植物の種イロイロ
ホトケノザ
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この写真の白い部分はエライオソームと言って脂肪分で蟻が好む、蟻はこの種を自分の巣に運び込み貯蔵して白い部分を食べ終えると巣の周囲に捨てる。 エライオソームを持つ種がある植物は石の割れ目などによく着生している。 スミレ、キケマンの仲間など温帯林の林床植物に多い。 |
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| ホトケノザの種 長さ約 2mm |
ウシハコベ
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付着して運ばれる種子としてはセンダングサの類、オナモミ、イノコズチを直ぐ思い浮かべる。 でも草原の多くの植物が鳥や獣の体に付着して運ばれる。 ウシハコベの種は直径1mm位。 顕微鏡で覗くと表面に不思議な模様が! これは一体何のため? 中西弘樹『種はひろがる』によると鳥の体に付着した種の調査の中にハコベの種も入っている。 早速細い繊維の布に押し付けてみると容易に付着する。 ハコベの種を見てみた、少しいぼはあるがこんなハッキリした模様は無く付着性も殆ど無い。 |
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| ウシハコベの種 | (背景の青や白の星は台に用いた黒いプラスチックのデコボコ) |
モチツツジ
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ツツジやシャクナゲの実は上の方が少しだけ開いた状態で枝の先端に付いている。種子は風によって散布されるのだという。 上の方が開いただけなのに種の残っていない実が多い。 多分強風の時に揺さぶられ踊り出るのだろう。 木の葉が引っ掛かったりして残っていた種を取り出した。 長さ1mm強の不定形の硬い種だ。 水に浮かべると殆どが浮く、しかし激しく振れば沈むのが出る。 でも沈んだのだけ取り出し再び振ると殆どが浮く。 撥水性なので表面張力で浮くようだ。 多分水流による散布も重要な役割をしているのだろう。 でも遠く離れた岩尾根に生存するシャクナゲ、崖崩れや火山で更地となった所にパイオニアとして進出するツツジの種はどうして運ばれるのだろう。 こんな砂粒のような種のこと泥に混ざってカモシカやイノシシの体に付着して運ばれるような気がする。 |
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| 水に浮かんだモチツツジの種 |