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列車内の午睡
《目次》

02日(日) 猫の手
05日(水) 節分の福神
10日(月) 野点
21日(金) チューリップ
[写真]
午後の西武線車内にて。
日向の窓際は頭からつま先まで心地よく暖まり、ついに読んでいた新聞からも手が離れて...

▼ 猫の手 02日(日)
1日、和田サイクルの前に、右手の骨折療養中のWさんがbikeEに乗って姿を現わした。
リカンベントのbikeEならば、手で体重を支える必要が無いので、 片手でも殆ど問題なく乗ることが出来るそうだ。

もちろんブレーキも左側 (WさんのbikeEの場合は前輪)だけは使えるのだが、 前後輪のブレーキがバランス良く使えていた頃には隠されていた不具合が、 突如浮上してきた。
しかも手を負傷したWさんは今、自分では調整が出来ない。
意味が少し違うが「猫の手でもいいから借りたい」状況。

幸いにもこの日は、以前自身でもbikeEを所有していた練馬の渡辺さんが、 ブレーキの微調整を買って出てくれた。
和田サイクル店頭では見慣れた光景だが、この日は大きくて頼もしい猫の手で作業が進められた。
猫の手
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▼ 節分の福神 05日(水)
4日、[み]が虎ノ門に行ったついでに、金刀比羅宮に立ち寄って交通安全御守を買い求めた時の事である。
友人のN氏が、転倒して右上腕を骨折した後、脱臼が発覚して2度目の手術入院をしている。
春になったら一緒に走る約束をしているので、彼の分も御守を買って社務所から立ち去ろうとした時、 後ろから呼び止められた。

どうぞ、こちらもお持ち下さい。

買った御守と同じ数だけ、大豆の包みが手渡された。
大喜びで押し頂いてようやく気付いた、そういえば前日の3日は節分だった。
包みの中には薄紙にくるまれて、米粒のような金色の福神像が2つ、たぶん大黒天と恵比須さまだろう。
何だか嬉しくて、その時から胸のうちにも金色の像が宿っているような気がする。
節分の福神
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▼ 野点 10日(月)
9日は@niftyの定例多摩川オフだったが、〆切が迫って忙しくなり過ぎてしまった[直]は、 とても参加出来るような状況ではなかった。

悔しいので開催中止を祈願(笑)していたら、その思いが天に通じたのだろうか、 日曜日の天気予報は悪化する一方、少なくとも前夜から午前中にかけては雨が降るという。
そして迎えた当日、夜間降り続いた雨は朝には上がってしまったが、 まだ予報で風速10メートルの北西の風が報じられていた。
「行かなくて良かった」と思いたい加藤さんちは、これでようやく気を落ち着けて、 [直]は仕事に、[み]はコンテンツの更新にと集中したのだった。

しかし、せめて和田サイクルだけでも行きたいという思いは断ち切れず、夕方近くに出かけた。
多摩川オフから帰ってきた、まめさんとまきさんがいた。
聞けば、昼間は暖かく風も殆ど吹いていなかったという。
がっくりと肩を落とす[み]。

T氏からもみじ饅頭の差し入れがあったので、まめさんがお湯を沸かして抹茶を点ててくれた。
野点
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▼ チューリップ 21日(金)
暦の上では春が近づき、確かに暗くなる時間が少しずつ遅くなっている。
花粉症の友人たちは、続々と戦闘体勢に入った。
我々はこれから春一番を迎え、あの叩き付けるような南風の中を、砂埃にまみれて走るのだろう。
都心の花屋の店頭で、ほんのりパステルカラーに身を染めたチューリップの蕾を見かけた夜、 みぞれ混じりの雨の中を帰った。
春はまだ遠いのかもしれない。
チューリップ
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