四畳半の住人 / ガスコンロでメシを炊く / 圧力鍋でメシを炊く

こんなサイトを作っていると、「IH高級炊飯器を使ったこと有るのか!」とか「炊飯専用土鍋で炊くのが一番美味しい!」とか色々なメールをいただきます。私は文化鍋びいき(最近は、
釜炊き三昧に譲りましたが)ですが、文化鍋が一番いいと言うのではなく、
「私の環境では一番好き」と書いているだけです。 で、よくいただくメールの中で「圧力鍋が一番では?」が多くあります。そう、炊飯ブームになる前は、炊飯=圧力鍋というイメージがありましたよね。でね、私も圧力鍋を買って試してみたことがあるんですよ。が、結果は他の道具と比べると論外だったのでこのページは後回しになってしまいました。(^^;)
最初は、6リットルなんて大型の鍋(写真右上)を買ってしまい狭い台所ではあの大柄で重い鍋は、洗うのも大変で、保管場所にも困りはて、1週間で押入に入り、その後は結婚した友人宅へ。他の料理にも使えばいいのですが、肉より魚食なので、じっくり煮る料理が少ない我が家、逆に、味噌用の豆を煮るには小さくて圧力鍋は我が家の環境には不用品でした。だいたい、鍋の容量の半分以下しか煮炊きできないなんて、狭い台所では一番反感をかう仕様です。(^^;) どちらにしろ、世界一ご飯にこだわる日本人が圧力鍋になかなか移行しない訳ってのがありそうです。

が、ご飯炊きのページを作っていて圧力鍋が抜けているのはやっぱり片手落ちだし、メールも多いしと、その後に買った〔2000年購入)小さい圧力鍋「こなべちゃん」(写真右)を使い、今月は、圧力鍋月間にして、それ以外の炊飯道具は使わないと決めました。最初からまぁまぁには炊けています。で、1ヶ月たっても炊飯技術の向上は見られないのでそろそろ皆さまに紹介します。
- 製品名 こなべちゃん RM1-25S (RIKEN)
- メーカー 日軽プロダクツ〔理研)
- 容量 2.5リットル(3合炊き)
- 材質 アルミニウム合金(底の厚さ3mm)、表面加工 アルマイト
- 寸法/重量 210×365×169(mm) / 1.35 kg
- 定価 9,450円(税込み)
- 特徴 片手で持てる軽量コンパクトサイズ、安全性を配慮した設計機能や扱いやすいスライド式の圧力鍋です。
- パッキン耐用年数は5年(取説より)、きっと本体はほぼ永久でしょうね。バルブが先かな。
圧力鍋「こなべちゃん」でご飯を炊いてみる
まずは、こなべちゃんの取説通りに炊いてみます。以下、こなべちゃんクッキングノート31ページより引用。
白米 材料 米2カップ 作り方 米は洗ってざるにあける。圧力鍋に米と、米と同量(2カップ)の水を入れ、蓋をセットし、30分ほどおく。圧力鍋を強火にかけ、おもりがゆれ始めたら、加熱時間3分。蒸らし時間10分。 【使い方手順・火にかけてから】〜こなべちゃんクッキングノート 6ページより引用
火にかけたら、早く沸騰させるために強火にします。数分(約5〜10分)して、圧力表示ピン部より蒸気〔水滴)が出始め、次に圧力表示ピンが上がり、蒸気が止まります。
圧力表示ピンが上がり、しばらくしてシュッシュッと音をたておもりがゆれ始めます。これが加熱時間開始の合図です。次に火を弱めます。火加減は料理に合わせ、ゆっくり左右にゆれる程度かまったく動かないように調整します。このまま加熱時間終了まで続けます。
所定の加熱時間が終わったら火を消してください。蒸らし時間のあるものは所定の時間そのまま放置いたします。火を消してもしばらくは100度以上を保ちます。この間、表示ピンが下がっても100度近い温度を保ちます。
【ポイント】量が増えても加熱時間、蒸らし時間は同じです。 |
