(体力・体質)
中間証(体力中等度)
(目標)
四肢の苦煩熱(わずらわしくほてる)を目標にして用いられます。四肢に煩熱があると、患者は手足に気持ちのわるい熱感を覚えて、蒲団から外に出して冷たいものに触れたいと欲します。そのために眠れないと訴える人もいます。漢方では、このような状態を血熱と呼んでいます。また煩熱に加え、頭痛や、口渇(のどの渇き)、不眠などを伴う人もいます。出産直後の婦人によくみられます。
皮膚疾患の場合は、手掌や足蹠などに熱感とかゆみがあり、発赤し、乾燥したものに用いるといわれていますが、水虫などの場合、湿潤したものにも応じる場合があります。
(応用例)
手掌足蹠の煩熱、産褥熱、肺結核、自律神経失調症、神経症、不眠症、汗疱状白癬(みずむし)、進行性手掌角化症、掌蹠膿疱症、湯傷(しもやけ)、湿疹、口内炎、血の道症など。
(薬方)
地黄6、黄 ・苦参3 |