豆知識
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ミチイト・ハリスの強度表示には,通常,号数表示とポンド表示が用いられている.細かい数字の誤差はあるが,だいたい4lb.が1号に相当すると考えて良い.ちなみに1lb.は約500gと考えると簡単に計算することが出来る.この表示は,糸の引張り強度を示しており,特にポンド表示の場合は,そのポンド以上は耐えることが出来ないという表示のケースが多い.これは糸の太さごとに競技を区別する欧米の風習のためである.また糸の強度を規格する団体も存在するほど厳密に行われているらしい.ただいずれにしろ,糸の強度は表示された強度の近くにあることは間違いないはずである. 糸の単純な引張り強度は,単純に材料力学的に考えれば,糸の断面積に比例するはずである.すなわち,糸の強度は径の二乗に比例し,また糸の径は糸の強度の平方根に比例するということになる.号数表示は糸の断面積に比例して番号づけているので,ポンド表示とは比例する表示と考えても良いのである.ただし,ここで気を付けなければならないのは,この表示は単純引張り強度の数字であって,実際に結んだ場合のような屈折強度を示したものではないことである.結び目があるような場合,糸の実質的な強度は単純引張り強度よりも極端に劣ることになり,それ故に,結び方の優越は釣りにおいて重要なファクタになりうる.通常糸が切れる場合,ハリスが一番多いと思うが,これはハリスは糸が細いうえに,針の結び目に非常に大きな屈折力がかかるためと考えることが出来る. また,動的な荷重負荷に対する強度も,単純引張り強度に比べて劣ることも忘れてはならない.例えばミチイトを急激に引張った場合,やはり表示強度よりも劣る結果を出すはずである.これらのことを踏まえて,実際のやりとりではなるべく糸には静的な荷重がかかるように,デリケートに竿やリールを扱う必要がある. ミチイトおよびハリスには,その材質にナイロンを用いた物と新素材系の編み糸の二種類が一般的に普及している.新素材径の編み糸は,ナイロン糸に比べて同じ径であれば2倍以上の強度があるといわれている.先にも記述したように,強度と径は比例関係にあるので,ナイロンと同じ強度の新素材糸はその太さが約半分以下ということになる.また,新素材系の糸は非常に柔軟性があるので,結び目に屈折力があまりかからないことが考えられる. しかし,新素材系の編み糸の一番の特徴は,編み糸であるために糸に応力集中が起きないということにつきると思う.ナイロン糸のようなモノフィラメント糸は,糸に少しでも傷が付けば,そこに応力が集中し極端に強度が落ちてしまい,表示強度よりも小さな引張り力で切れてしまう.しかしながら編み糸であれば,たとえ繊維のうち数本が切れたとしても,糸の断面にかかる応力は増すが,応力集中を起こすことはない. 鯉釣りの場合,ハリスに新素材の編み糸を用いることが非常に多い.これは,まずベタ底の釣りであればさほどハリスに色が付いていても目立たないから,その柔軟性が鯉の「吸い込み」という就餌性に最適であるから,そして針の結び目などといった極めて糸に対して負担のかかるケースに対し,適応しているからといえる. |
釣りををしていると,一度どころか何度もしてしてしまうであろう根掛かり.私は根掛かりが大嫌いで,今の釣り場も根掛かりしないという点がお気に入りで通っているようなものです.少しでも釣りをしたことがある方は御存知だと思いますが,この根掛かりからの脱出方法について少々書きたいと想います. 私が釣りを初めて間もない頃,根掛かりから脱出する際には,まず竿をいろいろな方向にあおったりして,それでもダメな場合,糸をはさみなどで切ってしまっていました.しかし,これは今想うと最悪の対処法でした.ミチイトはすぐ無くなり巻き直さなければならないし,川に糸は放置したままになるし・・・ では,どの様にすればよいかというと・・・ まず竿をいろんな方向にあおり,それで外れることを期待する. それでもダメな場合,竿を曲げないようにミチイトに対して竿をまっすぐにしてそのまま引っ張る. もちろんこの場合ドラグは思い切り締め込みます.もしそれでもドラグが効いてしまう場合,スプールを自分で押さえながら引っ張ればよいでしょう.このようにした場合,竿を折ることなく,糸の一番強度の弱い場所で切れてくれることになります.通常であればラインシステムの中で一番強度の弱い場所である針の結び目になるはずです.このように対処すれば,川に残す物は針だけですし,ミチイトも失うこともないはずです. 糸が切れた場合,ゴムを引っ張って放したときのようにパチンとくるのではと怖がってしまうかもしれませんが,針や錘が引っかかっている場合であれば,水中での抵抗があるために糸がムチのように体を打つことはありませんので,安心して引っ張ってください.ただし,ミチイトの途中で引っかかったりしているともしかしたらパチンとくるかもしれませんので,気を付けてください. まぁ,一番良いのは根掛かりをするようなところでは釣りをしないことですね.ただし,どんな釣りでもそうかもしれませんが,根掛かりするようなところが好ポイントだったりすることが多いですから,そのような場合は,どこだと根掛かりしてどこだったら根掛かりしないかわかるまでそこを把握できるようになるべきかもしれませんね. |
