(体力・体質)
虚証(体質虚弱な人)
(目標)
冷え症で、下半身が特にひどく冷え、それでいてのぼせ、下腹が引きつり痛んだり、四肢や腰や背が痛んだり、冷えるとそれらの症状がいっそう憎悪するものに用いられます。多くは、頭痛、肩こり、しもやけ、悪心嘔吐、頻尿などを伴い、近代医学では、その疼痛の原因が不明のものが多く、また、多かれ少なかれ、精神症状をともなっています。
この薬方は私の好きな薬方の一つで、当帰建中湯証の一層虚寒を帯びた証に使用しています。アレルギー性鼻炎を併発した不妊症の症例を載せていますので参照していただければと思います。
(応用例)
冷え症、しもやけ、腸の疝痛、坐骨神経痛、椎間板ヘルニアによる腰痛、慢性腹膜炎、子宮脱、開腹手術後の癒着からくる腹痛その他の疼痛、冷感症、陰痿、常習頭痛、レイノー病など。
(薬方)
生姜8、呉茱萸6、大棗5、当帰・桂枝・芍薬・木通3、細辛・甘草2、酒3勺 |