(体力・体質)
実証(体力・体格ともに充実している人)
(目標)
月経不順、月経困難などがあって、便秘がちで、のぼせ、頭痛、めまい、不眠、不安、興奮、肩こりなどとともに、「其の人狂の如く」といわれるような精神神経症状を伴うもので、小腹急結のあるものを目標に用いられます。 血(おけつ)のため、顔はうっ血し、舌は暗赤紫色で裏側の静脈が怒張し、爪や唇も暗赤紫色を呈し、膝関節部の裏側に血斑などもみられます。
※ 血(おけつ)…生理的活性を失い、局部に停滞あるいは沈着し、諸症を為す血液。
※小腹急結…仰向けに寝て、へそから左腸骨窩にむけ三指をあて擦過性にすばやく移動すると、圧に対して敏感に反応して痛む部分があり、その部に索状物をふれる。
(応用例)
月経困難症、月経不順よりくる諸種の症状、月経時または産後に錯乱状となるもの、胎盤残留して下血の止まないもの、蜘蛛膜下出血、痔核、前立腺炎、打撲による皮下または粘膜下の出血、眼疾、歯痛、尿道狭窄、骨盤腹膜炎。不妊症、腰痛、座骨神経痛、更年期障害、ヒステリー、躁病、湿疹、その他実証 血(おけつ)による多種の疾患。
(薬方)
桃仁5、桂枝4、甘草2、芒硝2、大黄3 |