ヨモギクキワタフシ 2002年5月7日修正(同居蜂2種を追加)
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ヨモギに白い綿のような物がついていた。 切断して見ると小さな幼虫が入っている。 でも綿の繊維が強く長いので切断が上手くいかない。 大阪自然史博物館メーリングリストで聞いたところ、大阪青山短期大学の宮武頼夫様から
ヨモギワタタマバエ
Rhopalamyia giraldii
によるヨモギクキワタフシでしょうと回答を頂いた。 虫こぶを作る昆虫はハエ、ハチ、ゾウムシ、・・の仲間と実に多彩だ。
一箇所を拡大するとこのように長い綿様の線維に覆われている。 この中に5個程度の虫こぶが入っているがはっきり分割して数えるのは難しい。 虫こぶは植物が鳥に虫を食べさせるために作るとの説もあるが、この虫こぶについては完全に寄生者の勝ちだこんな繊維ばかりのものを食う奴はないと思う。 寄生蜂にしても産卵管が長くないと! 中の虫を撮影しようとするのだが上手く切断するのが繊維のせいできわめて困難、やっとこんな写真を撮った。 何とか成虫を撮影したいと思うが、根気が要り困難なことのようだ。 こんな虫にもさらに寄生する虫がいて蛹から出てくるのは寄生者であることが多いという。 |
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虫こぶのあるヨモギをポリエチレンの容器に入れて待った、ヨモギの芽も生え揃った4月4日二匹の成虫を確認、UPしたのだがだがメーリングリストで高井泰様から翅が二対有る蜂の筈と連絡を頂いた。 確認すると確かに翅は二対、こいつも同居蜂(虫えい作成者への寄生者)だった。 この蜂が続々とその後20匹程度発生した。 虫えいアチコチから集めたのになんと寄生率が高いのか驚きだ。 |
| その後の発生も蜂ばかりだった産卵管の長い雌も出てきて納得。 同居蜂の最初の発生から10日経ち蜂の数も10匹以上となった4月14-21日、虫こぶを作ったと思われる虫が3匹出てきた。 ヨモギワタタマバエ Rhapalomyia giraldii で間違いなかろう。 このハエの発生は5月に入っても続き合計10匹は超えた。 同居蜂の方も引き続き発生し20匹以上の発生となった、全部保存すべきだった、反省! |
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