◆ こちらはM-nop村越がオリエンティア向けに企画応募した読図問題の解答編です ◆ 読図問題に応募いただきありがとうございました。15名の応募がありました。トップのYMさんは1:25000図上で平均1.2mmの誤差という素晴らしい成績でした。賞品欄になんらかの記入がある方は賞品の該当者です。賞品の送り先をお知らせください。先着1〜3の方はコンパスがあたりましたので、プレートタイプの5Jet、スペクトラ(指はめタイプ)、またはリストコンパスのいずれかのご希望も記入してください。以上は、Mnop@nifty.comあてにお送りください。 ![]() 解答例 本問題は、写真からだけでは必ずしもピンポイントで撮影位置を特定できるとは限らない。問題の条件にもあるように、問題図外の地図も利用し、遠景の位置関係を使うとより、正確な撮影位置を特定できる。しかし、本図だけでも、かなりの程度撮影位置を特定することができるだろう。以下では、その前提で回答例を提示する。 1:(最小誤差5mm、平均誤差:11.4mm)左側の斜面がかなり急に下っていること。7枚の写真中1枚目であること、登山道がほぼ水平であることから、剱御前小舎のそばの道のどこかであることまでは容易に絞り込めるであろう。 絞り込みの手がかりは道の先方にある小ピークである。もちろん、地図にはピークはないので、このピークは10mに満たないものだと推測できる。このようなピークがある場所は通常その一本下の等高線がふくらんでいる。そのような部分は2710mのコンターで囲まれた部分か、2690mのコンターで囲まれた部分のいずれかである。写真を見ると、小ピークがある部分の尾根とそれより上の部分の尾根の方向には大きな違いがないので、2690mのコンターはそれより上部とは方向を変えていることから、2710mのコンターで囲まれた部分が正面に見えていると絞り込める。その鞍部までの距離は、完全には判然としないが、ハイマツと岩の入り交じりもはっきり見えていないことから、そう遠くはない2-30mと思われる。このことから回答の場所が正解となる。 2:(最小誤差0mm、平均誤差:9.5mm)尾根道の続いている中程度の斜面の上部であることが写真より読み取れる。この尾根は延長すると谷を越え写真上で建物らしきもの(赤いところ)の右に出る。これは地図上で「連峰」と描かれた建物だとおもわれる。このような尾根を眼下に見ていることより2の場所が正解となる。 3:(最小誤差0mm、平均誤差:10.1mm)まず2が決まり、4がこの尾根の下部にあるがけのそばであることは確実なので、その間のどこかであると絞り込む。大きな範囲の地図を使えば、上下にある任意の2点をとらえることで位置を確定できる。またこの地図の範囲でも確実な特徴は捉えがたいが、正面に手前に向かって延びている低い尾根の方向を利用すると、概ね3の位置が特定できる。この先の点になると、斜面の方向が変わってしまうこと、これより上だと手元に写る斜面がもう少し急に見えるはずなどの点も位置確定の材料となる。 4:がけが道と接している箇所が二カ所あり、そのいずれかだと思われる。先の方だと、その先の尾根がほぼ一直線にみえるはずだが、この位置からは、尾根がやや右に回り込んでみえる。その点から4の位置だと考えられる。これはどちらが正解か悩んだ人も多いのではないだろうか。いずれを選んでも、実際のナヴィゲーションという面では問題ないだろう。 5:(最小誤差3mm、平均誤差:22.4mm)この点は決めてに欠く。正解の周辺の沢の上流だということは風景からおよそ分かるだろう。ここまで分かれば、実際のナヴィゲーションでは問題ない。後は、写真に写った特徴的な上下の2点を使って位置を決める。 6:(最小誤差1mm、平均誤差:7.5mm)川沿いの道がほぼ自分の方向に一直線に延びていること、急斜面の谷に降りる道の手前あたりであることから6の位置と推測できる。 7:(最小誤差1mm、平均誤差:7.1mm)5や3の写真で見えていた低く長い尾根の見え方、周囲の谷との関係から、自分がいるのはかなり平坦な尾根上の道であることが分かる。そしてその道が正面に延びていないことから、その曲がりである7だと推測できる。
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