平成20年12月
阿弥陀さまの願い
あなたの願いは何でしょうか?子どもさんでしたら、《あのゲームがほしい、お小遣いがもっと
ほしい、もっとテストの成績がよくなりたい、もっと遊びたい》と願っているかもしれません。
大人のかたでしたら《お金もうけをしたい、休みを多くしてほしい、いつまでも健康でいたい》
等と願っているかもしれませんね。これらの願いは、私の欲を満足させる願いなのです。毎年
12月31日大晦日で除夜の鐘をつきにお寺にくる人がたくさんいらっしゃいます。その中で
除夜の鐘をつきながら「就職できますように」「受験合格しますように」と言っていた方がいら
っしゃいました。まさに この願いは《自分さえ就職・合格できれば他の人はどうでもいい》と
自己中心的な願いなのです。除夜の鐘は、108回、煩悩の数だけついて煩悩を断ちきるどころ
かますます熾盛(しじょう=はげしくさかんなこと)にして苦悩している私なのです。それに対
して阿弥陀さまの願いは、自己中心的な願いで苦しみ悩むこの私を救わずにおれない、大きな願
い根本の願いですから、ご本願と言います。御開山親鸞聖人のご和讃で
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□如来の作願をたづぬれば 苦悩の有情を捨てずして□
□回向を首としたまいて 大悲心をば成就せり
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□ (正像末和讃)
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《阿弥陀さまが本願をおこされた本意を尋ねてみると あらゆる苦しみ悩む衆生を見捨てないで、
この衆生に幸せの功徳を施すことを第一として大悲の心を成就せられた》と申されているのです。
この阿弥陀さまの願いが成就されて今ここで私に働き詰めに働いてくださっているのです。この
阿弥陀さまの願いをお聞かせ頂き、ご恩報謝のお念仏を朋に申させていただきましょう。
南无阿弥陀仏 南无阿弥陀仏・・・・・・・・。