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2005年3月
--------------▽ 除雪作業のラッセル車、大雪で脱線 青森・JR五能線
青森県板柳町福野田のJR五能線で1日午後9時半ごろ、除雪作業中のラッセル車が脱線した。同県内はこのところ記録的な大雪に見舞われており、JR東日本青森支店ではラッセル車が雪に乗り上げたと見ている。乗員にけがはなかった。
JR青森支店によると、1日朝から津軽地方の同線の深浦―川部駅間の運転を見合わせ、終日除雪作業をしていた。ラッセル車は深浦方面に向かって除雪中、前方部分が線路から1メートル外れて脱線し、動けなくなった。同支店では2日午前9時過ぎから、クレーン車を使ってラッセル車を線路に戻す作業を始めた。
復旧作業にあたったJR社員は「硬くなった雪をかき分けられず、車体の前方が雪の上に乗り上げたようだ」。別の社員は「まさかラッセル車が脱線するとは予想できなかった」と話した。
青森地方気象台によると、現場にもっとも近い観測地点の五所川原市では1日、観測史上2番目となる150センチの積雪を記録した。
脱線事故の影響で深浦―川部駅間は2日朝から運休していたが、午前11時40分、一部再開した。
[朝日新聞ニュース速報 2005-03-02-10:49]
▽ 寝台特急2本雪で峠越せず 徐行中、貨物機関車が救援
岩手県一戸町中山のIGRいわて銀河鉄道小☆−奥中山高原で3日未明、雪で徐行していた札幌発上野行き寝台特急カシオペアと北斗星2号が相次いで自力で峠を越えられなくなり、他の機関車に引っ張られて越えた。
いわて銀河鉄道によると、現場は札幌−上野間で一番標高の高い峠の手前。同社員は「2本連続で坂道を登れなくなるとは、聞いたことがない」と話している。
同日午前3時10分ごろ、カシオペア(乗客約50人)が坂道を徐行運転していて動けなくなり、盛岡駅から助けに向かったJR貨物の機関車に引っ張られて約6時間後の午前9時ごろ運転を再開。
すぐ後ろで待っていた北斗星2号(乗客約110人)も同様に登れなくなり、同じ機関車が引っ張って午前10時半すぎ、峠を越えた。
同社によると、12両編成の寝台列車は通常の速度だと登れるが、雪でスピードを落としていたため車両の重みで登れなくなったという。(注)☆=繋の車の下に山 (了)
[共同通信ニュース速報 2005-03-03-11:41]
▽ 線路トコトコ“痛勤”電車 JR大阪駅近くで停電
4日午前8時45分ごろ、JR東海道線吹田−尼崎間で停電が発生、約7分後に復旧した。直後に大阪駅付近を走行中の電車の車掌から「架線が切れている」と報告があったため、JR西日本は同区間で一部線路の送電を停止、電車の運転を見合わせた。
同社によると、塚本−大阪間では3本の電車が停車し、乗客が運転再開まで約1時間半、車内に閉じ込められた。通勤などで急ぐ一部の乗客は、係員の誘導で大阪駅まで線路上を約500メートル歩いた。
停電は午前10時すぎに復旧。大阪駅西側約600メートルにある架線が切れていたという。 (了)
[共同通信ニュース速報 2005-03-04-11:36]
▽ 遮断機作動遅れ車とニアミス JR山陽線構造に不備か
岡山県里庄町のJR山陽線の踏切で2日、警報機や遮断機の作動が遅れ、電車と乗用車が接触しそうになる「ニアミス」があった。JR西日本は3日になって、列車の接近を感知して遮断機を自動的に下げるシステムに不備があったことを認め、大事故につながりかねないとして管内に約6000ある警報機・遮断機付きの踏切の再点検を始めた。
JR西日本によると、ニアミスは2日午後2時26分ごろ、里庄町里見の下原二踏切で起きた。岡山発福山行きの下り快速電車の運転士が、踏切内に乗用車を見つけ非常ブレーキをかけたが、踏切を約30メートル越えて停止。乗用車は踏切を走り抜けていて接触は免れた。
間一髪で難を逃れた乗用車運転の男性(70)は「踏切に入ったとたん警報が鳴って電車が間近に迫ってきた。慌ててアクセルを踏んで助かったが、死んでいたら私のせいにされたかもしれない」と話す。
