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 1998年11月 トレンクルがやってきた! <<前月へ  翌月へ>>

会議室のトレンクル
●11月
・06日 サイクルショー
・09日 和田サイクルにトレンクル入荷
・10日 トレンクルが我が家にやってきた
・11日 桃園川緑道ポタ
・17日 サイクルメーターとグリップ、専用輪行袋
・18日 ペダル交換
・19日 銀座まで行ってみた
・29日 道満オフで45Tの受け渡し


▼サイクルショー 1998.11.06(金)

この日は@niftyのサイクルショーOFF。
みんなで東京ビッグサイトで開催された、1998年東京国際自転車展(サイクルショー)に出かけた。
このパナソニックのブースに、JRと共同で開発されたトレンクルが展示されていた。
初めて女性の輪行を意識して作られた、6.5kgと7.5kgの超軽量折り畳み自転車。
軽く、小さく、しかもフルチタンのボディ。
プレスリリースから指折り数えて、[直]がようやくトレンクルに出会えた、これが最初の日だった。
帰宅後、[直]はniftyの会議室にこんな報告をしている。
サイクルショー会場風景
サイクルショーで試乗してきました。
前42 T、後ろ11 Tでありました。

■作った方がおられまして、いろいろ伺いました。

  • ハンドル(ポスト直づけ)はクロモリ(チタンだと、たわんでしまう)
  • ブレーキレバーは「ちゃち」(価格は安いが、軽さを追及した結果)
  • シートポストはアルミ(露出部分がかなり長いので、強度で選択)
  • リムはゼロから作った(出来合いのがなかった)
  • タイヤも特注(サイドにケブラー使用)
  • 後ろハブも特注(内装変速機を付ける場合注意が必要?)
  • 折畳みペダルは樹脂製の市販のもの
  • トップチューブに巻かれたロゴはベルベット地のような感触の布製
  • 試作ではサスペンション付きもあったが重量を考え不採用 (チタンフレームが適度に「しなる」ので、サスペンションがなくても結構いい、とのこと)
  • 現在のギア比は、これでバランスがとれていると考えている
  • 前ギア(アウター)を交換して、52くらいにしてもチェーンラインは問題ないだろう、とのこと
■というわけで、ブース周りをひと走りしての感想。

やはり、とにかく軽い。チタンの質感も見た目がむちゃカッコ良い。
サドルの高さは少し低めのままでしたが、それでも重心が後ろになって、普通に漕ぐと、走り始めは前輪が浮いてしまいました。
身長のある方が(わたし167センチ)サドルを高くするともっと危険かもかもー(^^;)
乗り味はブリジストンのワンタッチピクニカ(愛用してたのでこの車輪径には慣れてます)に近い感じ。
ハンドル操作も問題なく、マイクロバイクより安定感はあります。
ブレーキは、部品が「ちゃち」なせいか、効きが悪かった。
一日に16台(うろ覚え)しか生産できないそーで、しかも完成車をJRにみんな持っていかれてしまったので、 納品は2週間程度かかるそーです。

とりあえず素のままでしばらく乗ってみて、改造は後から考えよーかなー とか思ってますが、 まずは、ホントに買うかどうか、ですねー(^^;)
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▼和田サイクルにトレンクル入荷 1998.11.09(月)

和田サイクルにトレンクル入荷 サイクルショーの余韻も醒めないうちに注文しようと、他の用事のついでに和田サイクルに行く。
「トレンクル6500はいつ入荷するんですか?」と聞くと、和田さん18番の必殺技

ああ、あるよ

が炸裂。
どうやら、ショーで展示されていたのと同じ、最初期の車体が届いたらしい。
もう考えている余裕などない、誰かに横取りされないうちに、とっとと内金を払ってしまう。
そしてまた会議室に報告。
■一般道を走った感想

