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  BD ML荒川サイクリングオフ 2003年01月

2003.01.19


観覧車の下で昼食
日時 2003年01月19日
場所 杉並〜浮間舟渡〜葛西臨海公園
 〜銀座〜新宿〜杉並
総走行距離 81km
総走行時間 5時間12分
平均時速 15.5km/h
[直]自転車 トレンクル(実験機)
[み]自転車 トレンクル(弐号機)
備考 BD ML荒川サイクリング
    コース紹介を参照

▼AM 08:00 下井草駅前

今日は僕も膝が痛いから、ゆっくり走るように。

トレンクルの後輪に泥よけを取り付けながら、朝も早よから[直]が因果を含める。

そんな事、言われんでも。

[み]はむくれたが、そこはそれ、信用されるには日頃の行いが悪過ぎるってもんだ。
頸骨の骨折からまだ2ケ月、年末からようやく自転車に乗り始めたばかりだというのに、 1週間前の 多摩川オフで第2グループを率いてちゃ、念を押されても仕方ないってば。

あれは、後ろの人たちが抜いてってくれなかったんだってば!

またむくれる。
まあ、ぶつくさ言いながらも、愛機のハンドルを握ればスイッチが切り替わる[み]だから、気にしない。

AM 8:00、下井草駅前に到着。
空は鉛色に曇っているし寒い、 予報では午後から雨になるというので期待はしていないが、やっぱり誰もいない。
一応、参加表明をした人はいたが、単独で直接集合地点へ向かった方が速い人たちばかり。
それでも5分まで待とうと言って出発準備を始めると、まきさんがBromptonで登場。
SatRDayで参加表明をしていたのだが、いつでも逃げだせるようにと、 輪行しやすいBromptonにしたとか。
続いてまめさんも、セキサイダー付きPacific18に泥よけ装着で到着。
彼もやはり、この天候では帰路は輪行になると踏んだようだ。
kikuyanはまだ来ないが、トランジット・コンパクトだから集合地点まで輪行した可能性が高い。
もう時間が迫っているので、出発しよう。

[写真左]下井草駅前に集合したメンバー

[写真右]まきさんお得意のサムアップ! 朝から絶好調。
まめさん到着

その後はミキさんや練馬の渡辺さんの迎撃に遭う事もなく、粛々と集合地点に向かう。
と、思われたのだが、都立光が丘高校の近くで、まめさんが スローパンク停止。
「先へ行って下さい」と言われた[直]は素直に先へ進むが、そう急いでいるわけでもないし、 まめさんはこのルートを殆ど走っていないのを思い出して、また現場に舞い戻った。

見ればまめさん、校門の前の歩道で独り淋しげに格闘中。
鋭利な鉄片を踏んだとのことで、タイヤを外してチューブの交換を始めていた。
皆で見物しながら待っていると、そこにちょうど平野@練馬さんがやってきて、野次馬の列に合流する。

やっぱり見られていると緊張しますね。

ああ珍しい、まめさんの弱音を初めて聞いた。
天国と地獄 そういえば、まめさんはオフでは自分でパンクした事が無くて、いつも手伝ってばかりの人だったんだ。
しかしオフ中のパンク経験が無いのと、修理経験が無いのとはわけが違う。
ことにまめさんは、タイヤ/チューブ交換にかけては、固いので有名なタイヤ、 Schwalbe Stelvioを、レバーを使わずあっさり嵌めてしまうほどの なのだ。
見ている我々が手が出すまでもなく、さっさと作業は終わってしまった。

[写真]待っている側は案外気にならないのだが、待たせている方は汗だく。まさに天国と地獄だったかも。

さて、一騒動終わって再出発すると、今度は[み]の弐号機の後輪から異音。
後輪ブレーキを引く度に、シャーシャーコンコンと音が聞こえる。
牛蒡通り沿いの民家の庭先に飛び込んで、場所をお借りして調べてみるが、どこにも異常は見つからない。

ブレーキゴムに金属片(たぶんリムの破片)のようなものが刺さったのかも。
走っているうちに消えるんじゃないかな

と[直]は言った。
その後しばらく[み]を先頭に走らせて、すぐ後ろから[直]が観察していたのだが、実際、 荒川の土手が見えてくる頃には、音は聞こえなくなっていた。
たぶん「シャーシャー」は金属片がリムを擦る音、「コンコン」はリムの接合面で弾かれる音だったのだろう。

笹目橋近くから荒川サイクリングロードに入って車止め集中地帯をやり過ごすと、 しばらく路上から障害物が消えて走りやすくなる。
[み]はここぞとばかり、まめさんやまきさんの走行中写真を撮りまくった。
オフの走行中に横から見た姿を撮るのは、事実上荒川のような場所でしか出来ない。
これは月に1度の貴重なチャンスなのだ。
途中、工事が始まっている箇所があったが、ああいうのは年度末近くになるとどこかで始まるから仕方がない。
そのままいつも通りに下流に向かうと、道路際に赤と黒のケーブルが這っているのを見つけた。
それも100mや200mではない、延々と続く。
たまにブースターらしい箱があるが、何だかさっぱりわからないまま、浮間公園に到着してしまった。

