イヌビワコバチ と イヌビワオナガコバチ  2004年12月20日UP

イヌビワの雄木の果嚢を割るとイヌビワコバチよりも産卵管の長いイヌビワオナガコバチが目に付く。

イヌビワの果嚢内部とイヌビワコバチ

 イヌビワコバチよりも早く羽化するようだ。

12月1日 イヌビワの果嚢から出てきたイヌビワオナガコバチ

イヌビワの雄木の果嚢は少ししおれると口を開く先にイヌビワオナガコバチが出てきて、

2-3日後からイヌビワコバチが出てくる。

  

イヌビワオナガコバチの雄 上の小さいのはイヌビワコバチの雄

蜂が出終わった頃に果嚢を切って中を見ると雄蜂達がまだ動いていた。

 

12月4日 イヌビワ雄果嚢に止まるイヌビワコバチ(左側)

イヌビワの果嚢を虫眼鏡で見るとイヌビワオナガコバチが止まっているのが見つかる。

果嚢入り口・写真jの上側にはイヌビワコバチの翅が詰まっている。

この果嚢を切ってみると中はもうぎっしり詰まっている。

 

中央はイヌビワコバチの残骸で詰まっている

上の写真は針で少しほぐしてある。 実際はぎっしり雄花と虫えい花で詰まっている。

12月の初め、イヌビワコバチの潜り込めそうなイヌビワの花嚢は私の探した限りない!

でも、イヌビワオナガコバチにとっては産卵の好機だと思える。

花がまだ未成熟のイヌビワの雌花嚢 蜂の動ける空洞が有る

 

私の推測である、『イヌビワオナガコバチは自分で虫えいを造れない。 

イヌビワコバチが虫えいを造らないイヌビワは早くに落ちてしまう。

したがってイヌビワコバチが産卵した実だけに産卵しイヌビワコバチより卵の数は少ない。

イヌビワオナガコバチの幼虫はイヌビワコバチの造った虫えいに入って

コバチの幼虫を食べて虫えいを乗っ取る。

12月にはイヌビワをしおれさせ羽化する、イヌビワコバチもやむなく羽化する。』

 

ウーンこれを調べて実証するのは難しいね。

 

 

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