休憩時間が終わり、準備が整うと、[み]は今度はすぐにスタートした。
しかし何も考えずに走って、気付くと先頭集団に紛れ込んでいるではないか、まずい。
幸い前にウォーキングの群れが立ちはだかっていて、速度も20km/h止まりがいいところ。
これなら[み]でも付いて行けるペースなので、そのまま走り続けていた。
狛江の砂利道もモールトンなら楽々走破、それどころか多少の悪路でもハンドルが取られないので、
交通量が少なければカメラを構えて走る事も出来そうだ。
だが突然、前を走るSpiritが急ブレーキをかけた。
前後ディスクブレーキの急制動に、Vブレーキのモールトンもフルブレーキ、深々とノーズダイブ
したので驚いたけれど、確実に止まっていた。
トレンクルでは追従出来ずに突っ込んだだろう。
安心したのも束の間、二ケ領上河原堰堤の付近で人垣が途切れると、急に速度が上がって25km/h巡行が始まった。
先頭集団の本領発揮だ。
京王閣から稲城インターへと進むうち、さすがに疲れてきて、少しずつだるくなってくる。
高地さんが何度も後ろを振り返っていたが、やがてGAMIさんと揃って先頭のトラペジウムさんを追い抜き、
加速して集団を引き始めた。
その勢いで[み]は千切られ、遠ざかる高地さんたちの後ろ姿を見送って一人旅。
メーターを見ると、22km/hまで落ちていた。
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[左写真]
[1]
バーベキューのため河原へ向かう人の群れに前を塞がれた、先頭集団。ちらりと見える赤い服が、先頭隊長のトラペジウムさん。
[2]
稲城大橋の近く。すぐ後ろは誰だろう、その後ろはDOIさん。
[3]
石川さんといいづかさん。正面から見ると、いいづかさんの姿は見えない。
[4]
米田さんと古紙さん。遠近法が強調されて見える。
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後ろに誰かいるみたいだけど、前に出てくれないかな〜、背中がだるいな〜。
何でこんなに疲れてるのかな〜。
無意識にトレンクルと同じ調子で踏んじゃったかな〜。
(稲城インターの下を吹き抜ける風が、びゅう!と風切り音)
あれ〜、なんだ風吹いてたんだ。
道理で苦しいはずだ、安心すると共に、さらにがっくり(笑)
是政橋を越えたところで、[み]は土手の上に上がりかけてはっと気付いた。
[み]:あ、またやった。
いったい他のどの場所と間違えるのか、過去に[み]は何度もここを間違って上っているのだが、一向に学習しない。
後ろから来たDOIさんにもからかわれたが、たぶんまたやるだろう(笑)
コンビニへの分岐点に到着すると、ぜーひーはーと大口開けて深呼吸したいのを我慢しながら、
ぼ〜っと顔馴染みが通り過ぎるのを眺めていた。
待つこと8分、[直]は米田さんとのんびり最後尾を走ってきたが、微妙にインラインスケート集団に絡まれて走りにくそうだ。
右へ左へ体重移動が激しいので、意外と抜きにくいんだな、あれ。
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