[写真]
道路際に這っていたケーブルと箱、浮間公園から出発した後で見つけた杭には「地下構造調査」の文字。
地下構造調査のケーブルと杭

▼AM 09:20 18km地点 浮間公園

浮間公園に到着してヘルメットを脱ぎ、汗を拭う。
真冬とはいえ、走れば汗をかく。
その間隙を突いて、近所を散歩中といった感じのご婦人から声をかけられた[み]。

また自転車についての質問かしら、でもどこかで見たような...。

南会津ではどうもお世話になりました! 今回2度目の参加です

なんと、昨年9月の 南会津サイクルトレインでおのさんと意気投合していた、MTBのありまさんではないか。
浮間公園の人々 前回は11月に参加されていたらしいが、我々はその日は浜松にいて、荒川オフには出られなかったのだ。
まあ、その腹いせに大平洋岸自転車道を走ってきたわけだけれど(笑)

それにしても、手強い人が乱入してきたものだ。
普通のご婦人に見えるが、あれでも自力で駒止湿原まで上られた方だ、半端ではない。
[み]は一旦トイレに逃げ込んで、体勢を立て直すことにした(笑)。
気を落ち着けてトレンクルを置いた場所まで戻ってくると、何やら周囲が騒がしい。
そのざわめきの中からまきさんの声が飛んだ。

誰かBD-1、あ、いや、Birdyの普通のホイールのスポークの予備持ってませんか!?

この際どっちでも通じると思うのだが、ここらへんはエンジニアの性分だから仕方がない。
にしても、日帰りのオフでスポークを持ち歩く人は....。

おのさん:僕、持ってますよ

ちょっと待った、おのさんが乗ってきたViewPoint は、前後輪20インチ。
何故、Birdy(18インチ)のスポークを持っている?
「さすがおのさん、何でも持ってるなあ」と、みんな一斉に爆笑。
いやいや、クランク用の特大アーレンキー他(以下略)の工具一式を積んだまま、駒止湿原に上るSHIGさんもいることだし、 世の中にはまだまだ不思議な事があるのさ、たぶん。

さて、問題のスポーク折れのトラブルだが、不運に見舞われたのはこぐさんのBD-1だった。
前日に和田サイクルで振れ取りをしたばかりなのに、もうスポークが折れてしまったのだ。

元々、小径車のスポークは少ない本数でカリカリに張り詰めているから、1本折れればすぐにバランスが崩れ、 それが呼び水となって、立て続けにポキポキ逝ってしまう。
特にこぐさんのBD-1は、日帰りのポタでも様々なアイテムを満載して、 さながら宿泊ツーリング並の積載量で走るので有名なのだ。
その後輪にかかる負荷は半端ではないし、相当なダメージを受けているはずだと思う。

[写真左]おのさんとまめさんが手を貸して補修にあたる。

[写真右]3人がかりでホイールの修復中。よく見ると、リムもブレーキゴムに削られて、 すごい溝が出来ていた。
こぐ号のスポーク折れ修理
現に和田さんにも、今の28穴のホイルはもう止めて、32か36穴のホイルで作り直した方がいいよと勧められたばかりだという。
こう立て続けに折れるとなると、やはり少ないスポークでは支えきれないのだろうなあ。

助っ人2人の腕が良かったので、ミーティングが始まる頃には修復も無事終了。
こんなトラブルにも対応出来る人がいるのは、大人数のオフならではの良さだ。
おのさんは、この日がViewPointのストーカー役のその松さんの誕生日である事を告げ、 ケーキを持って来なかったとボケをかまして一同の喝采を浴びた。

しかし一難去ってまた一難、公園の広場には何故か、父兄同伴の少年サッカーチーム がわんさかやってきて、 一斉に練習を始めた。
どうでもいいけど、自転車に向かってボールを蹴るのは止めてくれないかな。
中にはお父さんの給料一ヶ月分より高い自転車もあるんだけど、そこで井戸端会議しているお母さんたちには他人事なのだろうか。
自分でコケて傷をつけるのは諦めがつくし、旅の想い出にもなるけれど、他人に付けられた傷は心の傷にもなるんだよ。
皆、ミーティングの最中にも、ちらちらと後ろを見ながら落ち着かない様子だった。

▼AM 09:42〜10:40 18ー30.8km 荒川サイクリングロード -- 虹の広場まで

どうにも落ち着かないままミーティングを終え、出発の号令が出るやいなや、皆一斉に愛車に駆け寄る。
自転車は無事だった、いよいよ出発だ。
MTBのありまさんも、元気良く飛び出して行く。
[み]はのんびり出発....だが、その努力は長続きしなかった。

たちまち土手への坂で何人かを追い越し、続いてサイクリングロードへも快調に滑り出してしまう。
いつものリズムでペダルを回し、たかしょうさんのBD-1に追い付くが、その先はもう前を走っている人がいない。
はっと我に還ると

今日は先頭は走りませんから!

と宣言して、20km/hまで落とす。
だが、たかしょうさんも笑って速度を合わせ、のどかに雑談など始めてしまったのだ。
天候や、この日もマラソン大会がある事から、話は道路脇の無気味なケーブルにも及んだ。

ケーブルの間に何か埋まってますよ。
マラソン大会のタイム計測用のセンサーなんでしょうか?


あ、でもマラソン大会なら、スタート地点はまた虹の公園?

