ホトケノザ シソ科オドリコソウ属

 春の七草のホトケノザは菊科のオニタビラコである。 葉が軸を抱く様子が仏の座に似ている?

 この植物に関心を持ったのはの種子にエライオソーム(蟻に種子を運ばす為の付属体)が有る為だ。  蟻が種子を運ぶので、石垣に生えているホトケノザが目立つ。  我が家の石垣に生える植物は殆どホトケノザだ。

ホトケノザの種子とエライオソーム(白い部分)
ホトケノザはこんな所によく生える

 この石垣に生えたホトケノザを観察していたが、つぼみが出来てチラチラと赤紫の先端が見える(左下の写真)のに花が咲く様子が無い。 そこでこの株を叩いてみるとぽつぽつと種子が落ちるではないか。 このチラチラ赤紫を見せるのが閉鎖花なのだ。

閉鎖花とつぼみ
開放花を咲かせた草原のホトケノザ

 どうやら我が家の石垣に生えたホトケノザは閉鎖花しかつけず、南面の石垣では開放花をつけている。 開放花をつけた個体は閉鎖花もつけるのか? 疑問が次々出てくる。 

 NiftyのFORUMなどで様子を聞いたところ、畠など競争の少ない所に生えたホトケノザは閉鎖花のみのことが多いようだ、競争や栄養不足のストレスが有性生殖をうながすようだ。 これはアブラムシが越冬前や越冬世代が有性生殖するのに何か似ている。

 
上閉鎖花、下開放花(開花直前)

 花の断面を観察したかったが、こんな小さなものを切断する器用さが私には無いようだ。 再挑戦するつもりだが上手くいくだろうか。

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