(体力・体質)
中間証(体力中等度の人)
(目標)
小柴胡湯と半夏厚朴湯を合した薬方です。小柴胡湯の証(胸脇苦満、往来寒熱、食欲不振、悪心嘔吐、のどの渇き、口が苦い、めまいなど)があり、それに加えて、神経症状の強いものや、喘鳴咳嗽の強いもの、咽喉部の異物感を伴うものなどに用いられます。すなわち、胸脇苦満(きょうきょうくまん)や心窩部(みずおちの付近)の膨満感があり、精神不安や抑うつ状態があり、喘鳴や咳、食欲不振、全身倦怠感、動悸、めまい、咽喉・食道部の異物感などをともなうものに使用されます。
※胸脇苦満(きょうきょうくまん)……仰向けにねて、左右の肋骨下辺部に沿って圧さえてみると、抵抗や圧痛を触知する。本人自身その部に膨満感や苦悶感を感じる場合もある。
※往来寒熱(おうらいかんねつ)……寒けと熱が交互に現れる熱型
(応用例)
気管支喘息、気管支炎、神経症。
(薬方)
柴胡7、半夏6、茯苓5、黄 ・厚朴・大棗・人参3、甘草・桑葉2、生姜1、 |