あそこから上流の方まで続いてるとすると、ものすごい距離ですよ。
フルマラソンかな。
地下構造調査機器 [み]はたかしょうさんの推理を聞きながらも、路傍のケーブルをちらちらと観察していた。
時々、真新しい木の杭が打ち込まれている。
通りすがりに目を凝らすと「地下○○調査」と書かれているようだ。

だが互いに「何でしょうね?」と首をかしげながら走り続け、岩淵水門の近くまでやって来たところで、 ふと弐号機のバックミラーを見ると、なんと後続の姿がまったく見えなくなっていた。

[写真]謎の物体が気になる2人

後ろが付いてきてませんよ、ちょっと止まりましょう。
あ、ほんとだ。今日はペース遅いですね。

もうじき土手に上る坂への分岐があるので、コースを知らない人がいたら、そちらへ誘導しないと。
止まったついでにと、たかしょうさんがケーブルの方へと歩み寄る。
ブースターらしき箱には「東京都地下構造調査」。

あ、ボーリングか何かで人口地震を起こして、地震波を測定するやつかな?

ちょっと違う、実際には起震車らしいのだが、まあそういう事だ。
仲良く2人で道端の物体を覗き込んで、呑気に写真など撮っていると、ようやく後続が到着。
たかしょうさんは後続を先導して先に坂へと向かう。

[写真]新岩淵水門の休憩地点に到着した[直]

新岩淵水門に到着した[直]
[み]は最後尾を固める[直]やViewPointの姿が見えるまで待った後、新岩淵水門へと向かった。
ちなみにその最後尾付近だが、15km/h巡行だったそうな。
まあ、寒い日に汗をかくほど気張って走るのは良くないけど、それにしても遅めだったかなあ。

スタート直後の先頭集団 AM 10:15、新岩淵水門を出発。

そろそろリカンベント軍団も身体が暖まってきたようで、前に出てきた。
この時とばかり、[み]は内装3段化MOBILLYマイクロ14の竹本さんや、 Bromptonのハンドルを取り付けたトランジット・コンパクトのkikuyan、 STRIDA2のちょっくんの走行中の姿などを撮影する。

[写真]新岩淵水門を出発、快調に走るメンバー
快調に走っていた[み]だが、速度を見ようと弐号機のコックピットに目をやった時、 GPSの電源が落ちているのに気付いた。
一瞬電源の瞬断を疑ったが、先週から電池の充電をしていなかったし、冷えて一気に電圧が落ちたのだろう。
たかしょうさんに声をかけ、電池交換のため路肩に寄ると、みんなが心配そうに振り返って行く。
こんな時、指先までの冬用グローブはもどかしい。
電池はよく滑るので、何度も取り落としそうになった。
と言ってグローブを外すと、掌から熱が逃げてあっという間に指先まで冷たくなる。
確か、山用のアウターグローブで指先がすっぽり外れるのがあったと思うが、あの類の製品で適当なのはないだろうか。
[写真左]Brompton用のハンドルに交換したトランジットコンパクトのkikuyan

[写真右]STRIDA2で飛ばすちょっくん

電池交換を終えた[み]は、そのまま最後尾のグループに合流するつもりで待っていたが、なかなか来ない。
しばらく待って、ようやくViewPointの巨体と赤いジャケットの[直]の姿が見分けられたのだが、 まだ合流までには時間がかかりそうだ。
身体が冷えてきたので、もうスタートしよう。
kikuyanとちょっくん
だが一旦走り出してしまうと、途中のグループに落ち着く事が出来ずに、自然と身体が前に進んでしまう。
それでも思ったより速度は出ていない、22〜23km/hがせいぜいのところ。
膝の不調もあるが、空気が重いし加速しにくい、少し向い風なのだろうか。
最後尾の前から先頭グループに向かって、順々に3つくらいのグループを追い越し、途中独走するありまさんに挨拶して走り続ける。

第2グループにMOBILLYの竹本さんとトランジットコンパクトのkikuyanを発見。
やはりこの二人はエンジンがいいから、本当に危なげなく走る。
しばし観察して写真を撮ったりインタビューしたり(笑)
ViewPointとあまのさん到着 結局先頭グループに追い付くのと虹の公園到着が同時になってしまったが、最後尾から先頭までの間は、 たっぷり1km以上は離れていたのではないだろうか。
[直]はと言えば、自転車のスタンドが下がったまま走っている女性と、それを走りながら蹴り上げようとする男性の、 アクロバティックなカップルを見たと言うのだが、誰だったのか覚えていないらしい。

[写真]虹の広場に到着したViewPointのおのさん、その松さんと、MTBのあまのさん

虹の広場に到着した[み]は、MR-4の金田さんの歓迎を受けた。
この日は小型バックミラーの受け取りに、エンジン付きバイクで来ていたそうで、 ついでにやかんにお湯を沸かしてお茶のサービスをしてくれたのだ。
だが用意されていたプラスチックのカップにお湯を注ぐと、みるみるうちに縮んでお猪口になってしまった(笑)
そこで皆、マイコップを持ち寄り、貸し合って集まった。
ここでの暖かい飲み物のサービスは、本当に嬉しかった。

[写真左]縮んだカップ

[写真右]Caf'e金田。
この日は(いや、いつもだけれど)、金田さんに後光が射して見えた
Caf'e金田

今月の目玉商品

今月の目玉商品と言っても、別に販売するわけではないので(笑)

この日、真っ先に目を魅いたのが、竹本さんのMOBILLYマイクロ14。
UGOマイクロ14のインター3による多段化版は、いっとくさんなどの施工例を見ているが、 その兄弟分のMOBILLYは初めてだった。

