イノコズチの虫えい(イノコズチクキマルズイフシ)  Lasioptera achyranthii  2002年4月15日 5月10日部分修正

  3月、イノコズチの枯れた茎が膨らんでいるのを見つけた。 日本虫えい図鑑によるとイノコズチクキマルズイフシでイノコズチウロコタマバエ Copolodia achyranthii によって形成される虫えいであるとなっている。

  ヤナギイノコズチと言うイノコズチの一種にも虫えいをつくると言うことである。

   

 
イノコズチの茎(3月)
膨らんだ部分を削ってみた。
   中は何室かある、一番上、中央やや下の孔に虫がいるのが分かる。 茎はすっかり乾燥しているのにまだ幼虫の姿だ。 一箇所に6-7室で各一匹が入っているとある。 部屋の数は虫が出てから調べることにする。
 3月下旬に蛹となるとと書いてあるが4月10日に点検した3匹は全て幼虫の姿だった。 年2-3世代らしいので追加観察を要する。

 とりあえず成虫の姿を見なくては。 成虫が出るのは6-7月と8-10月? イノコズチと成虫の出現を待つ。

 
中の虫を取り出してみた(体長:約3mm)
イノコズチの新芽(4月14日)
   イノコズチは多年草芽は急速に出てくる。 多分この成長に合わせて成虫が出てくるはずだ。 再点検してみると蛹が見えた。
 4月14日点検すると蛹の形になっているのが見つかった。           
蛹に成っているのが有った(体長:約3mm)
  4月14日成虫が出てきた  これは翅が一対、ハエの仲間だ。 虫えいの作成者イノコズチウロコタマバエと考えて間違いが無かろう。 この虫たち足の先と触角が上手く脱皮できなかった可能性が有ります。 もう少し水分が要るのかも、湿らしておけばカビが生えるし虫えいの管理は難しいな。                                            
背中側
イノコズチウロコタマバエ (体長2、5mm)
 
イノコズチウロコタマバエ 上から
 
ヤッパリ出てきた寄生蜂(産卵管除く体長:約2.5mm)
   5月10日残りの虫えいを点検、依然幼虫の存在を確認、観察を続けることにする。

 5月14日寄生蜂の発生を見る。

 

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