この踏切では通常、約1.5キロ手前の「第1始点」にある感知装置を列車が通過すると自動的に警報と遮断機が作動、踏切の約30メートル先にある「終点」を車両が通過すると、遮断機が上がる仕組みだ。
ところが、今回のニアミスでは、快速電車の前を走っていた下りの貨物列車が15分遅れで運行し、近づきすぎていたため、貨物列車が「終点」を通過する前に快速が「第1始点」を通過。快速が貨物列車と同一の列車とみなされ、貨物列車の「終点」通過で遮断機が上がった後、後続の快速通過のために遮断機を下ろす指示が出なかったらしい。
ただ、このシステムでは、二重の安全確保のために踏切の手前約70メートルにも予備の「第2始点」が設置されている。だが、遮断機が下り切るには感知から約10秒かかり、踏切までの距離が約70メートルと短いため、時速約40キロで走っていた快速は「第2始点」から約7秒で踏切に到達し、遮断機が半分ほど下りたところで快速が踏切に進入したとみられる。
JR発足以降、こうしたシステムの不備によるニアミスはJR西日本管内では初めてという。同社広報室は「本来踏切を設置する時点で想定しなければならなかったことで、あってはならないミスだった。列車の間隔が狭まった場合に起きる設計上のミスであり、遺憾だ」としている。この踏切については、再発防止のため、約700メートル手前に新たな感知装置を設けた。
[朝日新聞ニュース速報 2005-03-04-11:40]
▽ 東海道新幹線が速度超過 ATC不具合相次ぐ
JR東海は22日、東海道新幹線の一部列車に列車自動制御装置(ATC)の不具合があり、所定速度を超過する誤作動があったと発表した。
3月1日から少なくとも52回あり、中には、JR東海が設定する最高時速270キロを10キロもオーバーするケースがあった。JR東海は、速度が超過した後、10秒以内に所定速度に戻り、安全上の問題はなかったと説明している。
ATCには雨や雪で車輪が空転する際、実際の速度に補正する機能がある。東芝製を積載した「300系」車両12編成で、この機能のプログラムにミスがあり、運転台の表示には、実際の走行速度より低い速度が出た。 (了)
[共同通信ニュース速報 2005-03-22-17:35]
▽ <上越新幹線>装置に異常、越後湯沢駅で運転取りやめ
22日午後8時25分ごろ、新潟県湯沢町の上越新幹線越後湯沢駅で、駅に入ってきた新潟発東京行き上り新幹線「Maxとき338号」(12両編成)の運転士が9〜12号車の駆動装置やブレーキ装置などの異常を知らせる表示灯がついたのを見つけ、同駅で運転を取りやめた。乗客約400人は約5分後に同駅を出発する予定だった後続の上り新幹線「Maxたにがわ456号」に乗り換え、予定より16分遅れで出発した。この影響で、長野新幹線の上り「あさま560号」も熊谷駅の出発が6分遅れた。
JR東日本は該当車両を新潟市内の新潟新幹線車両センターに回送して、23日以降原因を調査する方針。【西田進一郎】
[毎日新聞ニュース速報 2005-03-22-22:03]
▽ 京浜東北線、千人が2時間半缶詰め 停電でストップ
23日午前9時半ごろ、東京都大田区の京浜東北線蒲田―大森間で停電が発生し、同線は大宮―大船間の全線で運転を見合わせ、正午前に運転を再開した。この停電で、蒲田―大森間の大田区大森西7丁目付近で大船発南浦和行き電車(10両編成)が約2時間半、立ち往生し、約千人の乗客が缶詰め状態になった。気分の悪くなった人たちが出て、救急車で運ばれた。
警視庁大森署によると、3両目床下に設置されたヒューズボックス付近で「バン」という音がして煙が出て、全車両が停電したという。
最後尾のドアを車掌が手動で開け、気分が悪くなったと訴えた約20人を大森署員約30人や救急隊員が線路に下ろした。
東京消防庁によると、現場には救急車など約20台が出動。めまいや手足のしびれ、息苦しさを訴えた女性10人と男性6人の計16人を病院に搬送した。
JR東日本によると、同電車は自力走行ができず、車内の空調なども止まった。蒲田駅から回送電車(10両編成)を出して連結。午前11時50分ごろ、最寄りの蒲田駅まで引っ張って、乗客を降ろした。
