コウヤボウキの種子散布
コウヤボウキと言う菊科の小低木がある、乾燥気味の尾根筋に多い。 実は5年程前に始めて名前を知った。 名前は高野山ですす払いや箒として利用された為と言う。 種子の散布に興味を持ったのはふとした事からタンポポの種をを拡大して見たことに始まる。
![]() |
![]() |
| 1月14日撮影 実が殆ど残っている。 | 接写 約3倍 |
コウヤボウキの果実は1月半ばでも殆ど残っている。 強い風が吹いたことも雨の降った日もずいぶんあったはず。 上の写真を見て判るようにタンポポの実、いや落下傘が種に接しアザミの実に似ている。 しかし実を採って落としてみるとコトンと音を立てて落ちる。
|
とても風に乗って遠方へ運ばれるとは思えない。 よく見ると種子の表面にも毛がある。 動物に付着する為? ためしに服につけてみると良く付着する。 しかし鳥の羽には付いても振れば直ぐ外れる。 目当ては哺乳動物らしい。 コウヤボウキは岩の多い植生の薄い所に生えている、背も低い、比較的大型の哺乳動物に触れて付着し運ばれる機会が多くそれが重要なのではないか? 風で飛ばされると、光のあまり当たらぬ谷間に飛んでしまう! セイタカアワダチソウの実にも似たような冠毛があり実がいつまでも飛ばずにのこっている、私には同じように動物がたよりと思うがこれは原産地を調べないとなんとも言えない。
|