  • オフへの参加は難しそう(一台だけで気ままに走るとか、まったく同じトレンクル複数台でないと、 ペースを他と合わせるのは難しい感じ。
  • 下り坂は怖いぞ
  • 車輪にちょっと振れがあったので直してもらうことに
  • 空気を入れるのが大変なことがわかりました。 14インチの車輪内径が小さすぎるので、今所有している小さいフレンチバルブの空気入れでは、口金を固定するレバーを開いたときに、 レバーの端がスポークにあたってしまい、固定できないのです。新しい空気入れが必要となってしまいました。
  • 使われているブレーキアーチは昔からあるママチャリ用のだそーで、支持部からリムまでの距離が長くロードのはつけられない、ということでした
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▼トレンクルが我が家にやってきた 1998.11.10(火)

翌日、和田サイクル(当時定休日は水曜だけだった)が開店する時刻を見計らって、[直]は家を出た。
和田サイクルまでの距離は3.5km。
自転車が無ければ電車とバスを乗り継いで行かなければならず、我が家からだとあまり交通の便は良くない。
しかしトレンクルが待っているのだ、骨折リハビリ中の[直]は歩いた。

和田さんとトレンクル 帰りはトレンクルで軽々と帰宅、あらためて室内で腰を据えて点検開始。

とりあえず、フライトチタニウムのサドルをどうにかしなければ。
これは自転車仲間の間でも痛いので有名なサドルだ。
あまり格好良くないが、とりあえずゲル入りのサドルカバーをかけて凌ぐことにした。
トレンクル到着
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▼桃園川緑道ポタ 1998.11.11(水)

試しに[み]のモールトンと一緒に、桃園川緑道から神田川を経て銀座まで走ってみた。
最初はクイックに感じたハンドルリングも、慣れるときびきび小回りが効く感じだし、車体の軽さもGO & STOPを繰り返す都心部ではとにかく楽だが、 段差の衝撃が手首に響く。
ハンドルグリップを交換した方がいいかもしれない。

しかし思ったよりよく走る。
都市部のポタなら充分だ、和田サイクルにもう1台注文してしまう。
神田川との合流地点にて 畳んだトレンクル
帰宅後、初めて畳んでみて、その小ささをあらためて実感。
少し慣れれば折り畳みはスピーディに出来るようになるが、トップチューブのヒンジの扱いにはコツが必要だ。
レバーの向きとトップチューブの折れ方、ヒンジの金具の上下の関連をよく理解しないと、 いつまでたっても組み立てられない。

その後、折り畳んだ時に干渉しない場所を探して、ヘッドライト(CATEYE HL-500)とテールライトを取り付ける。
とりあえず、ヘッドライトはハンドルポストのヒンジのすぐ上、テールライトはシートステイのブレーキ台座の横にしてみた。
後部に付いていた赤いリフレクターは、外して不要品箱行き。
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▼サイクルメーターとグリップ、専用輪行袋 1998.11.17(火)

トレンクルにメーター取り付け 和田サイクルに、頼んでおいた専用輪行袋が届いた。
買いに行ったついでにCATEYEのメーター と透明で柔らかな樹脂グリップも購入、 早速店頭でメーターと小型LEDライト(持参)を取り付ける。
ついでにブレーキワイヤーをテフロンコーティングのものに交換、 アウターも銀色に替えて、 ハンドルグリップは帰宅後交換。
輪行袋にも入れてみたが、かなりきつくてパズルのようだ。
メーターとLEDライト 専用輪行袋に収納
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▼ペダル交換 1998.11.18(水)

フレンド商会で、カーボン260(トレンクル6500の左側に使われているペダル)を1セット購入。
トゥークリップを取り付ける。
わざわざ新しいペダルを買った理由はここに説明されているのだが、 当時こんな事で苦労していたなんて、すっかり忘れていた。

勢い余って(?)niftyに書き込み3連発。
ペダル交換
■トレンクル6500報告(折畳み)