途中、しばらく並んで走ってみたが、弐号機と並ぶと空走距離の違いがはっきりわかる。
MOBILLYのハブは前輪は知らないが、後輪はシマノのインター3だ。
だがどちらの回転性能もそれほど良くないので、ペダルを止めた後の惰性で走る距離(空走距離)が短い。
たぶんMOBILLYは弐号機の2/3以下だろうが、このお陰で足を休められる時間も短くて、 さしもの竹本さんも少し辛そうだ。

その他、ポジション等はトレンクルとそれほど変わらないはずだが、 そのうち機会があったらトレンクルと並べて写真を撮ってみようと思う。

[写真左]MOBILLY右側面。ちょっと見にはノーマル車と殆ど変わらないが、 エンドバーやボトルケージの取り付け位置など、ちらほらとこだわりも見える

[写真中]後輪。一回り太いハブがインター3。ブレーキはローラーブレーキ(インターM)を使ったかと思ったが、 元のアルホンガのままだった。エンド幅の関係だろうか

[写真右]快調に走る竹本さん。ちなみにこの時の巡行速度は20km/h以上だ
快走する竹本さん
多段化MOBILLY

[み]が竹本さんのMOBILLYに貼り付いていた頃、[直]はにちさんのトレンクルを観察をしていた。
これも外装変速機を取り付け、多段化されたばかりだ。
だからにちさんのトレンクルは、後輪にはシマノのDURA ACEのハブを使っているが、 前輪はスズエの少し固いハブのままだ。
[直]がにちさんと並んで走ったら、実験機はペダルを止めて空走状態でいたにもかかわらず、 漕ぎ続けるにちさんにゆっくりと追い付き、追い越してしまったという。
実は我が家のトレンクルは、前輪も赤松のトライアスロン用ハブに交換して回転性能を上げてあるのだが、 このお陰で空走距離が非常に長い。
特に何のトレーニングもしない[み]が100kmを走ってしまう秘密が、実はここにあったりする(笑)
にちさんの多段化トレンクル 本当に、赤松さんに苦労してハブの軸を削っていただいた成果ですよ、これは。

[写真左]にちさんのトレンクル左側面

[写真右]KHS F20R(左)と並んで走る、にちさんのトレンクル(右)
つい嬉しくて自慢話になってしまったが(笑)、前輪のハブ云々は別にしても、多段化トレンクルは面白い。
何たって加速が違う。
スタートダッシュの心地よさはノーマルでも味わえるが、多段化すると、 その後の加速の伸びも楽しめるようになるのだ。

キュ〜ン! (カチャ) ウイィ〜〜〜ン! (カチャ) グイィ〜〜〜ン!

という感じ。
この日のにちさんは、何だかもうピカピカに輝いていた。

それからリカンベントのChallenge TWISTER。
オーナーは、@niftyのRou@川崎さんの知り合いの、マッチーさんだ。
見た目はとても迫力がある。
もちろんリカンベントMLの何人かが喜んで試乗したが、シート位置が高くて足着きに難があり、 座った時に爪先立ちでバレリーナのようになってしまった。
身長170cmくらいでも、足が吊るか転倒するんじゃないだろうか。
これは非常に難易度が高そうな自転車だった。
Challenge TWISTER
[左]
右後ろから見たTWISTER。ナンバープレートは拾ったのを乗せてみた(笑)
[中]
TWISTERの試乗に出るまきさん。Phantomオーナーのまきさんでさえ、発進時に手こずった
[右]
ようやく出走。だがこの後、少し走ってUターンした時、転倒してしまった

▼AM 11:00〜12:40 30.8ー49.4km 荒川サイクリングロード 千住新橋--葛西臨海公園

金田さんのコップ1杯のお茶でしばしの暖を取っても、じっとしていればじきに身体が冷えてくる。
この日は全体のペースが遅いことでもあるし、予定が遅れるのを見越して定刻きっかりに出発の号令がかかった。

ここから次の休憩地点まで、にちさんとその松さんが交代 して走ることにしたようだ。
トレンクルにその松さんが乗り、にちさんはViewPointの前席へと移る。
虹の公園から出発 ViewPointの前席はにちさん

いつもはサッカー少年や野球少年が我が物顔に駆け回る中土手だが、この日は天候に恵まれ(?)一部で工事が始まっていた事もあって、 グラウンドの使用率はいつもの半分以下だった。
お陰で遊歩道を「空き地」としか思っていない無法者たちも半減して、とても走り易い。
出来ればあんな連中は皆無になって欲しいのだが、チームの監督御自ら酔っ払って原付スクーターで走り回ったり、 道幅いっぱいにメンバーを整列させてダッシュの練習を始めるくらいだから、無理な相談だろうか。

だが、この日もやはり事故は起きかけた。
土手に上がって水門をやり過ごし、また河川敷へ下りる時、行く手の坂の下に を連れた人影が見えた。
このところ転倒癖が付いている[み]は、用心深く速度を落とす。
だが後ろから来たBD-di2が[み]を追い抜いて前に出た時、(たぶん)反射的に犬が動いた。

ざざっ!!!!!