| 他のページが3合づつ炊いているので、ここでも3合づつ炊いてみます。米3合と同量の水3合を使います。圧力鍋を使うと同量の水でいいんですね。 |
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| いつも通りにざるで軽く洗い、水を切り、鍋に米と同量の水を入れ、30分ほどそのまま吸水。おもりはちゃんとはめ込みます。鍋の蓋の穴に詰まりがないかもチェック。 |
6分でそろそろ沸騰、7分で加熱時間開始。炊飯だと水分が少ないためかおもりはそれほど揺れない。中火程度で3分加熱後、火を止め10分蒸らし。 |
焦げずに炊けています。 が、色が・・・ 混ぜるとかなり柔らかい。 |
圧力鍋で炊いたご飯について
10分の蒸らしを待ち、ウキウキと蓋を開けて、ガッカリ。
米の色がかなり悪いです。安い炊飯器で炊いたような黄色っぽいってか黒っぽいような米で、食欲をそそりません。その後、炊き方が悪いと思い、加熱時間や吸水時間、米の種類までを色々と変えましたが、
炊き上がりの米粒の色は、ここで試している炊飯道具の中では最悪で、美味しそうには見えません。鍋のせいかな?とも思いましたが、インターネットで調べてみると、これは諦めるしかないようです。
- 白米ごはん(圧力鍋ワンダーシェフより)
- Q-1 白米を炊いたところ、できあがりが灰色がかって見えます。この原因は?また無害ですか?
白米中のでんぷん質が、急速に高温(約120度)で加熱されることによって、ごく薄く灰色がかって見え、半透明のもち状になります。(アルファ化現象)人体に全く無害です。(日軽プロダクツ 圧力鍋 Q&Aより抜粋)
おかずが貧しいので、ご飯にのせた時の見た目も1品の私の場合は、ご飯の色が悪いのは論外で、採点も辛くなります。狭いアパート暮し、照明も暗めだし、食卓(ないけど)も華やかさに欠ける我が家では、ご飯は目にまぶしい輝きが必須なんです。(^^;) で、圧力鍋月間は、カレーや丼物が増えました。が、丼物にするにはやはりちょっと柔らかすぎですかね。ハンバーグなどの肉料理で洋食メインの家庭ならばそれほど気にならないでしょうね。
食味は、もち米のように柔らかいです。炊いたってより、よく煮えたって感じです。これは個人の好みに左右されますね。お年寄りには消化もよさそうでいいかもしれない。チャーハンにはダメだけど、キリタンポにはいいかなぁ、、って感じ。これで赤飯なんて炊いたらどうなっちゃうんだろう。柔らかく炊けるので冷や飯もそれほど固くなりませんが、弁当に持っていった冷や飯のお味も・・・いや、、、味は、個人の好みなので以下省略。個人的には、普通の鍋や土鍋で炊いたご飯の方が美味しく感じますし、わざわざ大袈裟な圧力鍋を使う必要性は感じません。 米の固さは本当に個人の好みですので柔らかめが好きなら圧力鍋はいいですね。
加熱時間も3分と忙しすぎます。実際には、3分20秒でもいいのだろうけど、他の鍋と違い、音で判断できないのでその3分前後は神経を使います。
やはり、私の生活環境には、圧力鍋は合いません。 どの料理に使うにしても、圧力鍋の仕組み上、
煮炊きできる量に比較して大きい(通常は鍋の容量の1/3〜1/2まで)ので、置き場所にも洗う時にも困ります。でね、やはり一番気になるのはパッキンの耐用年数です。 どのメーカーも流用できるものではないし(実際、2005年3月に日軽プロダクツ〔理研)は業務終了してしまいました)、
5年先も10年先も20年先もそのまま機能を損なうことなく使えるか? 圧力鍋はバルブが壊れたら普通の鍋になってしまいます。普通の鍋であの重さじゃ使わなくなってしまうのが確実。 普通の鍋ならば、ツマミや把手が壊れてもちょっと工夫して使えます。これが私が安心して使える条件です。壊れたら買い替えじゃ資源が勿体ないです。