同電車は乗車率約70%。座席は埋まり、つり革に少し空きがあるぐらいの混雑だったという。同社は、同電車に異常な電流が流れショートしたため停電したと見て、調べている。JR東日本は「電車を自力走行させようと電車の電気系統の切り替えなどをしたが、結局、自力走行ができず、乗客の救出までに時間がかかってしまった」と話している。このほか、4本が駅間で約1時間立ち往生した。
この事故で、京浜東北線は24本が運休し、38本に遅れが出て、約6万5000人に影響した。同線は午後までダイヤが大幅に乱れた。
[朝日新聞ニュース速報 2005-03-23-10:16]
▽ JR中央線で信号故障、6本運休…1万2千人に影響
25日午前4時35分ごろ、東京都国立市西1のJR中央線国立〜立川間にある線路沿いの信号機が赤から切り替わらなくなった。
係員が急行して点検、同7時5分ごろ復旧したが、この間、各電車は同区間で徐行運転するなどした。
JR東日本八王子支社によると、このトラブルで、同線は上下線6本が運休、14本が最大で約10分遅れ、約1万2000人に影響した。
[読売新聞ニュース速報 2005-03-25-10:12]
▽ 魚沼トンネルでコンクリ落下=運転に影響なし、上越新幹線
26日午前零時半ごろ、新潟県川口町中山の上越新幹線魚沼トンネル(全長約8.6キロ)内で、側面からコンクリート片がはがれ落ちているのを、運転終了後に保線作業をしていた作業員が見つけた。同トンネルは昨年10月の中越地震で損傷し、大規模な修繕が行われた。
JR東日本新潟支社によると、現場は浦佐駅側の入り口から約4キロの地点。落下したコンクリート片は長さ約50センチ、幅約15センチ、厚さ約15センチで、重さは約8キロ。点検の結果、トンネルの構造に問題ないことが確認されたため、上越新幹線は26日の始発から通常通り運行された。
[時事通信ニュース速報 2005-03-26-15:31]
▽ 線路のボルト外れる 草津線、作業員締め忘れ?
27日午前9時50分ごろ、滋賀県甲賀市甲南町のJR草津線甲南駅手前で、柘植発大阪行き普通電車の運転士がレールに異常を発見し、一時停止した。運転士は約40分前に同じ地点を通過した際に異常音を聞いたため確認したところ、継ぎ目を固定するボルトが外れていた。
甲賀署の調べでは、直径約3センチ、長さ約20センチのボルト4本が線路脇に落ち、レールが約2センチ浮き上がっていた。市販の工具でボルトを外すことはできず、24日に現場付近で保線工事が行われていたことから、同署はボルトの締め忘れとみて、作業員らから事情を聴いている。
JR西日本は「締め忘れかどうかは調査中」としている。草津線は上下計2本が運休、同2本が最大53分遅れ、約200人に影響した。 (了)
[共同通信ニュース速報 2005-03-27-16:15]
▽ <JR中央線>三鷹駅構内で信号機故障 1万2000人影響
29日午前4時半ごろ、東京都三鷹市上連雀3のJR中央線三鷹駅構内で、三鷹発東京行き上り始発電車(10両編成)が車両基地から出ようとしたところ、信号機が赤表示のまま切り替わらなくなった。係員が点検し、午前7時12分に復旧した。
JR東日本八王子支社によると、上下計18本が運休・区間運休し、上下線6本が最大27分遅れ、乗客約1万2000人に影響が出た。また、相互乗り入れしている東京メトロ東西線にも遅れが出た。【工藤哲】
[毎日新聞ニュース速報2005-03-29-11:13]
▽ 東海道新幹線一時不通 1万8000人に影響 変電所トラブル
JR東海道新幹線はきょう午後、静岡県内の変電所で起きたトラブルで、上りが一時間以上にわたって運転できなくなり、合わせておよそ一万八千人に影響が出ました。
JR東海によりますと、きょう午後二時四十五分ごろ、静岡県沼津市内にある変電所で突然、変圧器が故障し、三島と静岡の間が停電しました。
下りは、まもなく運転を再開しましたが、上りは、その後も停電が続き、一時、東京と岐阜羽島(ギフハシマ)の間で運転できなくなりました。
JR東海が復旧作業を進めた結果、午後四時に上りの全線で運転を再開しました。
JR東海で変圧器が故障した原因を調べていますが、この影響で東海道新幹線は上り列車に最大で一時間十五分の遅れが出て、合わせておよそ一万八千人に影響が出ました。
[NHKニュース速報 2005-03-30-18:26]