あの急制動にも関わらず、犬の鼻先で無事に停車するから偉い、BD-di2。
トレンクルなら確実に転倒している。
犬は驚いて声も出さずに硬直。
慌てて飼い主が引き寄せようとするが、そもそも引き綱なんか付けちゃいない。
これが当たり前なのだろうか。
荒川の中土手を走ると、人間不信になりそうだ。

だから周囲から人影が消えると、ふっと肩の荷が下りたような気になる。
で、今度はbikeEの大きなフェンダーに水滴がぽつぽつと当たり始めた。
こういう時は、サングラスより面積が広いフェンダーの方が遥かに分りやすい。
空を仰ぐと行く手に分厚い雲、それもかなり危険なをしている。

平井の水門まで行けば、後は葛西まで屋根(首都高)の下を進めます。
葛西橋で一般道に出たら、臨海公園には行かずに西葛西の駅に直行して、輪行でとんぼ返りって手もありますよね。

先頭のたかしょうさんと、そんな相談しながら走り続ける。
少し雨足が強くなったが、もう前方に平井のハープ橋が見える。

あそこへ行けば、屋根の下で休める!

次第にペダルを踏む足に力がこもり、最後はゴールスプリントのように坂を上った。
[写真左]水門前の行き止まりで休憩。従来の休憩場所は、向かって右の土手の上だった

[写真右]土手をぐるりと回って、新しい休憩場所に下りてくる後続
新しい休憩場所
平井の水門の上でほっと一息。
いや本当は、最後尾が到着するまで安心してはいけないのだが。

少し休むと、たかしょうさんは皆を率いて土手の下に移った。
確かにそちらの方が、上の通路を占拠するより通行の迷惑にはならない。
でも、こっちを知らない人もいるはずだし、すぐに気付いてくれるかな?
[み]は一旦は誘導係として上に留まるつもりでいたが、すぐに吹き曝しの寒さに気付いた。
ここに女性用トイレは無い、よってすぐさま比較的温暖な気候の土手下への移動を決意。

大丈夫、みんな必ず水門の上を通るんだから、きっとこっちに気付いてくれる。

その通り、「案ずるより産むが易し」だった。
後続の何人かは上で休憩していたが、殆どはすぐ気付いて下に来て、また賑やかに自転車談義を繰り広げた。
誰かが自動二輪のナンバープレートを拾って[み]に渡してくれたので、それを弐号機の後ろに乗せて記念写真など撮ってみる。
「それよりもこっちの方が」と、TWISTERに乗せてみたりもした。
何をやってるんだか(笑)
ナンバー付き弐号機
[写真左]土手下の休憩場所

[写真右]ナンバーを取得した(?)トレンクル弐号機
休憩風景
待つうちに後続も次々と到着し、最後におのさんとにちさんが盛り上がりながらViewPointで到着。
次回はカラオケセットを積んで...などと話している、なるほど(笑)
まめさんの持ち歌もあったそうだが、その松さんの年齢に関連した歌なので、 これについてはちょっと触れられない(笑)
しかし、肝心のその松さんの姿がない!?
と思ったら、なんと、とうの昔に到着していたのだそうだ。
[直]がぼそりとつぶやいた。

トレンクルに乗る女性は皆、独りでどんどん先へ走って行ってしまうのだろうか。

どうやらその松さん、トレンクルで絶好調だったみたいだ。

しかしここにも長居をしてしまったようだ。
おのさんが「身体が冷えてきたから出発」と促す。
出発してしばらく、[み]はおルスさんと一緒に走っていたが、気が付くとまた一人旅。

言わんこっちゃない、この日は先頭は走らないんじゃなかったのか。

[直]のむくれた顔が、目に浮かんでは消える。
でも、そうは言っても足が自然に動いてしまう。
きっと荒川に来ると、勝手に荒川テンポで動いてしまうんだ、うん。
江戸川競艇場 江戸川競艇場の手前まで来ると、かなり本格的に雨が降り出した。
首都高の高架下に入って眠くなるほど平和に走るが、なかなか後続が来ないので心細くなる。
競艇場の写真を撮るふりをして止まって待つことしばし、みんなもゆっくりと走って来てくれた。
首都高の下を走る [左写真]
1
23

[1]レース中の江戸川競艇場。

[2]たかしょうさん,まめさん達

[3]後ろからもまだ大勢の人が走ってくる
そこから先はスムーズに葛西橋まで到着したが、また一悶着。
いつもは橋の歩道に上がるのに、一旦橋の下をくぐり抜けるのだが、今回そこが 工事中で砂利も厚くなっていた。
しかし上流側から一般道に降りると、途中の陸橋に汚物が撒かれている可能性が高いので、 大半のメンバーは意を決してダートに突入。
砂利の上り坂は押して上がる事になったが、それでも全員無事に完走し、鎖場を越えた。
工事中の葛西橋下 [写真]
1
234
[1]工事現場を通過する一同(正面)
[2]工事現場の上り坂(上から)
[3]トレンクルを担ぐにちさん
[4]BD-3を担ぐお昼寝さん
愛車を担ぐ
後半無人の荒川を走ってきてこのコンビニに到着すると、 異界から人界に戻ったような気分になる。
だが今回はそれに浸っている余裕はない。
ここから西葛西駅に直行して輪行するか、当初の予定通り葛西臨海公園で昼食を取るかの、 重大な選択に迫られていた。
この空模様では誰もが輪行を選ぶだろうと思ったが、たかしょうさんは臨海公園の可能性に道を開いた。
公園の中に大きな屋根の休憩所の心当たりがあるという。

