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鎌倉徘徊ポタ

2001.10.08

鎌倉徘徊ポタ風景
日時 2001年10月08日
場所 大船〜源氏山〜鎌倉
総走行距離 8.5km
総走行時間 2時間30分
[直]自転車 トレンクル(実験機)
[み]自転車 トレンクル(弐号機)

▼江ノ電ポタ下見オフ

 @nifty FCYCLET(自転車ツーリングフォーラム)の兎亀会議室(首都圏)で、先月の境川オフ直後から その計画は始まっていた。その名は「江ノ電ポタ」、紅葉の時期に合わせて 11月 下旬〜12月上旬、江ノ電沿線の藤沢〜鎌倉全線を巡るという、企画だけ聞いていればなんとも風雅な計画。
 そのルートの詳細を打ち合わせ中に鎌倉の路地裏の話になり、大はしゃぎを始めたのが鎌倉の三悪人の一人、賄い岩田さん。 江ノ電ポタの下見を兼ねて非公式にやりましょうと言い出したのが、この「鎌倉徘徊ポタ」の発端だった。

 [直]は静観を決め込んでいたように見えた。しかし内心はこのところ忙しくて走りに行けず、ぷつぷつと欲求不満が 沸き出しいたようだ。オフ数日前に突然「これ、参加表明出すよ」と言い出し、実に手際良く手続きを終えてしまった。
 ところが兎亀きっての雨男、kiyonagoさんが参加表明を出したとたん、気象予報が悪化の一途を辿って転がり落ちてまっ逆 さま、前夜の天気予報では確実に雨。
 そして[み]は例のごとく夜更かし癖が抜けずに明け方まで寝たり起きたり、また寝不足....大丈夫だろうか。


▼片やムカムカ、片やルンルン

東海道線の列車内 06:00
 [み]は意外にもパッチリと目が覚め、起床。しかしそれに気を良くしてバッチリ朝ご飯を作ったのが、裏目に出た。
 運動不足とストレスで胃が絶不調の[直]には、起き抜けの食事が見事に消化不良。 東海道線に乗り込んで大船に向かう頃には、[直]は写真の通りのムッとした顔。あー、先が思いやられるぅ。


▼COYOTE SHELTER CLICK

09:30
 大船着。この日の予想最高気温は 19度、風が吹くと 10月初旬とは思えないほど寒い。駅舎の前には、もう町田の張さん (兎亀の最長老)他数人の姿が見える。
 猫のおしっこ臭いコインロッカー前で風を避けながら輪行荷物を解いていると、三々五々集まる怪しい人たち。
 しかし予告も無く乱入してきたのはパンク大魔王の ZINさん
 あぁもうこのオフはきっと地獄だ。

10:00 折畳み自転車COYOTE
 殆どの人が到着するも、10時集合を決めた肝心の幹事が来ない。
痺れを切らした張さんから呼び出し命令。電話の向こうの賄い岩田さんの慌てようが面白かった、ひひひ。
 そうこうするうちに、トリの理恵さんが新車をひっ下げて登場。いやホント、文字通りひっ下げてなのよ。
 英国 CONCEPT CYCLING社 COYOTE SHELTER CLICK
18インチ、7段変速、テクトロのVブレーキ、重量9.9kg、泥よけに輪行バッグ付きで58,000円はお得。 しかも理恵さんの組み立ての速さときたら! ちょっと羨ましい。




▼路地めぐり

鎌倉の路地に向かう長老二人 10:30
 幹事も到着し、やっと出発。

 写真は兎亀の長老二人、bicyclaさんと張さんのお背中。
 その前方に見える細い路地のように、とにかく地元の人しか知らないような裏道にどんどん分け入って行くので、 ちょっとした探検気分。
 時々、他人の家に入って行ってしまうのではないかとヒヤリとした事も。




▼源氏山/葛原岡神社

10:45
 スローペースで身体も暖まらないうちに源氏山、ZINさんがいる時は、 朝一番で「押し」になるケースが多いので緊張する。 右手茂みの陰に急坂が覗くが、幸いそこは通り過ぎ、ごく緩い坂を少し上って見えてきたそこそこの勾配に取り付く。
 「激坂」と言うほどきつくはないが、曲がりくねって先の見えない、[み]が苦手なタイプ。 喘息持ちは不安などのストレスが引き金になって気管支が狭窄するので、坂を上るどころではなくなるのだ。
 すぐに理恵さんのCOYOTEとKnightさんのBrompton、それから他の皆にも次々と雪崩のように抜かれる。
 それでも[み]は随分頑張っていたが、カーブの手前、左側に何の入り口か柵の手前が少し広くなっている場所に 転げ込むように止まる。 源氏山/葛原岡神社を背に

 そのうち坂で水を得たZINさんがウヒウヒと上から下りてきて、もう一度下に戻ってまた上り返してきたり、下からは 賄い岩田さんと、メカトラブルの bicyclaさんがのんびり押して来る姿が見え、我々も出発。

 ところが目の前のカーブを曲がると、そこがもう頂上、みんなすぐそこで休憩しているじゃあ〜りませんか。
 が〜〜ん、ゴールまであと 10mも無かったなんて。


▼銭洗弁財天前を素通り

11:00
 しばしの小休止の後、いかにも幹事好みのケモノ道に分け入ろうとする岩田さん。しかしこんな時には日頃の行いがものを言う。 殆どのメンバーはリーダーを冷たく見捨て、運命を共にしたのはげんさんとZINさんの 2人だけ。
 残りは " 常識人 " のジェイさんに率いられ、舗装路を降りて「本隊」と再会。
 こんな時はやはり君子危うきに近寄らず、うんうん。 銭洗弁天前の坂を下る

