最近のハゼの分類に関するニュース
(日本産で気付いたものだけ)
2007年(増えすぎてよくわかりません 汗)
- コバンハゼ属のGobiodon prolixusの日本産標本に基づいてアワイロコバンハゼの新称が提唱された.(瀬能ほか(2004)「日本のハゼ」の コバンハゼ属の1種-2)(魚類学雑誌 第54巻 pp.92-93.)
- ヤツシハゼ属の新種「クロエリカノコハゼVanderhorstia hiramatsui」(瀬能ほか(2004)「日本のハゼ」の ヤツシハゼ属の1種-5),「キザクラハゼVanderhorstia kizakura」(瀬能ほか(2004)「日本のハゼ」の ヤツシハゼ属の1種-8),「ホオベニオトヒメハゼVanderhorstia puncticeps」,「ナノハナフブキハゼVanderhorstia rapa 」(瀬能ほか(2004)「日本のハゼ」の ヤツシハゼ属の1種-7)が記載された.(Bull. Nat. Mus. Nature and Science, Ser. A, Suppl., (1): 185-205. )
- ベニハゼ属の新種「オニベニハゼTrimma yanagitai」,「カタボシニシキベニハゼTrimma nomurai」,が記載された.(瀬能ほか(2004)「日本のハゼ」の ベニハゼ属の1種-11と14)(Bull. Nat. Mus. Nature and
Science, Ser. A, Suppl., (1): 175-184. )
- ベニハゼ属の新種「ヒメアオギハゼTrimma flavatrum」,「エリホシベニハゼTrimma hayashii」,が記載された.(瀬能ほか(2004)「日本のハゼ」の ベニハゼ属の1種-10と4)(Bull. Nat. Mus. Nature and Science,
Ser. A, Suppl., (1): 163-174. )
- イレズミハゼ属の新種「サクライレズミハゼPriolepis winterbottomi」が記載された.(Bull. Nat. Mus. Nature and Science, Ser. A, Suppl., (1): 153-161.
)
- チヒロハゼ属(新称)の新種「イトチヒロハゼObliquogobius cirrifer」,「オオメチヒロハゼObliquogobius megalops」,「キオビチヒロハゼObliquogobius yamadai」が記載された.(Bull. Nat. Mus. Nature and Science, Ser. A, Suppl., (1): 137-152. )
- サザレハゼ属(新属)の新種「サザレハゼGrallenia arenicola」が記載された.(瀬能ほか(2004)「日本のハゼ」の Gobiidae, indet. gen. and sp. 11 ハゼ科の1種-11)(Bull.
Nat. Mus. Nature and Science, Ser. A, Suppl., (1): 122-136. )
- ホシハゼ属の新種「ノコギリホシハゼAsterropteryx senoui」が記載された.(瀬能ほか(2004)「日本のハゼ」の A. sp. 2 ホシハゼ属の1種-2)(Bull. Nat. Mus. Nature
and Science, Ser. A, Suppl., (1): 109-121. )
- ダテハゼ属の新種「モリシタダテハゼAmblyeleotris morishitai」が記載された.(瀬能ほか(2004)「日本のハゼ」の A. sp. 1 ダテハゼ属の1種-1)(Bull. Nat. Mus. Nature and Science, Ser. A, Suppl., (1): 101-107. )
- ヨリメハゼ属の新種「ヒレグロヨリメハゼCabillus atripelvicus」が記載された.(Ichthyological Research 54:38-43)
2006年
- タメトモハゼ属の1種が既知のタメトモハゼと区別可能なものとして,ゴシキタメトモハゼ Ophieleotris sp.の新称が提唱された.(魚類学雑誌 第53巻 pp.198-200.)
- 琉球列島のミミズハゼ属の1種が既知のミミズハゼ属魚類から区別可能なものとして,ミナミヒメミミズハゼ Luciogobius sp.の新称が提唱された.(魚類学雑誌 第53巻 pp.198-200.)