[写真]コンビニの前で。待ち時間にストレッチをする竹本さん
コンビニ
折よく雨も小降りになってきて、店の奥に並ぶ食べ物を目の前にすると、皆の心もぐらぐらと揺れ始める。
我々が買い物を済ませて出て来ると、たかしょうさんはもう先に出発して、落ち着き先の偵察に出てくれていた。
残りは全員が揃うのを待って、公園方面に出発。
こぐ@ラブラブ 江戸川健康の道に入ってふと見ると、前を走るこぐ夫妻が 仲良く手を繋いでいる!
[み]は「あっ!」と思ってカメラに手を伸ばすが、電源が入る頃にはもう2人の距離は離れていた。
またと無いシャッターチャンスを逃がして落胆する[み]。

[写真]ほんの一瞬前まで、彼等の手は固く繋がれていた。

尚も諦めきれずに追尾を続けるうち、遊歩道は終点に近付き、少し靄がかかった河口のカーブに、 何人かの人影が立ち並んでいる。
たかしょうさん達だ。
いい場所がありましたよ。
今、お客さんが2〜3人休んでますが、まだかなりの人数が入れます、トイレは遠いんですけどね。

よかった、早速場所取りに行かなくちゃ。

東京ポタに引き続き、何だか最近、たかしょうさんの活躍 がすごい。
[み]はたかしょうさんと一緒に臨海公園の入口まで行くが、後続の誘導のため分岐点にたかしょうさん一人を残し、 教わった「芝生広場」を目指してゆっくりと進む。
巨大な観覧車が見え隠れする松林、右手にいつもと同じサイズの東屋(あずまや)を発見。
だがこれはたぶん違う。
さらに奥へと進むと、木立ちの陰から別の大きな東屋が姿を現わした。
角を曲がって階段を上がり、そちらに近付くと、それまで見えなかった巨大な観覧車の土台が、東屋の脇からせり上がってくる。
デス・スターが迫ってくるようだ。
間近に見る観覧車の迫力に、圧倒された。
東屋の中を見回すと、たかしょうさんが言った通り、若いカップルが座っていたが、それでもまだ何家族も入れるサイズだ。
しかし[み]が遠慮なく屋根の下に自転車を停め、落ち着く様子を見せると、変な人が来たと思ったのか、カップルは黙って立ち去ってしまった。
東屋

▼PM 12:40〜13:55 49.4km地点 葛西臨海公園

たかしょうさんの言ったとおり、東屋はゆうに20〜30人は入れそうな大きなサイズで、 運良く同じ屋根の下にトイレもあった。 電灯が点いていないし紙も無いけれど、水は流れるから使えるのだろう。
観覧車の方へ坂を下りていった所に、屋台がいくつか並んでいて、クレープやおでんの幟が立っている。
そのさらに向こうのLサイズ東屋には、自販機もあるようだ。
立地条件は良いし、何よりも自転車ごと屋根の下に入る事が出来る。

間もなくkikuyanが到着し、後の人たちも次々と屋根の下に愛車を運び込んできた。
そしてその何人かは、目の前に聳える観覧車を仰ぎ見て、同じ事を言った。

あの観覧車がエンド(!)から離れて転がってきたら、ぺしゃんこだね。

確かに、観覧車もクイックレリーズで簡単に外せそうに見えて、ちょっと落ち着かない。
[写真左]
観覧車に踏みつぶされそうな弐号機

[写真右]
大きな東屋の屋根の下で昼食
観覧車を仰ぐトレンクル 昼食風景
到着したメンバーは、次々とお弁当を開き、あるいはガスコンロに火を点けて、昼食の用意を始めた。

我々も、コンビニのおにぎりにかぶりつく。
この日は輪行対策に荷物を減らしたかったのに、雨具が増えたので余計な物が運べなくなったのだが、 それより今シーズンはまだ火器の点検すらしていない[み]であった(苦笑)

竹本さんの鍋焼きうどん ふと騒ぎに振り返ると、MOBILLYの竹本さんの鍋焼うどんが危機に瀕している。
アルミホイル鍋の底に穴が開いて、漏れたつゆがポタポタとバーナーに垂れ始めたのだ。
ぼしゅ、ぼしゅ、と赤いが上がる。
うどんが煮えるのが速いか、鍋が空になるのが速いか、一刻を争う事態になっていた。

[写真]うどんは無事コッフェルに移され、安心したように煮えていった

騒然とする中、まめさんが「鍋? ああ、あるよ」と和田サイクルの和田さんのような口調で言い、 まもなく竹本さんの手にコッフェルが渡された。
この後、うどんがコッフェルの中で無事に天寿を全うしたのは、言うまでもない。

今回は寒さもひとしおだから、火器が大活躍だ。
雪が舞い霰が叩き付けた東京ポタよりは穏やかな気温だが、それでも海岸の公園は寒い。
食事が終わったメンバーは、じっとしていられずにベンチから立ち上がって、手を擦りながら動き回り始めた。
そして火が点いている火器を見つけては、周囲に群がってコンロに手をかざし、暖を取っていた。

[写真左]鍋焼きうどんを煮るコンロに手をかざす[直]

[写真右]地面に置かれたコンロには、周囲から次々と手が伸びる
ストーブにあたる人々
我々は火器こそ持たなかったが、保温水筒にお湯を詰めてきていた。
持参した各種インスタント飲料(梅こんぶ茶、緑茶、アップルティー、レモンティー、ミルクティー、コーヒー) の袋から好みの粉を適宜水筒の蓋に入れ、お湯を注いで飲むのだ。
こんなものでも、真冬の風に吹かれて震えながら飲むと、室内で飲むより十倍も百倍も美味しい(笑)
あっという間に350ml水筒を空にして、きのしたさんの「お湯余ってますよ〜」の呼び声に甘えて補充させてもらう。

