そのとき存 在して (玲子の半生)
一章はフリーになっている小説で
60年代に米国はベトナムで戦争をしていた。その影が世界中に及ん
でいた。歴史の不思議でもあるけれど、経済面では発展する地域も存
在する。日本は高度成長期にあった。
世界中で、若者たちの神経の納まり具合はひどく悪かった。アバンギ
ャルド・・・・・・・そんな時代に青春期を過ごした女がいた。
時代が悪い、悪かったなどの声も、時おり聞こえた時代だったが、遠く
の戦争、遠くの道理上の違反は日本にも影響していたのである。国際
連合の拒否権騒動、米国の黒人暴動、などである。
整合性のない時代に、関心をもつことなく、多大な影響をうけながら成
長していった。
今のおじさん達おばさん達の時代である。
ものごとの始まりはどこなのか?
突然始まるのは、それは途中であるからなのだ。
たどって、原始人に至るところから始まるのか?・・・・・恐竜?
有機物の生成、太陽光線。鼓動を始めたところからか?・・・・・ビックバン
か?・・・・・・・宇宙の位置関係のもんだいなのか・・・・・・・。
始まりは知らない。行きつく先も知らない。途中なのだ。
いきなり途中から始まり途中で終わる。