- イソハゼ属のアカイソハゼが新種(Eviota masudai)として記載された.(Mem. Natn. Sci. Mus., (41): 341-349)
2005年
- 日本で採集されたFlabelligobius smithiにオニツノハゼ,Flabelligobius russusにウシオニハゼ,Cryptocentrus fasciatusにムラサメハゼの新称が付けられた.(それぞれ瀬能ほか(2004)「決定版 日本のハゼ」(平凡社)におけるホタテツノハゼ属の1種-1,ホタテツノハゼ属の1種-2,イトヒキハゼ属の1種-2)(Bulletin of the National Science Museum,Tokyo, Ser A, 31 (4): 191-204)
- 琉球列島のゴマハゼ属の一種(Pandaka lidwilli)にマングローブゴマハゼの新称が提唱された.(瀬能ほか(2004)「決定版 日本のハゼ」(平凡社)におけるゴマハゼ属の1種-1)(日本生物地理学会会報 第60巻 pp.69-74.)
- 東海地方のヨシノボリ属の一種が既知の日本産ヨシノボリ属魚類と区別可能なものとして記載され,トウカイヨシノボリ Rhinogobius sp. TOの新称が提唱された.(日本生物地理学会会報 第60巻 pp.13-20.)
- アオギハゼの学名がTrimma tevegaeに変更された.(aqua, Journal of Ichthyology and Aquatic Biology, 10(2): 29-38)
- ベニハゼ属のカスリモヨウベニハゼが新種(Trimma marinae)として記載された.(aqua, Journal of Ichthyology and Aquatic Biology, 10(1): 51-56)
- イソハゼ属のシボリイソハゼが新種(Eviota korechika)として記載された.(Bulletin of the National Science Museum,Tokyo, Ser A, 31 (2): 65-76)
- イソハゼ属の新種「ウラウチイソハゼEviota ocellifer」が記載された.(瀬能ほか(2004)「決定版 日本のハゼ」(平凡社)におけるイソハゼ属の1種-14)(Bulletin of the National Science Museum,Tokyo, Ser A, 31 (2): 65-76)
2004年
- 日本初記録のハゼ科の一種(Austrolethops wardi )に,ヨミノハゼの新称が提唱された.(伊豆海洋公園通信2004年11月号)
- 平凡社から図鑑「決定版 日本のハゼ」刊行.未記載種・未記録種が多数収録され,属の扱いなども変更,属名の新称提唱などもあり.(2004年9月)
- ヤツシハゼ属の新種「ヤノスソビキハゼVanderhorstia papilio」が記載された.(Ichthyological Research 51:113-119)
2003年
- 日本初記録のイソハゼ属の一種(Eviota pellucida)に,シロオビイソハゼの新称が提唱された.(伊豆海洋公園通信2003年12月号)
- “ホタテツノハゼ”属(Flabelligobius)の台湾産新種が記載され,Flabelligobiusの模式種F. fourmanoiriと比較することで属の形態的特徴が再定義された.その結果,ホタテツノハゼ(Flabelligobius sp. sensu Akihito et al., 2002)を同属とすることに問題があるのではないか,ということに.(Ichthyological Research 50:333-338)
- ベニハゼ属の中のベニハゼ種群(Trimma caesiura species complex)について,オーストラリアからパプアニューギニア,ソロモンに分布する新種(T. lantana)の記載とともに,ベニハゼ(T. caesiura)とチゴベニハゼ(T. naudei)を含めた4種(残り2種は外国産)の再記載がおこなわれた.(aqua, Journal of Ichthyology and Aquatic Biology 7(1):13-28.)
- 日本初記録のオオメワラスボ属の一種(Gunnelichthys viridescens)に,ダイダイオオメワラスボの新称が提唱された.(伊豆海洋公園通信2003年5月号)
2002年
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アゴハゼ属・ウキゴリ属の分類の再検討をおこなった論文が出て,シマウキゴリが新種(G.
opperiens)として記載,スミウキゴリはG.
petschiliensis,シンジコハゼはG. taranetzi,ビリンゴはG.
breunigiiに変わり,ジュズカケハゼがG. castaneusになった.(Species
Diversity 7(3):251-312)
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ホシハゼ属の新種「ヤノウキホシハゼAsterropteryx
atripes」が記載された.(Ichthyological Research 49:274-280)
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ハゴロモハゼ属(Myersina)の再定義がなされ、イトヒキハゼ属(Cryptocentrus)とされていたイトヒキハゼの学名がC.
filiferからMyersina filiferになった.(Icthyological Research
49: 69-75) 元イトヒキハゼ属はなんと呼べばいいのだろう?
