クリハイボフシ 2001年5月4日  5月14日追加

葉の表面(目盛り1mm)
 
葉の裏側

 栗の葉を見たら小さないぼがイッパイ出来ていた。 日本虫えい図鑑によるとクリハイボフシだ。 この写真から判るように外径0.5mm程度だ。 一枚の葉に100個程度出来ている。

 
   早速切断して顕微鏡で、左の写真の様に中に一匹のダニがいた。 図鑑によると クリフシダニ Eriophyes japonicus だ。 体長は0.2mm程度だ。

 図鑑によると一つの Gall に沢山住んでいるとのことまだ出来たてなのだろう。

 単細胞動物でももっと大きい奴が沢山ある。 たたき出そうとしたり、アルコールで追い出そうとしたがいずれも失敗、葉の上を削って中を覗くことにした。

 

上を切断し中を覗いた
 
左の写真と比べると動いたのが判る

 私の実体顕微鏡ではこれが限界、でもウインナソーセージのような体の片端に足が4本あるのが判る。

透過型顕微鏡で 対物X10 接眼X15
   上の写真ではよく判らんとのご指摘があり、透過型の顕微鏡でとイロイロ努力。 まずは焼酎で洗い出し、でも膨潤してばらばら事件。

 動き回ってるのにどうしても外へ出せない!! 接着剤のついた針で粘りとる、でも、別のスライドグラスに付けようとするともう居ない!! 10回は同じことの繰り返し。 何かはねて逃げる特技があるらしい。

 やむなく片側を切ってスライドグラスに載せ反対側を切る。 逃げないように接着剤に押し付ける。 接着剤が分光して見難いですが。

 右側に細い足4本と太い口一個が判りますか?

 でもこんな体でどうしてあんなに動けるのか、シッカリつかまれるのか不思議です。

 

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