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  自作メーターマウント

ハンドル周りを整備する直
《目次》

メーターマウント事始め
和田さん直伝のお手軽マウント
他の加工例:2003年
パイプの材料:2004年New!!

メーターマウント事始め

趣味のサイクリングを始めると、夜間走行に備えて、ライトなど購入する。
少し慣れてくると、走った距離や速度など知りたくなる。
そこでハンドルの上には、バッテリーライトやサイクルメーター(サイクルコンピュータ)など、所狭しと並ぶ事になる。

ところが所持品が増えてフロントバッグを取り付けた時、バッグが邪魔 になってライトが地面を照らせなくなったりする。
それにメーターも落とし穴が多い。
小径車はセンサーからハンドルまでの距離が長くなるので、ワイヤレスのサイクルメーターの電波が届かない場合があるのだ。
特に冬場は寒さで電池の電圧が落ちて誤作動を起こし、全力疾走でも時速10kmなどといった素敵な記録が生まれる。
有線のメーターでも、自転車を折り畳む作業を始めると、ケーブルが短くて引っ掛かるなんて話は珍しくない。
そこらへんは、まだ自転車用品全般に、大きなタイヤの自転車が主流だから仕方が無いのだろうか。
そこで、多くの人が目を付けるのが、長いハンドルポストの途中だが、肝心の 取付け用マウントがなかなか無い。

加藤さんちも、早くからメーターマウントに悩まされたクチだった。
当時はまだワイヤレスのメーターは少なかったが、有線でもケーブルは細く短く、 BD-1の折り畳み時に引っ掛かったり挟まったり、散々だった。
馴れ初めは1997年4月、[直]が浜松で開催された ミニベロオフに参加した時だ。
メーターマウントのアップ
[左写真]
バーレストを流用したメーターマウント。先端が丸くてメーターが滑り落ちそうだったので、 パテ状の二液混合式接着剤で縁取りを付けた。

[右写真]
これで、メーターは目出度く折り畳みヒンジの少し上に取り付けられた。ちなみにステム近くのコンパスも、 二液混合式接着剤で接着。
BD-1のハンドル回り
ハンドルポストへの取付方法を模索していた時、幹事のプー先生宅で見たBD-2(!)のライトの 台座が、まさにこれだったのだ。
そこでミソノイサイクルを紹介して貰って、道が開けたわけ。
ランドナー用のバーレストという部品を使い、 BD-1のハンドルポストの径に合わせて、TOMO専務が手ずからバンドを製作。
完成した作品が、上の写真のメーターマウントだった。

これはその後ライト用のマウントへと転用したが、長く愛用させていただいた。
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和田さん直伝のお手軽マウント

ここで勿体ぶるのも何だから、結論を急いで、 現在の加藤さんちのマウントの紹介。
今はもっぱら、サイクルメーターよりもライトの台座として使う事が多い。

オールドパーツのバーレストを探すのは大変なので、最近は身近な材料を使って自作出来るようにした。
構造が単純だし、自作ならハンドルポストの太さ、マウントの長さ太さも 自由度が大きいので、重宝している。
と言っても、これも和田サイクル の和田さんに伝授されたもの。
ただし和田さんはこれまで、女性限定で作ってあげていたらしい(笑)

自作マウント [左写真]
マウント部アップ。

[右写真]
自転車を逆さに立てて撮った写真なので、ライトの向きは上下逆(笑)

で、まずは使用する工具や材料
工具 材料
ノコギリ
ヤスリ
ドリル
はさみ
爪切り
プラスチックのパイプ
 (充分な強度があり、加工中に割れないもの)
タイラップ
ゴムシート
 (古チューブ。メーター類の付属品でも可)

[右図]
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[1]
プラスチックパイプ。図は加工後の形。これを想定して材料を探すこと。

[2]
上のパイプの加工後の断面を、2方向から見た図。凹型になった部分にハンドルポストを当てる。

[3]
ゴムシート。古チューブの厚みがちょうど良い。
マウント用材料
[4]
タイラップは、ホームセンター等で入手可。主に白と黒で、様々な太さがある。元々は電線を束ねるのに使われたので、 電気関係のコーナーに置いてある事が多い。図は端がソケットに差し込まれた状態だが、 このまま絞めると抜けなくなり、外すには切断するしかなくなるので要注意。

一応書いておくと、作画担当は加藤直之(笑)
上記材料のうち、タイラップ以外は廃材でも可だ。
現に上の写真の左側で使われているプラスチックのパイプは、インフレーター(携帯空気入れ)の部品。
ゴムシートは、自転車屋さんで貰ってきた古いチューブが、厚みもちょうど良い具合だったりする。