昨日、専用キャリングケースを購入した時に同時にサイクルメーターも取り付けましたので、報告したいと思いますー

■先月発売された雑誌 → 『DIME11.5号(142〜143ページ)』や『バイシクルクラブ11月号 (116ページ)』に紹介されていたトレンクルの写真と見比べてみると、 実際に発売されたものには若干の違いがあることがわかりました↓
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  • ハンドルポストの付け根の固定ボルトが 1本から2本へ。
  • ハンドルポストの折畳み部分の固定解除レバーを、さらにしっかり固定するための金具の追加。
  • 折畳み時にハンドルをチェーンステーに固定するための「折りたたみ固定クリップ」の追加。
  • 前ギアのデュラエース/アウターの歯を削って作ったチェーンガードが、 板を加工して作られたガード専用の部品に。
  • 6500のみ、左側のペダルが、ミカシマFD-5(樹脂製折畳み、190グラム) からMKSカーボン260(130グラム)へ変更。
  • サドルが、セライタリア、フライトチタニウムに。
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   ところが、↑の変更は必ずしも良い結果を生んではいません(^^;)
  • 追加された「折りたたみ固定クリップ (チェーンステーを挟み込むための片側が開いた輪が付いた小さなプラスチック製の部品。 ハンドルポストの途中に固定されている)」は『DIME11.5号』の記事で「折畳み時にハンドルがぐらぐらする」 と指摘されたことで後に加えられたものと思われます。(記事ではメーカー担当者の言葉として 「伸縮性のあるバンドなどを使っていただきたい」とありました)。

    ところがこのクリップがあることで、逆に、畳み方の手順に融通が利かなくなり、 折畳み作業がかえって面倒くさくなることがわかりました。さらに私の場合、 ブレーキレバーを自分の好みの位置と角度に変更したので、折り畳む途中で、レバーが別の部分に干渉してしまい、 クリップは邪魔なものになってしまいました。仕方ないのでこれを外しました。結果は良好です(^^;)

  • 左側のペダルが、右側のものより軽くなったおかげで、本来、畳んだとき下側にくるべき左側のペダルが (クランクが回転して)上に来てしまうのです。 このためトレンクルを畳もうとすると、フレーム真ん中に付いている蝶番の鋭く尖った角にクランクが引っかかり、 クランクに傷が付いてしまいました(T.T)
■トレンクル6500(組み立て)

軽さを多少犠牲にすることになりますが、両方のペダルの重さを合わせるため、ミカシマFD-5をもうワンセット。 そして長距離を走るときのために別にMKSカーボン260(トゥ・クリップ付)を一組、購入しました。 カーボン260は専用キャリングケースに収納するとき、クランクから外してしまうことになります。
  • 専用キャリングケースは、折り畳んだトレンクルがギリギリ入る大きさ。
    しゃれた模様のある丈夫な生地で出来ており、見た目は良いのですが、袋を小さく畳めません。
    そこがちょっと残念かなー。
    畳んだままのむき出しのトレンクルは非常に軽く感じますが、ケースに入れると少し、その感じはなくなります。
    でも、実際にはすごく軽いわけで運ぶのに苦労はしません。ここでも、よく聞く話ですが「折り畳むより、 袋に入れる時のほうが時間がかかり」ます(^^;)

  • 最初、組立の時にまごついたのが、真ん中の二つに折れた部分の固定。
    金具がなかなか定位置に固定できないのです。
    じつはサイクルショーで見たときも、コンパニオンが困っているところに、開発者が助言しているのを何回も見ました。
    ちょっとしたコツがあるのですね。力の入れ具合(蝶番部分を、いきおいをつけてぶつけるように合わせる ←でも怖い←でもそれだとウマク嵌まらない)が難しい。

    原因は、金具の角が取れていなくて引っ掛かる時があること(角が鋭く丸みを帯びていない。これはだんだん馴染んできます)、 各々の部品がきちんと定位置にないとダメなことがわかりました。
    これは組み立て時に強度を保つため部品の合わせ目に隙間(余裕)が無いように作ってあるからかなー?
    前もって各部品の位置を手で調節します。慣れれば問題ありませんでした。

  • ライト
    大きめのライトをハンドルにそのまま固定すると畳んだとき、地面に触れてしまうので、以前、 浜松のプーさんに教えていただいた方法でもある「ハンドルポストの横に(それも折畳み部の近く、 下の端に)」補助金具を使って固定しました。
    この位置だと畳んだ時にうまくサドルの下の空間に収まりますし、何より、ハンドル周りがスッキリします(^.^)

