ある日、電気炊飯器がとても邪魔に思いました。四畳半住まいで半畳ほどしかない狭い台所の一等地を占有し、部屋に2個しかないコンセントを使う電気器具。で、ラーメン鍋で炊いてみたら時間も早いしなにより旨い!
ガスコンロならば火の調節が簡単なのでとても楽です。それからは日常的にガスで炊くようになり、数年後、ほんの少し生活に余裕が出来てからは、文化鍋で美味しいご飯ライフ。若い頃の文化鍋はとても高く感じましたが、今になって思えば炊飯器よりも遥かに安いし長持ち。もう20年近くは使っています。お米の産地や値段にこだわらなくても美味しく炊けます。とにかくどんな鍋でも構いませんのでガスで御飯を炊いてみて下さい。御飯が旨いとオカズが貧しくてもまったく気になりません。
電気炊飯器と比べて〜文化鍋が好きな理由
- 炊飯時間が早い
2合の米でも蒸らしを入れて20分で炊き上がります。お腹が空いてから炊いても十分に間に合います。
- 電気よりも沸騰が早い
ご飯が美味しく炊く為の条件とは、沸騰までの時間を短くすることだそうです。電気とガスではエネルギーが違いますので沸騰までの時間はガスの圧勝です。よく言われる「はじめチョロチョロ、なかパッパ、赤子ないてもふたとるな」と言われるので、最初に強火は違うのでは、と思われがちですが、昔は、もみ殻が燃料で炊いていたので、最初はチョロチョロなんです。ガスの場合は、強火で一気に加熱が正しいと思います。参考リンク:史上最高のゴハンを求めて 第20回 最新IHジャー炊飯器「強火で銅だ!」 VS 魚沼の伝統的炊飯器「ぬか釜」 炊飯バトルロワイヤル
- 省スペース
同じ炊飯量の電気炊飯器と比べると、とにかくコンパクト。ラーメン鍋よりも小さい鍋で3合が炊けます。圧力鍋と違い、容積8分ぐらいまで炊けるので文化鍋(羽釜含む)は省スペースで、狭い四畳半生活には最大の利点と思っています。
- 道具が安くて経年変化がない
以前、「最新のIH電気炊飯器を使ってみろ! ガスなんかよりよっぽど旨い」とメールを頂いたことがあります。何か誤解されているようですが、私は文化鍋が最高と書いているつもりはありません。最新の炊飯器は使ったことありませんが、1度食べてみたいものです。が、一生使えるのは文化鍋だし、数万円もかかる最新式炊飯器より数千円で買える文化鍋が、私にはお似合いです。文化鍋は、単純機能ゆえに性能低下する要因がありません。ただ、最初はピカピカだった鍋が今は白っぽくは変化します。汚れや色の変化は炊飯器も一緒ですね。
- コンセント、置き場所が不要
まぁ、この辺は普通の人はあまり関係ないのでしょうが、四畳半ボロアパート住まいの私の部屋には、コンセントは台所に1口、部屋に1口と合計2個しかありません。台所も狭くて1畳分しかありませんので、とても炊飯器を置く場所なんて確保できません。鍋ならば、使い終わったらぶら下げておけるので場所の節約にもなります。まぁ、ガスコンロは一つが使われてしまいますが、意外となんとかなるものです。
- なんとなく清潔
当然、丸洗いできるので電気炊飯器よりも清潔に感じます。最近の炊飯器も洗えるのですかね。あの、蒸気逃し弁の附近の水あかとか気になります。まぁ、高温の蒸気にさらされるので菌の心配はなさそうです。
アルミの鍋はアルミが水に溶け出して体に悪いと言う人もいますが、煮物に使う鍋って一生使っても薄くなったり減ったりしないので溶けたとしてもたいした量ではないと思います。電気炊飯器に使われているプラスチックやゴムパッキンなどのほうが体に悪そうです(笑)。
鍋では保温が出来ないから面倒などと言わずに、是非お試しください。面倒なほど時間がかかりません。贅沢ってのは炊きたての御飯の事です。鍋で炊いた御飯なら冷やメシも美味。お櫃(おひつ)って手もありますね。お櫃はとっても高価ですが、それに見合う価値はあると思います。狭い我が家では導入する気はありませんけどね。土鍋ならまだ冷めにくいです。
あと、鍋で炊く事を覚えれば、
大勢の御飯を炊くとき、キャンプの時、とても役に立ちます。電気炊飯器の場合は、通常食べる分量より多めの容量のものを使っていると思いますが、いつもより二、三倍の量を電気炊飯器では炊けないでしょう。一人暮らしの我が家で10人分とか、1升の御飯を炊く必要があるとき、鍋で炊くことが出来れば、大鍋さえあれば困りません。私はそんな時、木蓋のアルミ鍋で炊いています。量が多いと多少のミスでも許容されてしまうので、お正月用やら宴会用の鍋でも十分に美味しく炊けます。
冷や飯がうまいガス炊飯ですから、
おにぎりは格別です。ガス炊飯ならば、塩むすびでも十分に美味しく楽しめます。コンビニでも人気なおにぎりですが、やはり手作りは安く安全な気がします。工場で作られるおにぎりなんて食べたくありません。私のちょいと大きめのおにぎりで、1合あたり3〜4個のおにぎりが作れます。1kgの米が500円として、1kg=7合=20〜30個のおにぎりが作れます。自宅でお客に振る舞うにはおにぎりって便利ですよね。もちろん、行楽のお供にも。→
熱々おにぎりの作り方