調べていて圧力鍋のサイトを見つけました。ここで料理法など一つでも自分の物にしたいと思います。そうそう玄米なんか美味しく炊けるって言いますよね。→
圧力鍋講座 (圧力鍋の部屋)
そう、圧力鍋は炊飯よりももっと似合う仕事があるはずです。ご飯は、直火で普通に炊いても20分程度なのですから、圧力鍋を使うメリットは半減するんじゃないかな。もっとコトコトと煮込む料理にこそ圧力鍋の本領発揮では?と思います。でもねぇ、、容量の半分以下の調理量ってのが、私にはダメかしら。
ご飯の炊き上がりって、蓋を開けたときに、モリモリと美味しそうなのが嬉しいのに、鍋に半分以下、しかも色が灰色じゃ、見た目も嬉しくない。 私の頂きまぁ〜すは、炊飯から始まっているので圧力鍋の炊き上がりは興ざめ。 まぁ、我が家には合わないと言うことで。。別にね、全てを否定している訳じゃないので、気にしないで下さいね。
圧力鍋での炊飯〜原さんの場合
原さんから、圧力鍋炊飯についてメールを頂きました。どうして、ここまでして圧力鍋を使いたいのかわかりませんが、一応紹介しておきます。(^^;) 我が家はお湯も出ないし、逆に、原さん方式は、面倒かも。 熱いのに出したり入れたりしたくない。台所がすごく狭いからねぇ、、と言い訳。 どなたか試してみて下さい。 (2005年9月)
5Lの鍋に中敷を入れ、蒸し器と同等の準備をします。
(その後、給湯よりお湯を中敷より少し上まで入れる)深底のステンボールに無洗米と同量のお湯を入れ、圧力鍋にセットします。
火にかけ、沸騰後10分、強制脱圧にてご飯内の蒸気をとばし、中の中敷の下のお湯も捨てた後、ご飯をひと混ぜして、圧力鍋に戻し、タオルをかけて5分ほど保温。で完了です。
柔らかさは、最初のお湯の量で調整可能です。(同量だと少し柔らかめで、粒にぱらぱら感がないので、90%強くらいにしてます)炊飯時間は長い分には特に問題ないので気楽に炊飯できます。こげ付きもなく、鍋は汚れないので、後の片付けも楽です。
問題は、1合程度では良いが、3合程度が限度で、分量が多いとむら(芯)ができることがありますが、長時間の炊飯 (20分強程度)で 対応可能です。 芯がある場合は混ぜて、お湯を振り掛け再度同様に加熱すれば芯もなくなりやり直しが効きます。1合程度の少量(自分は200cc量)であれば柔らかさの調整がかなり細かく可能で、味、硬さの 好みに合うので私にはかなり魅力的となり汎用してます。(洗物が少なくなるのが実は一番ですが)しかし、灰色米は避けられませんね
一度トライしてみてはどうでしょうか
二重鍋になれば圧力鍋は大きくなくても大丈夫だと思います。
発想は「茶碗で炊飯」です。実際、深底のステンはどんぶり代わりにそのまま使ってますし、、
スタートはお湯でなくて、水でも可能ですが、その場合は沸騰後時間を多少長くする必要がありそうです。(早く仕上げる目的でお湯を汎用してます。)
直接加熱でないぶん、熱の回りが良くないようで量が多くなると多少不都合があります。中敷より上に水を張るのも、熱伝導を考慮してです。
圧力鍋にこだわる理由はありませんが、一人で炊飯器を使うのは逆に襷に長しで、、実際使用頻度が少ないのもあり、まあ、横着です。(小鍋、圧力鍋、フライパンしか在りませんし。)
味はお気に入りで、安い米でもおいしく感じます。炊飯時間も早く、こげず、私にはぴったりです。(洗物が少なくなるが、本当の目的ですが、)
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2004年10月26日作成 2005年9月9日追記 四畳半の住人