ここは以前にもひどいぬかるみに悩まされた記憶があるし、乾いていても細かい土埃にタイヤが埋もれ、ハンドルを取られる。
そこからさらに井の頭公園に向かって、道は深い落葉に覆われていた。
下に腐葉土が隠されていると、深く柔らかい感触に、急にパンクしたような錯角に襲われてパニックする。
逆に、これまでパンクの経験が無かった人は、ここで疑似体験が出来るのではないかと思うが、
調子に乗って深みに突っ込むとハンドルを取られる事もあるので、ほどほどにしよう。
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[左写真]
井の頭公園に入り、森の中の道無き道を辿る。中は迷いやすい。
[右写真]
井の頭公園でトイレ休憩。紙はあった。
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井の頭公園通りを渡った後も遊歩道を走り続けると、ちょっと足留めをくらう。
一段高くなった遊歩道から、一般道へ降りる階段があるのだが、左半分はスロープのつもりらしい。
しかしアスファルトで強烈な凸凹が付けてあるので、トレンクルに乗ったまま降りるのは難しいし、上るのは不可能に見えた。
道はまだ地道が続くが、整備された舗装路になると、すぐに井の頭公園の門が見える。
入ると井の頭第2公園だ。
そこから住宅街を抜け、万助橋へ向かって再び井の頭公園の敷地に入ると、今度は最初のうちは道らしい道はない。
目的地に向かって、木の間の通りやすい場所を適当に走るだけだ。
今の都会にこんな場所が残っている事が不思議で、じんと目頭が熱くなった。
やがて、園内の遊歩道を辿って休憩地点のトイレに到達するが、木立の陰から現れたその建物は、朽ちかけた廃屋の骨組みのように見えた。
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