保温水筒と言っても、最近の製品は半日程度なら充分高い温度を保っているし、何よりもお湯が沸くまでの時間を凍えて待つ必要がない。
ガスコンロとボンベ、水を別々に持つより軽くてコンパクトだし、 コンビニでお湯を分けて貰ったり、 同行した仲間の好意に甘えさせて貰う事も出来る。
そういえば、にちさんも小型の保温水筒を持ってきていたっけ。

[み]はサドルバッグからインナーダウンベストを取り出してゴアテックスの下に着ると、 100円均一の指切り手袋をはめた。
大袈裟なようだが、走っている時に汗をかきやすい[み]が、休憩中に身体を冷やし過ぎないための 対策だ。
これでも色々考えているらしい(えへん)。

運良くお湯の補給も出来たことだし、次は何を飲もうかと考えていた時、近くで盛大にお弁当を開いていたこぐ夫妻から、 お昼の残りの押し鮨をいただいた。
祇園の「いづう」の名品だそうだが、なるほど鯖の生臭みが無くて酢とのハーモニーが絶妙だ。
臭み消しに無理矢理酢を使ったという気がしない。
でもちょっと昆布の歯応えが強過ぎ、と思ったら、あれは取り除いて食べるものだったんだって(笑)

お鮨のお礼を言いに行くと、こぐさんがモンベルの野点セット を取り出している。
[み]が先程きのしたさんから分けて貰ったお湯を差し出すと、「では」、と一服点て始めるこぐさん。
みんなこの野点セットの存在は知っているけれど、実際に使うのを見るのは始めてで、 こぐさんの周囲にはあっという間に人だかりができあがった。
だが肝心のお茶が差し出された時、その輪が一斉に一歩下がって遠巻きになる(笑)
野点セット使用中 結局お手前を堪能したのは、こぐ夫妻の他2〜3人だった。

[写真左]
モンベルの「野点セット」でお茶を点てるこぐさん

[写真右]
懐舊便當の容器。内部は二段重ねになっている
そうそう、そのこぐさんのお弁当箱だが、新宿京王デパートの「第38回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」で限定発売された、 台湾・台北駅/懐舊便當(かいきゅうべんとう)の容器だった。
うーん、凝り性だ。
[み]もこの駅弁については何度かニュースで見ていたが、実は密かに二段重ねの弁当箱に目を輝かせていたのだ。
まさかそのものずばりの現物が見られるとは思っていなかったので、それはもう大喜びしていた。

その後はBD-di2ののりさんからも、あつあつのジャスミンティー のおすそ分け。
これも香り高くて美味しい。
リプトンのティーバッグだそうだが、冷えた身体の芯まで香りがしみ込んでいった。

暑くても寒くても、楽しい時間はいくらあっても足りないのだろうか。
いつものように元気に喋り続けたメンバーは、幹事の徹哉@池袋さんが解散の口火を切るまで、 殆ど時計を見ようとしなかった。
そして挨拶を済ませた人々は、みんなで過ごした数時間の余韻を慈しみながら、静かに帰り支度を始めた。

[写真]解散ミーティング
解散ミーティング

▼PM 13:55-16:30 49.4-78.8km帰路

ここに来た時には小雨と霧雨が繰り返し続いていたが、解散ミーティングが開かれる頃には、 空も明るくなり、雨の気配は去っていた。
だが、まだ油断は禁物だ。
[直]は、迷っていた。

いつも杉並方面の自走隊はUターンして荒川を走る。
出来れば我々も自走で帰りたいが、この天気では日没前に相当暗くなるはずだし、 膝痛い夫婦に高速巡行はきつい。
それに、一旦荒川に入ってしまうと輪行できる場所(駅)は限られる。
この空模様でエスケープルートが少ないのは、ちょっと危険だ。
と言って、この日は終始スローペースだったから、西葛西から輪行で帰るのでは走り足りない。
他のメンバーも同じジレンマに陥っていたので、皆で自走か輪行かでもめたあと、 折衷案を取って東京駅へ向かい、 そこから先は随時逃げ場所を確保しながら、都心を突っ切る方針で決定した。

我々は板橋/浦和方面に帰る荒川自走隊を見送ると、湾岸道路に向かった。
それから道は緩いスロープに入り、どんどん上る。
背後から頭上に向かって巨大な螺旋が迫ってくる、別の高架だ。

随分高く上るんだなあ。

そう思いながらふと下界の景色を見ると、河口に面した道を見覚えのあるシルエットが動いている。
江戸川健康の道を走るリカンベントたち、荒川自走隊だ!
荒川河口橋を上る 上空から見た自走隊 [写真左]
荒川河口橋のスロープを上る。上からも首都高の高架が合流してくる

[写真右]
橋上から見た荒川自走隊の姿。写真をクリックすると拡大写真にジャンプします(22KB)
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うわあ、これはいつも下から見上げていた、あのこんがらがった道路 [1] のどれかだったんだ!  [1] って、つまり葛西ジャンクション

今頃気付く方向音痴の[み]。
眼下には波頭も見えないたっぷりした水がゆ〜らゆら、荒川河口橋からの絶景だった。
スロープを上るだけ上ると、今度は下りが始まるが、上りが長けりゃ下りも長い。
上りで火照った身体が、すーっと冷やされていく。
そのまま夢の島公園緑道に入り、続いて明治通りに出て南下。
この近辺は、いつも秋葉原経由で帰るきのしたさんが詳しい。
新辰巳橋と勝どき橋
[右写真]
12
3
[1]
新辰巳橋の上で