マウント取付説明図  準備が出来たら、次は作り方と取付方法
  1. プラスチックのパイプを適当な長さに切断。
  2. ハンドルポスト側に当たる断面を、その曲面に合わせてヤスリで整える。
  3. 曲面に合わせて対角線上に2箇所、ドリルで穴を開け、ヤスリで整えて、タイラップを通しておく。
  4. ハンドルポストと加工したパイプに合わせて、ゴムのシートをはさみでカットする。
  5. ハンドルポストにゴムシートを巻き、加工済みパイプを当ててタイラップを締め上げる。
  6. タイラップの不要な部分は爪切り等で切除する。

取付に失敗したらタイラップ1本が無駄になるが、高いものではないので、さほど気にならないと思う。
パイプやタイラップとハンドルポストとの間にゴムシートを巻く事で、双方が密着してかなりの 強度になる。
我が家が走るような、舗装路中心で100km程度の距離なら、重めのライトでも ガタはこないようだ。
参考までに、とりあえず我が家で試してみたライトは以下の通り。

CATEYE
 HL-500II(ハロゲン)
 HL-EL100(LED)
 HL-EL300(LED)

ナショナル
 NL-840P-K(LED)
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他の加工例:2003年

折り畳み小径車で同じ悩みを抱える人は少なくないし、それぞれの方法で 解決した人もいる。
その一部をここで紹介しようと思う。
毎度お馴染み、他人のナントカで相撲を取るコーナーだ(笑)

最初は2003年8月、 @nifty埼玉用水沿い炎熱ポタでご一緒したKIYOSHIROさんの、 PEUGEOT PACIFIC-18
なんと、ワンオフ(特注)のマウントを、 ハンドルポストにボルトを埋め込んで取り付けるという、思いきった方法で解決している。
プロの仕事だから仕上がりは大変美しいが、取り付けたら最後、位置が変えられないので、 加藤さんちのように貧乏性の人間は二の足を踏んでしまう(笑)

[1]
KIYOSHIROさんのPACIFIC-18のハンドルポスト周辺。全体にすっきりまとまって、配置も機能的だ。

[2]
マウント部アップ。後付けとは思えない美しさ。
ワンオフのマウント
[3]
トレンクルのメーターマウント。和田サイクルで取り付け作業が行われていた。

次は2003年12月。
馴染みの和田サイクルの店頭で、サイクルメーターを取付中の トレンクルを発見。
折しも冬真っ盛り、電圧が落ちたワイヤレスメーターのセンサーは、トレンクルのハンドルまで電波が飛ばせないでいた。
それでお客さんに依頼されたのだろうか、バイトのけんゆうさんが プロファイルのコンピューターマウントを取り付けようとしたが、 これが難しいんだな。
[右写真]
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プロファイルのコンピューターマウント

実は[直]も、過去に同じ商品で格闘した経験があるのだが、集中力には定評があるこの人でさえ、取付完了まで40分かかっている。
取付用バンドを固定するネジを、奥の「受け」に納める時、手探りで針の穴に糸を通すような感じで大変なのだ。
またうまく入ったとしても、しっかり固定しようと強くネジを締めつけると、別の問題に直面する。
パイプが柔らかい樹脂なので変形しやすく、固定ネジの頭が蓋ごとパイプの中に引き込まれ、内部に陥没してしまうのだ。

寒い戸外での作業という事もあって、方針転換せざるを得なかったけんゆうさんは、 結局[直]が見せた見本を参考に、上の写真のような加工を施し、メーターを取り付けた。
けんゆうさんもプロだけあって、要領さえ掴めば、我が家の素人細工より手際よく仕上げられるのだが、 和田さんから伝授されたノウハウが、和田サイクルへ 還元された、珍しいケースだった。

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パイプの材料:2004年

久しぶりに買った新車、FBIのPICCOLINO(隙間3号)にメーターを取り付けるため、例によって自作マウントの材料を探していたら、 捨てるのを忘れて埃を被っていた、乾き切ったサインペンを見つけた。
サインペン 見つけたのは、左写真の上のタイプ、三菱鉛筆の水性顔料マーカーPROCKEY(プロッキー)だ。
パイプの径が手頃そうだし、とりわけキャップの部分にテーパーがかかっていない、フラットな筒だ。
片側が塞がっているのも好都合なので、これでマウントを仕立ててみる事にした。

[左写真]
使い古しのサインペン。上が今回使ったタイプで、キャップがフラットなパイプだ。下はテーパーがかかっているので使えない。

で、出来上がったのが右写真。
サインペンのキャップはパイプの片側が塞がっているのが幸いして、外側から「腹の中」が見えない。
材質が柔らかいので、加工しても割れる心配が無くて、製作は楽だった。

[右写真]
隙間3号のハンドルポストに取り付けられたマウント。
PICCOLINOに付けたメーターマウント
他に、小十郎さんの水道管パイプを使ったマウントもあるが、うっかり写真を撮り忘れたので、そのうち紹介しようと思う。
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