サイボクハムを出た一行は、川越線笠幡駅
と西部新宿線新狭山駅へ向かう、2方向に分かれた。
加藤さんちの2人は高地さんに案内されて、新狭山駅を目指す。
県道261号を南下し始めると、そこは街灯はあるものの暗くて走りにくい。
高地さんのランドナーよりトレンクルのSuperFireのライトは明るいけれど、
路面状況をよく知らないし、自転車の走破性が段違いなのだ。
モールトンやママチャリだと、多少の悪路でも気にせず突っ込んで行けるが、同じ道をトレンクルで走ると、
かなり速度を落として路面を見極めながらでないと走れない。
そう言えば、バイクトライアルもタイヤの径が小さくなると、難易度がぐっと上がってしまうと聞いた、
まあそういうこと。
高地さんも我々に気を使って、速度が適当かどうかを何度も聞いてくれた。
柏原交差点を左折して県道397号へ入り、1台20円の通行料を払って入間川の狭山大橋を渡る。
橋の上は街灯が明るいが、河川敷を覗き込むと真っ暗だった。
荒川もそうだけれど、夜のサイクリングロードを走る機会があったら、用心してかからなければいけないだろうなあ。
あとは国道16号を左折して、新狭山駅入口交差点を右折するばかり。
[み]はこの時まで、高地さんが自走で帰るものと思っていたが、なんと、一緒に駅まで来て輪行するという。
おおっと、今日は高地さんの輪行シーンのサービス付き!
本当に、大盤振舞いだ。
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[左]
新狭山駅に到着。それとなく輪行準備にかかる時間について牽制する高地さん。
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[中]
高地さんのランドナーの輪行準備。フォークこそ抜かないが、前後輪を外し、後ろの泥よけを外している。
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[右]
フロントバッグは左肩にかけ、輪行袋の上からフレームを直接掴んで、階段を上る。頼もしい。
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しかし、近付く新狭山の駅舎を前に、高地さんと[み]はそれとなく火花を散らしていた。
高地さん:僕、輪行の支度は遅いですよ、10分くらいかな。荷姿大きいですし。
[み]:え〜っ、10分なんて言ったらうちのトレンクル、負けるかも。
これが一見フェイントをかけているようだが、実は[み]はまた弱音を吐いていた(笑)
我が家のトレンクルは装備を充実させた結果、折り畳みの手順もややこしくなり、
この日の朝は完了までたっぷり6分半はかかっていた。
だから、暗黙の「よ〜い、どん!」で荷造りが始まると、
折り畳み自転車とランドナーの対決にはあるまじき接戦となった。
普段なら丁寧にまとめる小物もぐいぐいと押し込み、大急ぎでやっつけて、1番で完了した[み]のタイムは5分。
高地さんと[直]が殆ど同時で、6分前後だった。
[直]はともかく、フルサイズのランドナーの輪行準備でも、
慣れればこんなに短時間で完了するなんて驚き、さすがは高地さんだ。
その後に、もう1つサービスで見せてもらったもの。
大きな荷物をひっ担いでぐいぐいと階段を上る高地さんの姿は、まさに、幾多の苦難を独りで切り抜けてきた、
逞しい旅人の姿[3]だった。
でも、反対側へ回ってみれば、サイボクハムのお肉たっぷりのレジ袋がブラブラ。
高地さんは、サイボクハムへ立ち寄った日には、美味しいお肉でカレーを作ると言っていた。
そうだ、旅人の身体は食べ物で出来ているのだ。
でも....食べるだけでは、旅人にはなれないんだよね、やっぱり(苦笑)
[3]
あ〜、よいしょっと(笑)
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