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ミラクルフルーツ


酸っぱい物を甘く感じさせる不思議な果実ミラクルフルーツ

不思議?奇跡?!


ミラクルフルーツ(学名 Richaella dulcifica)は、アフリカのガーナ・コンゴにかけての海岸地帯に分布するアカテツ科の植物で、グミに似た赤い実をつける小樹です。
赤く熟した果実を口に含み、皮を割って、白い果肉を舌の上全体に行き渡るように2〜3分転がします。その後酸っぱい物(ヨーグルト・レモンなど)を食べるとすべて甘い味に変わります。
その名のとおり、"奇跡の果実"です。

酸っぱい物を甘く感じさせるのは、果実の中に含まれている活性成分であるミラクリン(miraculin)と呼ばれる糖蛋白質が味細胞に吸着し、
味覚の機能を一時的に変え、甘く感じさせるからです。
果肉から抽出したミラクリンは安全な添加物として厚生省が認可している。(厚生省告示120号)

この不思議な作用を示すミラクリンの精製に世界で最初に成功したのは横浜国立大学の栗原良枝教授です。
同教授によりミラクリンの全アミノ酸配列順位が決定されました。
現在は、ミラクリンの活性中心に遺伝子工学的研究が勢力的に展開されているようです。


白い花(00/11/3)


中央の白いのが花です。花の横の青い実はまだまだです。
左上の枝元に虫の卵のような粒粒は蕾です。
赤い実(Wonder plantへ)(00/11/18)


青い実が赤くなるまで結構時間(約半月)がかかるものですね。
ほんのり色がついてきたなと思ってから4〜5日ぐらいでした。
今回で3回目の収穫ですが観察をしていなかったので
これを機会に観察してみようかな??
満開で良い香り(00/12/3)

中央の白いのが花です。花の上の赤い実はもう試し頃です。
ワーディアンケースに入れて1ヶ月、虫の卵みたいだった蕾がいっせいに開きました。
今まで気がつかなかった香りがワーディアンケースに広がって良い香りです。
ホルモン剤は使用したくないので習字用の細筆で花を軽く触ったりしていますが
どうでしょうか。これが総て実れば友人にまたご馳走できるのですが…。
小さな青い実(00/12/30)


人工受粉には毎年ことごとく失敗していてすっかり諦めていたのですが、
今年はHPに載せるため頑張ってみました。いつものように習字用の細筆で
丹念にミツバチの気分で飛び回りました。その後、霧吹きで株全体を濡らし
ました。花がしおれてきたのでまた駄目だと思っていたら、何やら緑色のも
のが見えてきて、株全体をよ〜く調べて見るとあちこちに…。
やった-!!(油断すると赤くならずにポロポロ落ちるのです)
ふくらんだ青い実(01/1/14)


実が出来初めて半月、色は青いですがサイズは8割ほどで、もう少し膨らんで
色づけばまたミラクル体験が出来そうです。前回の記録が約半月で色づいて
きたので今回も2月の終わりか3月の始めでしょうか。
ほんのり赤くなってきた(01/1/21)


ちょっと温度が高めな(最高34℃最低19℃)ワーディアンケースが1週間でほん
のりと色づけさせたのか。ちょっとビックリです。毎日の努力(水と霧吹き)が
良かったのか。夏の野外栽培より良い結果に驚いています。写真撮影のときに、
1つ取れてしまったのが少しガッカリ。今年はたくさん実をつけるぞー。
ためし頃(01/1/27)


人工受粉を初めて2ヶ月目、小さな青い実を見つけて約1ヶ月、そろそろミラクル
体験の試し頃になってきました。続けてどんどん実をつけようと、また細筆で
ミツバチ気分で飛び回っています。
一年目実生に挑戦!!01/2/27更新写真をクリックして見てね!!

