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[2003年『神戸新聞』に掲載されたもの]
◆これは、神戸新聞の、読書・本関係のページに掲載された。
イメージ(下)も添付している。読売の論点の論文ももう
一つあるのだが、どこかにしまい込んでいる。記念になる
のでまた整理したいと思っている。
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− 私の一冊 −
ぼくは、団塊の世代である。思春期に週刊少年漫画雑誌が登場している。だ
から、漫画が、文化の一つのジャンルとして成立する歩み、と共に、生きてき
たことになる。
この本は、手塚治虫の初の個人全集、三百巻中のもので、十四冊からなる。
釈尊伝の正しい解説ではない。もとより釈尊の生涯は不明の部分が多いか
ら、この作品は、手塚の言うとおり『お釈迦様の伝記をかりたまったくのフィ
クション』である。
その思想や教えも手塚流だが、そうでありながら、これは立派な哲学書にな
っていると、ぼくは感じている。
手塚の『火の鳥』と同じテーマであって、『人の生き方』とは、『いのち』
とは、という重い問いに答えようとしているのだ。
楽しみつつ読んで、考えさせられ、自分の生きざまを問われている気分にな
る。
童話の創作にも影響を受けている。
数年前に胃ガンになり、死を身近に感じてからは、三度目の読み直しをし
た。
[取り上げた本]
作家名 手塚 治虫
書名 ブッダ
出版社 講談社
発行年 一九八四年
定価 四百七十円
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040129
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