小さな旅と温泉 W



秋田県 抱返り渓谷      秋田県 白神山地      三重県 御在所岳


群馬県 吹割の滝と片品川渓谷                 群馬県 老神温泉


抱 返 り 渓 谷




秋田県の十和田湖に程近いところにあるこの「抱返り」渓谷は東北の耶麻渓ともいわれ、多種多様な樹木の色彩のコントラスが、深い渓谷の両岸を覆うようにちりばめられている。

切り立った崖の下を流れる玉川の青緑色に木々の緑や紅葉が映り込むさまは正に絶景だ。

          

今回は生憎の長雨の後で回顧(みかえり)の滝から上流は落石の危険があって通行止めになっていたのが残念だった。
掲示板の幅ほどの小道が、神代貯水池まで続いている。

回顧(みかえり)の滝







白 神 山 地

(峨瓏峡の峨瓏の滝)

白神山地に分け入る麓の町、藤里町にこの滝はあった。高さ12mの断崖の上からほとばしり出る水量は多く、流れ落ちた水は澄み切った浅い清流となってゆっくり静かに流れていた。


岳岱自然観察教育林


世界遺産に登録された白神山地に連なる「岳岱自然観察教育林」のブナ林に立つ森の巨人100選の一つ、白神のシンボルともいわれるブナの巨木は、樹齢 400年・樹高26m・幹周4.85mの見事なもので辺りを睥睨するようにそそり立っていた

熊の出没が多くここでも注意の立て札が立っていたし、太いブナの木には熊の爪後が痛々しく残っている。



今年の異常な暑さは紅葉の時期を遅らせていて、全山紅葉とはいえないまでも白神の山々は赤黄橙色取り混ぜて美しく映えていた。
田苗代湿原(駒ケ岳)は今の時期、人の入る気配はなく、ひっそりと静かな佇まいを見せていた。



御在所岳(鈴鹿国定公園)



四日市へ出かけた折にちょっとした余暇が出来たので半日鈴鹿山脈の秀峰御在所岳へロープウエイを利用して登ってみた。
本州の中央に位置する360°の眺望はそれは素晴しい眺めだったが、生憎花や紅葉の季節から外れていたのが残念だった。
太平洋と日本海の気候が接する地域なのでオールシーズン魅力には事欠かない山だという。
山頂に生えていたつつじは、花崗岩地帯で風が強いせいかどれもが環境に耐え抜いてねじくれて低い潅木林になっていた。



老 神 温 泉

古の昔からの言い伝えで赤城の神が開いたこの地を追神といい、後に今の老神の地名になったといいます。その神様が開いたので温泉も老神温泉といウ名がついたといいます。片品川のほとりにあるこの温泉は尾瀬沼への通り道としても以前から栄えた温泉でした。

向かい側の切り立った山肌は岩肌が露出し、露天風呂から眺める山の稜線は葉がすっかり枯れ落ちた木々の枝が風に揺れてざわついていたが、それ以外は全く物音一つ聞こえない静寂が辺りを包み、都会地の騒音の世界を離れた数日、体の芯から洗い清められたようだった。


吹割の滝と片品川渓谷


轟々と流れ下る

尾瀬沼付近を源流とする片品川の渓谷美は、利根川の支流でも唯一の美しさといわれているが、その一角をなす「吹割の滝」は満々たる水量を急峻の崖に囲まれた滝壺に唸りを上げて流れ込んでいた。




渇 水 期

訪れた年末は生憎渇水期、乏しい水量で「吹割の滝」も淋しいものだったし、紅葉も時期を過ぎていたのでひっそりと静まり返っていて、人出も少なく淋しい佇まいの渓谷だった。




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