この株は1999年12月15日に種を蒔きました。

なかなか大きくなりません。いくつかまいた種はそれぞれ何とか発芽しましたが、
気難しくて一年育ったものはこの一鉢になりました。
種の記録がなくいい加減でした。用土も鉢もいろいろ考えて、選びたいと思います。
今年はもう少し増えますように。!!
素焼き色のプラ鉢が市販の挿し木用土・こげ茶色が自分流配合土挿し木に挑戦!!(00/11/4)

共通事項
挿し木用の枝は切ってすぐに植物活力素の100倍液に1時間つけ水揚げする。
その後、発根促進剤を少量付けそれぞれの用土に挿し木をする。
明るい窓際に置く。

素焼き色のプラ鉢が市販の挿し木用土
こげ茶色が自分流配合土

ミラクルフルーツあれこれ

  1. 温度管理
    1. 最適温度は23〜30度
      アフリカの植物なので、年間を通して20度以上の温度を保つことが必要です。初夏から秋までは屋外で管理します。
      秋になると、日によっては最低温度が15度ぐらいの時もあるがそれほど神経質にならなくても良いと思う。(急激な温度差は要注意)
    2. 冬の管理
      昼間は窓際やサンルームで出来るだけ暖かく管理したい。
      夜間は窓際ではなく、部屋の中央でダンボール箱かビニール袋をかぶせたりして保温の工夫をすると良いと思う。(最低危険温度7度)
      ワーディアンケースを使うと管理がらくです。(カメの簡易孵卵器としても使っているのでちょっと温度は高めです。)
  2. 水管理
    1. ミラクルフルーツは水分を好む植物
      夏は一日一回、鉢底から流れ出るくらいたっぷりあげたい。(留守にするときは、受け皿に水を貯めても良い。)
      冬は15度以下なら、3日に一度程度に控えめにする。温度があれば乾いたらたっぷりあげたい。
  3. 植え替えと用土
    1. 植え替えの時期
      気温が上昇する5月中旬から6月頃が最適です。
    2. 鉢替え
      あくまで目安だが、2年に一回くらい。または鉢底から根が出てきたとき。元気がなくなったとき。葉の色が悪くなったとき。など
    3. 用土
      水もちも水はけも良い土で、PH6の弱酸性になるように配合する。
      市販の培養土の場合は必ず成分未調整のピートモスを3割は混ぜたい。
      例:赤玉土5、鹿沼土2、ピートモス3の混合土
      ピートモス(鹿沼土)は酸性土
  4. 肥料
    1. 肥料は少なめ
      油粕や骨粉などの有機肥料を3ヶ月に一度
      市販されている肥料には石灰でコーティングされた白い(灰色)玉のものがあるが、ミラクルフルーツは弱酸性が好きなので避けたい。
      石灰は酸性土壌を中和するために使われている。(中和するほどたくさん使わない?!)
  5. 病害虫
    1. カルホスの1000倍液を散布
      病害の心配はないが、カイガラムシが寄生しやすいので、開花前に散布して防除する。
      一年中開花結実しているので、カイガラムシを見つけ次第古い細筆(習字用)で擦り取っている。
      薄めた木作液やハンドソープを吹き付けることもある。
  6. 受粉
    1. 常時結実性、自家受粉性
      花芽が白い米粒のようになったときが開花なので、柔らかい筆先で花を軽くたたくと受粉する。
      ハッキリ言って百発百中とはいかない。むしろ夏に屋外で水をまきながら、株全体に水をかけたときのほうが良く結実する。
  7. その他
    1. 常緑樹
      一年中葉も花も実も楽しめる。花は小さいがまとまって咲くと良い香りがする。
    2. 成長が遅い
      現地では3メートルぐらいまで成長するようです。
    3. 置き場所
      年間を通して日に良く当てる。暖かくなって部屋から屋外に出すときは、曇りの日を利用して徐々に慣らす。
      窓際のガラス越しの日差しと屋外の直射日光は、光の強さが驚くほど違うので、急に出すと葉焼けを起こす。

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