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島根県の一部に分布するドンコが新種「イシドンコO.
hikimius」として記載された.(Copeia
2002. pp104-110)
2001年
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ヤシャハゼが新種として記載される.(Ichthyological
Research 48: 405-408)
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アベハゼ属の分類学的再検討についてのモノグラフが(ようやく)出版,新種が8種(すべて外国産)記載されている.(Record
of the Western Australian Museum, Supplement No. 62)(2001.9月)
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屋久島で日本初記録のナンヨウボウズハゼ属の一種(Stiphodon surrufus)が見つかり,カキイロヒメボウズハゼの新称が提唱された.(伊豆海洋公園通信2001年9月号)
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背鰭も腹鰭も尻鰭もないミミズハゼの一種が,新種「カワリミミズハゼLuciogobius
adapel」として記載された.(Bul. Natl. Sci. Mus., Tokyo, Ser. A, 27(2): 141-149)
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西表島で日本初記録のホシハゼ属の一種(Asterropteryx bipunctata)が見つかり,フタホシホシハゼの新称が提唱された.(伊豆海洋公園通信2001年6月号)
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シラスキバハゼが新属新種として記載された。学名はPaedogobius
kimurai.(Rec.Aust.Mus., 53:103-112)
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ワラスボがチワラスボとは別属になり,新しいワラスボ属Odontamblyopusは,日本産のワラスボを含む4種に整理された.(Ichthyological
Research 48:31-43)
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ミジンベニハゼ属(Lubricogobius)が再検討され,新種である「ナカモトイロワケハゼLubricogobius
dinah」を含む3種に整理された.また,L. pumilus一種はLarsonellaという新属にされた.(Ichthyological
Research 48:3-12)
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沖縄の伊江島で日本初記録のベニハゼ属の一種(Trimma winchi)が見つかり,フジナベニハゼの新称が提唱された.(伊豆海洋公園通信2001年4月号)
2000年
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東海大学出版会の「日本産魚類検索」第二版発売,掲載されているハゼ亜目の種数が大幅に増加,新称も多数あり.(2000年12月)
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沖縄で見つかっていたOxymetopon属にタンザクハゼ属(新称)の名前が付き,O.
compressusにタンザクハゼの和名がつく.(伊豆海洋公園通信2000年12月号)
- 日本産クモハゼ属10番目の種「クロクモハゼ(新称) Bathygobius niger」が確認された(伊豆海洋公園通信2000年9月号)
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ウキゴリ属(Chaenogobius)の属名のもととなったC. annularis
Gill, 1859の模式標本が発見され、その標本がアゴハゼ(Chasmichthys dolichognathus
(Hilgendorf, 1879))であることが判明。先取権からいくとアゴハゼの学名が「Chaenogobius
annularis」となり、Chaenogobiusはアゴハゼ属になる。そして、ウキゴリ属は、かつてエドハゼにつけられていた属名Gymnogobiusになる(Copeia
2000:835-840)。
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オニハゼ属の新種「ヒメオニハゼ Tomiyamichthys
alleni」が記載された(Copeia 2000:771-776)
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トサカハゼ属が再検討され、新種「ヒメトサカハゼ
Cristatogobius
aurimaculatus」が記載された(Ichthyological
Research 47:249-261)
- 西表島からさらに4種のサルハゼ属が報告され、新称「オニサルハゼ Oxyurichthys
papuensis」「イレズミサルハゼ O. sp.」「シマサルハゼ O. sp.」「ヒメサルハゼ O. sp.」が提唱された(伊豆海洋公園通信2000年7月号)
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日本における分布が疑問視されていたナガセハゼが西表島で発見、さらに「マツゲハゼOxyurichthys
ophthalmonema」に2種含まれていたことが判明し、一方に「カマヒレマツゲハゼ O. sp.」の新称(伊豆海洋公園通信2000年6月号)
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ダテハゼ属の新種「ズグロダテハゼ Amblyeleotris
melanocephala」が記載された(Ichthyological Research 47:113-117)
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