youtubeより引用(リンクが切れていたらすみません。)
 
さよならやさしい嘘
夜を映し出した頃 涙がこぼれ落ちた
夢の中まで連れて行ってよ
言わないでほしい そんな言葉は 届かないなら
もう 終わりにするよ
からまる この糸ほどいて
 
かき鳴らす想いは
内側にしか響かなくて
なくしてしまった言葉は
もう二度と戻らないの
UNLIMITS クローバー(2008 apostle record)  
 
UNLIMITSは、注目されているとはいっても、
少なくとも2007年の時点で、
新参の若手バンドだ。
 
演奏技術も、演奏機材も未熟だし、
別に卓越したビジュアルの持ち主でもない。
世間に認められるほど、曲が売れているわけでもない。
しかし、いま彼らは
「絶妙なバランス」
の中にある。
本気の取り組みのなか、
最高の成熟期にいる。
彼らの音楽的魅力は、
いますべて、この一曲に
こめられていると言ってよいだろう。
 
人は、他人に自分の価値を認められると、
安心し、心に余裕ができる。
人に認めてもらえることで、
自分のやっていることが正しいと確認できる。
しかし、売れる前のバンドの曲など、
価値が認められていないものは、
良さを、制作者自身で信じるほかはない。
この「自分の良さを信じる」ことが、結果として
自分ではわからないほど、思いきりの良さを生む。
そして曲が「尖る」のである。
この曲のもつパワーは、そういった類のものだと思う。
 
(よく、
 「売れていない頃の曲のほうがよかった…」
 などとという人がいるが、
 たいていはこのことを指しているのだろう。)
 
このたった3分の曲は、ある意味
UNLIMITS(アンリミッツ)が創る、
最後の叫びと言える。
今後、どんなに洗練された珠玉の曲が出てくるかわからないが、
周囲をとりまく、レコード会社のスタッフや支えるファンの熱狂…
それらをふくめて、
この一曲だけは、
どんな技術があっても、この先二度と再現できない一瞬、
今だけの「本気」の熱を持っているからだ。
この空気感は何ものにも替えがたい。
 
 
クローバー詳細ページ(amazonへのリンク)  
 
 
runo.(2008/3/8)

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