 ところが岩田さん幹事のオフがそれで終わるはずがなかった。気が付くと目の前に銭洗弁財天の坂、今度は掛け値なしの「激坂」。

 トレンクルに乗ったまま下りられるだけマシかもしれないが、とにかく距離が長いし、もっと怖いのは、折から降り始めた 雨に傘の花を咲かせ始めた観光客の皆さん。まさか上から自転車が転がり落ちてくるとは思っていまい。
 おまけに弐号機は不調な前ブレーキが雨に濡れてさらに効かず、[み]は真剣に怖かったらしい、 ぶるぶる


▼お昼のち徘徊

 手に汗握って下界に下りたら、もやい工芸の先の古びた小さなトンネルで小休止。
 暗く狭いトンネルに、十数台の自転車が一列になって雨宿り&雨支度の光景は、なかなか壮観。
 ところがまだ先は長いだろうと思ってしっかり装備を固めたら、トンネルを出てほんのすぐ先で止まってお蕎麦屋さん へ入ると言う。え、もう終わりなの?
 理恵さんもブツブツ言う(笑)

 さて待望のお昼。すかさずZINさんの「とりあえずざる二杯」が炸裂。
 [み]は冷えた身体に雪見障子が寒々しくて、暖かいお蕎麦にしようか迷っていたが、冷たいとろろ蕎麦。[直]は 残念ながら食欲不振のためキャンセル。
 とろろ蕎麦には自然蔗か上質の大和芋か、大変濃厚なとろろがたっぷりついて来た。お蕎麦は麺が白く細くて素麺のようで、 喉越しが良い。

 そのうちお腹もくちてリラックスムード、雑談に華が咲く頃合を見計らったように、理恵さんの携帯に kiyonagoさんから電話。

kiyonago「迷子になって辿り付けそうもないからもう帰る...」
一同「やったぁぁぁっ!」
扇ガ谷の小さな切り通し  絶妙なタイミングで雨足も弱くなり、皆いそいそとお店を出て出発準備。
 それにしても、雨支度に時間がかかり過ぎ、もう少し軽装備の雨具も考えた方がいいかもしれない。慣れない雨具の脱着で雫が散って、お店 の方にも大変ご迷惑をおかけしました。

12:30
 その後どこをどう走ったのか、扇ガ谷の小さな切り通しのトンネルをくぐり、かつてIsoさんが「担ぎトラウマ」になった という崖を左手に仰ぎ見ながら、どこから潜り込んだのか気が付くとお寺の境内を抜けて山門から出、人一人やっと通れるほどの 路地を自転車の団体さんがぞろぞろ走って通行人の顰蹙を買い、やっと視界が開けたらそこは鶴岡八幡宮の参道、ふう。

 え? GPSのトラックログは何のためにあるのかって?(^^;;


▼鎌倉駅

13:00
 で、とりあえず全員無事に鎌倉駅に着いてはみたものの、どうにも居場所が無くて落ち着かない一同。
 鎌倉駅前は無計画に動きまわるには都会過ぎる。これだけの人数が飛び込みでお茶する場所も無いし、自転車を停める場所 も無い。仕方が無いからもう帰ろうか、誰が言うともなくそんな話になった。
 但し黙って帰るメンツばかりではない、結局自走組と輪行組に別れる事になった。

 駅舎の喫茶店前の屋根を借りて、輪行組は思い思いに自転車を分解したり折畳んだり、その間自走組は雑談をしていたが、 誰よりも輪行準備が速い理恵さんは、意地でも大國の柚子餅を買って来ると言って一人雨の中に飛び出して行った。
 対して輪行準備に一番手間取ったのは bicyclaさんの古いランドナーで、珍しいフォーク抜き輪行の実演に、暇を持て余した 自走組が取り囲む。 鎌倉駅前にて

 この騒ぎの一部始終を喫茶店の中から見ていた男性客が出てきて、「ちょっとそれ(トレンクルの輪行袋)持ってみて いいですか?」と話しかけてきた。
 写真はフルサイズとトレンクルの輪行袋の差!

 そんなこんなで輪行準備も終了、そして準備が終わったら、もう即時解散。自走組はこんな雨の中で佇んでいるより、 早く走り出したくて仕方がないのだ。
車中のBrompton


14:00
 改札を入って他の輪行組とも分かれ、bicyclaさん、Knightさん、理恵さんと共に東海道線のホームに向う。ほどなく到着した 列車の暖かい車中に納まって、ようやくほっとひと息。
 写真は Knightさんと Brompton。
 偶然にも朝の[直]と同じ場所に自転車を置いているので、トレンクルと Bromptonの比較 になるかもしれない。


▼帰宅

16:30 大國の柚子餅
 家に帰って広げた、これが本日の獲物。
 今回は理恵さんに買ってきて頂いた大國の柚子餅。翡翠色の柔らかな薄皮が透けて瑞々しく、持ち上げると餡の重みがずしりと した手ごたえで、口に運ぶと柚子の香りが鼻腔に満ちてゆく。
 残念ながらこの柚子餅は直販でないと買えないが、他のお菓子は配送してくれるらしい。

和菓子の大國(大くに)
http://www.ohkuni.com/main.htm



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