おそらくこのアタリセンサを使うのは鯉釣りぐらいで,他の釣りをされる方は意外に思われるかもしれませんが,鯉釣りではアタリセンサを使っている方が多くいますし,ニフティの釣りフォーラムでもアタリセンサに関する質問がたびたびあります.このアタリセンサというのは,その名の通り,鯉が当った場合(針に掛った場合)にそれを教えてくれる物です. その基本となる機構は結構単純で,道糸をセンサーのスイッチに引っかけ,鯉がアタリ道糸が引っぱられるとスイッチがオンになり,アタリを教える電子機構に電流が流れ,作動するという物です.まぁ,竿の先に鈴を付けた物を電子化した物と言ったところでしょうか.アタリを教える電子機構には,単にブザーが鳴る物や,電波を利用して離れた場所でも判るようにした物など様々な物があります.しかし,基本的には道糸が引っぱられたときにスイッチをオンにすることにより電気を流す物が基本のようです. もし,初めての方が作るとしたら,ブザー式の物がよいかもしれません.用意する物は,基本的にはブザーとスイッチ,そして電源系程度でしょう.ブザーはいろいろな物がありますが,防犯ブザーなどが一番手に入れやすいかもしれません.ちょっとした日曜工具店や電気街で購入することが出来るでしょう.工夫が必要な点は, まずセンサーの取付け方法,これは多くの方が竿立てに取付けるようにしています.取付け方としては大きなクリップを用いる方法が多いようです.もしくは竿立て自体をセンサが取付けることが出来るように加工している人もいます. 次に道糸のスイッチへの引っかけ方.これが上手く行かないと,誤報やアタってもセンサが作動しないなどのトラブルが発生してしまいます.スイッチにゴムの輪を付け,それで道糸を引っかけるなどの工夫をするケースが多いようです. そして最後に防水対策. この三点を注意して皆さんセンサを作成しているようです. ブザー式の物は,あまり音を大きくすると他の鯉釣師の方の気を散らしてしまうことがあるようです.特に静かなところで神経質に鯉釣りをしている人とのトラブルに関して,何回か話を聞いたことがあります.このようなトラブルには気を付けて,楽しい釣りを楽しみたい物です.センサがもっとも威力を発揮するのは,何日間も連続で竿を出す場合,特に睡眠をとっているときのアタリに対してです.また,何人かで竿を出していると,必ずバーベキュー,そして酒盛と竿を離れてしまうケースが多く,このような場合にセンサがあると便利です.周りの状況を良く判断して,センサを使い分けるようにした方が,楽しい鯉釣りを楽しむことが出来るのではないでしょうか. 私はまだセンサを持っていませんが,やはりオフなどの時にあると便利だと思います.機会を見つけて作成してみたいと思います.もし作成した場合はレポートしますので,お楽しみに・・・ |
釣具屋さんに行けば必ずある市販の鯉釣り用吸込み仕掛。この市販の仕掛から鯉釣りを始める人も多いのではないでしょうか。私も市販の仕掛を使っていた時期がありました。赤いハリスに6本くらいの針とラセンのついているあの吸込み仕掛です。 しかし、ベテランの人で市販の吸込み仕掛を使っている人は以外と少ないのが現実です。もちろん、ある程度釣りをするようになると、自分で仕掛を作るようになるということもあるのですが、あの赤い糸を嫌ってというケースが多いようです。市販の吸込み仕掛に使われている赤糸はかなり強度があるのは確かなのですが、吸込みという釣り方にはハリスの柔軟性に欠けるといわれています。また、必要以上に針の数が多く、根掛り、やり取りの際に遊んでいる針が魚にかかってしまう、餌を付けるときや魚を外すときに怪我をしてしまうなどという点が嫌われているようです。結局それなら自分でつくってしまえという話になるわけです。 しかし、あの市販の吸込み仕掛をそのまま自分で作っている人は少ないようです。その人なりの仕掛がそれぞれあり、その工夫もまたそれぞれです。釣りの入門書に出ているものは吸込み仕掛そのままですが、鯉釣りについて触れた本があればいろんなものが紹介されていると思いますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。ちなみに私が使っている仕掛は「遊動式2本針仕掛」というものです。 また、仕掛を自分で作るとなるとハリスにも工夫を加えたいところです。吸込みという就餌性を考慮すると、ハリスには柔軟性があるもので強度のあるものが求められます。このようなハリスとして、新素材系の編み糸ハリスがよく使われています。新素材系のハリスには鯉釣り用と銘打ったものもありますので、是非おためし下さい。船釣りで使われるPE道糸でも良いと思います。 針も釣具屋さんに行くといろいろとあるので、それぞれ目的に会わせて自分好みの針を選ぶと良いでしょう。自分で仕掛を作ってしまえば関係ないのですが、市販の吸込み仕掛は針の強度が少し弱いような印象があります。私は何回か針が曲ってバラしたことがあります。針には鯉釣り用の物も探せばありますし、ヘラ用の針を代用することもできます。「伊勢尼」という針もよく使われているようです。ちなみに私はスレ針を使っています。なかなかお店にスレ針を置いてあることはないのですが、ヘラ用のを代用しています。 市販吸込み仕掛についているラセンも釣具店に置いてあることがあります。まぁ、これを使っても良いのですが、強度を求められるような物ではないので、針金などで自作することでできますね。 自分で作った仕掛で釣上げたときの喜びはひとしおです。皆さんもいろいろと試してみて下さい。またよろしければ、どのような仕掛尾を使っているかなどということをメール、あるいは掲示板に書込んでいただけたら、幸いです。 |
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「大ゴイ倶楽部」とは数少ない鯉釣りを専門にした釣り雑誌です.主にいろんな鯉釣り倶楽部の人が原稿を持ち寄っていろんな記事を書いているような感じです.ポイント紹介,タックル・仕掛けの紹介などが多く載っており,とても参考になります.鯉の他にも草魚やアオウオといった淡水の巨大魚についての記事もあります.
年二回のペースで発行され,なかなか見つけるのは大変ですが,あれば参考になるものですので,皆さんも如何でしょうか? |