高規格道路建設計画現況
 1999年3月、環境影響評価書の広告・縦覧が終了し、工事着工のゴーサインは出されている。しかし、当会を含める自然保護団体が、評価書作成における調査内容等の不備や、野生生物に対する影響の問題を指摘したところ、開発局側は継続調査(再調査ではないらしい・・・)を実施し、指摘を受けた問題について様子を見るということで、工事の着工は延期となってきた。(着工が延期になっている理由は、用地買収交渉の進展具合によるもの、というのが表向きのようだが・・・)2002月4月現在、未だ工事着工には至っていない。2001年から、予定地の一部で遺跡の発掘調査が始まった。この発掘調査は2002年も行なわれる。1999年以降、実施された野生生物に関する継続調査において、当会より指摘を受けた「道路予定地上はタンチョウの行動圏内である」という点について開発局は、「確かに、タンチョウが道路予定地上で観察されたが、似た環境が周囲にもあるので影響は少ない」としている。当会では、双方の詳細データの突合せを希望しているが、当方が専門家ではないとの理由で、実現に至っていない。開発局側は、「自然保護団体から意見を聞きながら環境には最善の配慮を・・・」と言いながらも、継続調査で得られたタンチョウに関するデータを正当に評価することなく、工事着工に向けての準備を進めているようだ。小泉政権や某議員の影響がどんな形で出てくるのか・・・。「1999年11月には・・・、2000年4月には・・・、2001年秋には・・・、2002年4月には着工を・・・」との声が、その都度聞こえてきてはいたが、やはりまだ、工事は始まっていない・・・。
(2002年4月29日)


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