ピンポ〜ン!
さすがに何度も走っただけの事はあるね、でもその割には進歩が見られない[み]。
前回同様、迎賓館日本閣の門が見えたあたりで顎が出てきたので、慌ててペースを落とす。
弁解になるけれど、実はこの坂、広い車道と頭上を塞ぐ首都高に騙されて、勾配が緩く見えるのだ。
錯角が油断を生んだ上に、予想以上に長い距離という伏兵があるので、上り始めに頑張ると、
そのダメージが後半になって効いてくる。
案の定、何とか体勢を立て直した[み]の前にも、SHIGさんのトレーラーが戻って来た。
後ろの方でも足が吊りかけた人がいたし、見かけの割に曲者な坂なのだった。
ちなみに紀伊国坂という本屋さんのような名前の由来は、
現在は赤坂御用地に当たる左側の塀の中にある。
江戸時代にはここに、紀州(和歌山県)徳川家の広大な上屋敷があったのだそうだ。
迎賓館と御所の敷地全部が上屋敷とは、時代劇で見るような大名屋敷のせせこましさからは、想像もつかない規模だ。
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[左写真]
迎賓館正面の広場で休憩する一同。
[右写真]
ものはついでなので、平素の静かな迎賓館正門前。2003年9月撮影。
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坂を上りきると、左手には白塗りの柵が続き、奥から豪奢な迎賓館が姿を現わした。
右手の石畳の広場には、パトカーが1台。
ここは設宴のある日はパトカーだけでなく、輸送車も列を作って物々しく警護しているので、とても広場に入れる雰囲気ではないが、
幸いこの日の催し物は無いようだ。
しかし80台で押し寄せた自転車の群れに対し、パトカー1台だけでは心細かったのか、お巡りさんは少し緊張していたようだった。
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