  • 後方のリフレクターはLEDの点滅式に交換
■トレンクル6500(パーツと走り)
  ●サイクルメーター
センサーケーブルが(折り畳むので)通常より太くて丈夫な、キャットアイ社のED200を選択。 ミニベロではいちばん問題となるセンサーケーブルの長さは、実際にはわずかに余裕がありました。 タイヤ周長は1メートル1センチでした(設定できるのは1メートルからということを確認してから購入)。
  ●ハンドルのグリップ
固い細目のグリップが付いていたので(私は手首が弱い)、これを太めの柔らかいものに交換しました。 そして、そのとき、ハンドルの内側を覗いてみると、そこには錆がびっしりと...。 日東の古い在庫を利用したんだろーか...(^^;)
  ●サドル
普通の舗装路を走っている分にはぜんぜん問題ありませんが、石畳の遊歩道などを走ると、 微震動がきょーれつに下腹にキマす(^^;) 衝撃吸収ジェル剤入りのサドルカバーを購入しました。
  ●ギア比
購入して次の日に杉並の自宅から銀座まで往復してきました。 その後、メーターも取り付けたのでその結果を(購入時のギアはそのままです)。
時速20キロくらいまでは快適に走れます。17〜18キロくらいがベスト。 20キロを越えて、23〜25キロくらいになると、ペダルを「踏む」から意識して「回転させる」ようにしないと、 体全体が大きく上下に揺れます。これは取りあえず、ペダルにトゥクリップを付けることで改善されました。
短時間ならば時速30キロくらいまで、けっこういけます。 でもオフなどへの参加はやはり、ディレーラーなどを考える必要がありますね。

上り坂は、とりあえず今のままのギア比でも、ずいぶん力に余裕がありました。
これは車体が軽いこともあるかもしれません。(途中、都心で歩道橋を「担ぎ」ましたが、 担いでいる感覚はまーるでありません。もー、すごく快適!)

下り坂ではギア比の問題はありませんが、車輪が小さいことで、けっこう恐怖感があります。 また後方確認のために振り返るとすぐにハンドルがブレルので、バックミラーも考えています。 (モールトンとBD-1には装着済み)
ちょっと急な用事が入ったので、今日はここまでー
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▼銀座まで行ってみた 1998.11.19(木)

会議室のトレンクル 銀座で著作権関連の会議があるので、トレンクルで出かけてみた。
と言っても地下鉄で輪行である。
目的地に到着すると、会議までまだ間があったので、地下鉄の駅の改札口横の書店にトレンクルを抱えたまま入り、 本を買った。

そこから会議場への移動はもちろんトレンクル。
いつも路上にモールトンを駐輪する時は、場所や停め方など気を使ったが、 トレンクルなら畳んで会議室に持ち込んでしまえばいい。
会議のメンバーにも自転車愛好家がいて、トレンクルをネタに早速盛り上がってしまった。
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▼道満オフで45Tの受け渡し 1998.11.29(日)

さて、ここでいよいよトレンクルのギヤ比の変更に取りかかる。
他の折り畳み自転車の改造で問題になりやすいのは、BBやクランクセット、ハブの互換性だが、 幸いトレンクル6500はクランクにデュラエースを使っているので、とりあえずBBとクランクセットについては心配要らない。

で、最初はフロントのチェーンリングを42Tから46Tに交換してみようという話になったのだが、 現行シマノのギヤ板で46Tがあるのはピスト用だけだったので、まずは和田サイクルで デュラエースピストの46Tを注文。

だがここに大きな盲点があった。
niftyの会議室で相談するうち、すが谷さんから、現行シマノの デュラエースピストのPCDは144mmなので、 130mmのデュラエースロードとは互換性が無いという情報が入る。
もしかしたら旧デュラエースロード(7410系)の中に46Tがあるかもしれないが、 それは問屋さんが探してくれるかどうかにかかっているらしい。
ここで一気に不安が高まった。

その後和田サイクルの方はあまりはかばかしい進展が無かったので、とうとうすが谷さんから、 ジャンクで買った45Tを譲ってくれるという申し出があった。
喜んでご好意にすがることにした。
受け渡しは道満オフの会場。
[み]はこの日、そんな重大事件があったとはつゆ知らず、ただひたすら野外料理をパクついていた。
すが谷さんから45T
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