日本にはワラスボ(O. lacepedii)1種がいる.チワラスボ(Taenioides
cirratus)とは別属に分けられた.ウナギのように長い体つきで,軟泥中に潜んでいる.胸鰭の鰭膜が発達せず,遊離軟条が発達するのが特徴(Murdy
and Shibukawa, 2001).
| ワラスボ
O. lacepedii
有明海に分布.佐賀県では一般的にジンキチの名で通っていて,この魚をはじめて食べた人(小城郡芦刈町の人で古賀甚吉という)の名にちなんだものだとか. 右の二つの写真は干ワラスボ.佐賀県芦刈町のムツゴロウ保護区の物産販売所で購入.かなづちで叩いてやわらかくした後,5センチくらいに切り(頭は捨てる),油で揚げて(それだけでもさくさくして美味),しょうゆとみりんを等量混ぜたつゆにつけこむとのこと.酒のつまみに良しです. 下の二つの写真は,「ワラスボ1000円」とドアに書いてあった諫早市のコンビニで購入した冷凍ブロックと,それを使って作った味噌汁.磯の香りが鮮烈だが非常に美味。いろいろな魚の中でも、かなりの佳品。 見た目で判断していては美味に出会えない好例の魚である。 |
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| O. rubicundus
写真は2001年3月に購入したもの.インドドラゴンの名で売られていた.インド東岸からミャンマーの沿岸汽水域に分布する. 牙が発達し,非常に恐ろしげな顔つきをしているが,穏和で小動物を食べる. |
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