[2]
勝どき橋で隅田川を渡る

[3]
歌舞伎座の前にて。写真をクリックすると拡大写真にジャンプします(32KB)
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歌舞伎座の前

新木場から輪行するメンバーと夢の島交差点で別れた一行は、西へ向かって東雲から晴海通りに入り、 銀座へ至った。
[直]がうめく。

あーあ、ここ、僕は明日も来るんだけどなあ。

そうだ、[直]は会議のある日は、いつもここまで来ていたんだった。
仕事のストレス解消をしたい非日常のオフで、日常の仕事は思い出したくないんだなあ。 同情しつつ北上を続けると、日比谷公園を目前にした並木通りの信号待ち中に、 巨大な横断幕を掲げたデモ隊の行列が見えた。
信号が青に変わっても、デモ隊が通過するまでは通れない。
並木通りのデモ隊と、日比谷公園 神戸空港建設反対!

何故ここまで来てデモをする?

[写真左]渋滞する車の列の隙間から、大きな赤い旗が通過するのが見えた

[写真右]日比谷公園の入口でひと休み

一行は、渋滞と買い物客にデモ隊を加えて大混雑の銀座界隈をかいくぐり、PM 14:55、辿り着いた日比谷公園で休憩して体勢を整える。

さて、ここからどうしようか
おのさんたち川崎/横浜方面隊は、東京駅から輪行に切り替えるグループと、あくまで自走するグループとに別れるようだ。
杉並方面隊に輪行組はいない。
さしあたっての問題は、新宿を突っ切るか、代々木の方から遠回りするか。
[直]の銀座からの帰り道は新宿通りを使っているが、休日の道路事情はまた別なので、歌舞伎町付近が不安だ。
それ以上は机上の空論で結論が出ないので、 とりあえず新宿通りを走って、臨機応変に進路を決めようという事になった。
川崎/横浜方面隊と別れを告げると、内堀通りを西へ進んだ。

祝田門の前を通ると、パレスサイクリングが開催されているのが見えた。
平和そうな光景を前に素通りして、国会前交差点から三宅坂へと取り付く。
[み]の膝はまだまだ大丈夫そうだが、[直]はどんどんギヤを軽くして、速度を落としていく。
やはり膝が痛むのだろうか。
[写真左]
新宿御苑大木戸門の前を素通り

[写真右]
公園通りに入って新宿都庁前を通過

四谷付近からはまきさんの先導で、新宿御苑を掠めて新宿南口に出た。
新宿御苑、新宿都庁前
ここでいつもは歩道組と車道組に別れるので、まめさんともそのように打ち合わせしてフリーラン状態に入っていた。
ところがこの日は車道と歩道がパイロンで分離され、交通整理の警官に「 自転車は車道!」と言われ、一同仰天。
誰かが歓声を上げた。

やった、今日は堂々と車道を走っていいんだ!

そのせいだろうか、駅前の客待ちタクシーも、割り込みや通行の邪魔をしないで、素直に通してくれたような気がする。
一行は新宿都庁の西(公園通り)を通り、成子天神下から一気に青梅街道に入った。
中杉通りでまめさんが離脱するが、kikuyanが和田サイクルで待っているのではないかと気になったので、 残りはそのまま西進を続ける。
荻窪の大混雑地帯を無事通過するも、吉野家の前あたりで邪魔が入って、[直]と平野さんが千切れてしまった。
知らずに和田サイに到着した先頭2人は、後ろを振り返って

あれ? どこかに落としてきたのかな?

さあ???

まあ[直]ならこの辺で道を間違うはずもないし、距離も短いから、誰も心配しないよね。
ほら、言ってるそばから走ってくるのが見える。

▼PM 16:30〜18:00 78.8km地点  和田サイクル

到着したばかりの時は、身体からほかほかと湯気を出しているけれど、戸外にじっと立っていると冷えてくる。
自販機で暖かい飲み物を暢達。
これこれ。
やっぱり冬は暖かい飲み物がいいなあ。
[写真]
我々の他にも、休日を堪能したサイクリストが、翼を休めに来ている

店頭で練馬の渡辺さんと遭遇した。
2日の朝、路上でばったり出くわして以来だ。

正月から続いた仕事はようやく一段落して、今まさに正月休み を満喫しているはずなのだけど、 実際には何かと仕事を引き受けてしまって、結局自爆しているのは貧乏性なのかなと自嘲する。
この日の荒川オフには、2時間の仮眠ですっきり起きられたら参加しようと思っていたけれど、 6時間たっぷり寝てしまったので、断念してしまったのだそうな。
和田サイクル前

今日もこれから仕事に行くかどうかは、一旦家に帰った後のお天気次第ですね。
最近ロードに乗るようになったら、機能的に重複するBSモールトンが浮いてしまってもったいないです。
しばらく友人に貸そうかな。

何にせよ、彼もそれなりに健在なようだ。

[み]と渡辺さんとの話がはずんでいた頃、[直]は入荷したばかりのDAHONの新車に目を奪われていた。
サスペンションに板バネが使われていて、面白いデザインだったらしい。
帰宅後、その正体が出荷停止になったDAHON vx9 だったと判明して、仰天。
何よりも、メーカーに送り返される前に写真を撮っておかなかったのを、後悔した[直]だった。


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