B型の男
思い出している くだらない話
思い出している 乾き切った記憶
B型の男で 我侭な天才で
でも寂しがり屋で 負けず嫌いだった
単純な嘘に騙される 純粋で優しい所もあった
世界中でいちばんきっと きらきらした目をしていた
理解できない事をたくさん言ってた 自信家で無茶苦茶な事言った
周りには絶えず誰か居るような 愛される人だった いつもいつも
思い出している 忘れそうな景色
思い出している 笑い話みたく
左利きの男で 実は甘党で
時々かけてる 眼鏡がよく似合っていた
読書が好きな勉強家で 3歩先の事を考えてた
おしゃべりで声が大きくて でも人見知りでもあった
思いの他に小さな掌をしていた 煙草は緑の箱の銘柄で
その匂いがほのかに香ってた 可愛い人だった とてもとても
消えてしまうよ 色んな事が 胸に残るモノがゼロになったら
私も幸せになれると思う それが正しい未来だった
この二十数年の時間の中で見つけた 私の宝物だった
先を走ってる道標だった 愛すべき人だった いつもいつも
お酒が好きでよく飲み過ぎてた バカな事ばかり一緒にしたりした
くだらないありきたりな話だったけど 偉大な人だった とてもとても
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