゼンチン、ベルギー、フランス、スイス、スペインなど20数カ国及び台湾、香港、マカオの中医学従事者が受験しました。
この試験は中国政府が国際的に中医学に従事する人を認定する国際中医師試験として発展し、日本においても1996年以降、毎年国際中医師試験が実施されるようになりました。
国際中医師試験にはA級とB級があり、中国政府はA級を中医師水準、B級を中医士水準として差別化しています。
ただし、日本では医師法の制約があり、国際中医師と公に名乗ることはできません。
|