友人からよく聞かれる赤紫蘇の干し方を少しだけ詳しく書いてみます。なんでも友人曰く、「赤紫蘇の処理(塩漬けから干す時まで)が梅干し作業の中で一番面倒である」だそうです。確かに梅の量が増えれば赤紫蘇も増えて手間も増えそうです。しかし、何も一度(1日)で作業を終える必要はないのです。もっと気軽に考えれば赤紫蘇作業もそれほど苦痛じゃなくなるかもしれません。
ゆかり用と紫蘇葉を分ける
赤紫蘇はすり鉢で粉にしてフリカケ状にして使う「ゆかり」と、紫蘇葉のまま使う場合があります。簡単なのは「ゆかり」ですが、せっかくの手作り梅干しですので、一部は紫蘇葉のまま使えるように処理しておくと楽しみ倍増です。 紫蘇の葉は赤梅酢にもう一度浸してオニギリに巻いたり、温かいご飯に最高です。土用干しの時のお昼ご飯は赤紫蘇おにぎりと私の夏の定番です。他の用途にも色々と使えますので、余力がある人は一部だけでも紫蘇葉のままの保存をお薦めします。最近は、梅漬けに使った赤紫蘇を干すのが面倒で、赤紫蘇は全部、広げないで干して「ゆかり」にするか、丸めたまま刻んでおにぎりや浅漬けに使うかしています。 で、おにぎりには、別に作った赤紫蘇の梅酢漬けを使っています。これが、ラクチンでキレイに出来るので、赤紫蘇が好きな人はやってみて下さい。→
おにぎり用の赤紫蘇漬け
赤紫蘇を干す

漬物容器から取りだした赤紫蘇を軽く絞ります。キツク絞ると破けちゃうのでおにぎりに巻きたい人は要注意。 干しザルが梅に占拠されている場合は、ビニール袋に入れて冷蔵保管します。梅の土用干しが終わってからゆっくり干すのも手です。
ザルに上げた赤紫蘇は一枚を取り、広げて他のザルに移します。この作業を他の仕事の合間にちょこちょこやります。紫蘇葉は3、4枚重ねても大丈夫です。広げるとすぐ乾くので乾いたものから除けて別の紫蘇葉を広げます。
この生乾きの紫蘇の葉でおにぎりを包むと最高です。 別に乾いた紫蘇葉を赤梅酢に戻しても同じですが、暑い中、紫蘇葉のおにぎりはよく合います。毎年必ず食べる楽しみおにぎりです。紫蘇葉は塩分を含むのでおにぎりには塩は使いません。是非、お試しください。新しい紫蘇の香りが最高です。
で、
実際は、面倒なので、写真のようにかたまりのまま干した横着干しをしています。おにぎりには
おにぎり用の赤紫蘇漬けを使います。
半乾きの紫蘇葉は
丁寧に広げて干した場合の赤紫蘇は、半乾きになると風で飛びやすいので洗濯ネットなどにどんどん入れていきます。洗濯ネットは四隅を洗濯ハサミでつまんで干し続けます。1ケ所だけつまむと葉が寄ってしまい、乾きにくくなります。雨には気をつけてください。雨が降りそうなら部屋の中に入れます。
何日もかけてゆっくりと
一日でこれらの作業をやる必要はありません。私は何日もかけてじわじわと広げていきます。特に赤紫蘇は、いつまでもザルに並べて吊り下げています。ちょっと天気がいい時に、外に出して干しています。そうですねぇ、、秋まっさかりまでザルの上かも。 ザルの上に置いている時から、どんどん食べ初めてずいぶんと減ります。 ホコリが入るような気もするけど、、破れている紫蘇葉はユカリ用に回すのでザルを分けます。大きい紫蘇の葉が破れなく広がると少し嬉しいです。で、半乾きの時が一番広げやすいです。広げて干したい場合に、乾燥して広げられない赤紫蘇葉は、赤梅酢を振りかけて湿気を与えます。
乾燥した紫蘇葉
ビニール袋に保存でも構いませんが、広げて干した紫蘇は壊れやすい(崩れやすい)ので注意してください。私のように横着して、塊で干した場合は、ビニール袋で十分です。 広げた紫蘇はタッパーなどの箱物に保存します。使う時は別に保存した赤梅酢に浸してから使います。食卓にいつも赤紫蘇って方はある程度まとめた分量を赤梅酢と共に瓶に保存してください。確かにご飯に最高です。紫蘇葉に湿気があるまま保存すると低塩梅の場合は特にカビが生えやすくなるので冷蔵庫に保管してください。
ゆかり
縮れたままの赤紫蘇葉でも何日も干すとカリカリになります。どうしてもカリカリにならない場合は、ある程度乾燥してから電子レンジを使うという裏技もあります。その際は、湿気があまりにもあると、赤紫蘇が煮えてしまうので注意してください。カリカリになった赤紫蘇はすり鉢で粉にします。ただし、すり鉢ですると、すりこ木も入るんでしょうねぇ、きな臭いってか、ホコリ臭い感じです。で、最近やっと、
昆布梅の昆布を粉砕するのにミルサーを買いました。で、ゆかりも試したら「早く買えばよかった!」って感じの香り高いゆかりが出来ました。ゆかりは、おにぎり、ふりかけ、和え物、浅漬けなどと何にでも使って下さい。どうせ毎年出来るからケチケチせずにどんどん食べましょう。