Runo Heights
 Art & Programming
   


徒然なるボヤキ日記
「ハード志向とソフト志向:おいしい大福もちとは?」
の中には、ハード志向の人と、ソフト志向の人がいると思っている。

このことは結構おもしろいテーマだと思うので
ちょっと書いてみます。

本来、ハードとは
パソコンやビデオデッキなどの機器を指し、
ソフトとは
それらの機器に読ませるコンテンツデータを指すことが多い。

それとは別に、
クリエイティブに関わる一部の人のあいだでは
ハードは技術で達成されるもの、
ソフトはアイデアで達成されるもの、
と考えられる傾向がある。
それは何でそう呼ぶようになったのかというと
これは持論になるが、おそらく、
ハードとソフトをつくるときの
発想法に違いがあるからだ。

ハードを作るときは、基本的に
「守らなくてはならないルール」がある。
洗濯機でいえば、
「きれいに洗えなくてはならない」
「短い時間で洗えなくてはいけない」
などのルールだ。
それらのルールを守らなくてはいけない。

でも、ソフトを作るときは違う。
音楽CDやゲームなど、ソフトに関係するものは
そういったルールが存在しない。
言うなれば、お客さんの嗜好がルールだ。

そこで、
ハード志向かソフト志向かの違いとは、
「どちらのルールを意識してものを作っているか?」
ということなのではないか、と思うのだ。

例えば、
おいしい大福もちを作ろうと考えたとする。
当然、大福もちはよく知られたお菓子だから、
いまさらどんな新商品をつくっても、
お客さんに驚きは少ない。
それでも、良い大福もちを提供するために、
「良い素材を使って、コストも下げて…」
と考えるのが、ハード志向。
それに対して、
いちご大福のような新しいデザートを考えるのは、
ソフト志向。

ぼくは、この「ソフト志向」の考え方は
生きるうえで結構大切なんじゃないかと思っている。
(もちろん、ハード志向も大切だけれど、
 ソフト志向の人が世の中に少ないと思うから、
 あえてこう書いている。)

ソフト志向ということは、
客が喜ぶアイデアに
パワーを注ぐということだ。
ありふれた技術や、安い素材ででも
できることがたくさんあることを肯定するし、
贅をつくした高級のエンターテインメントよりも、
鬼ごっこや隠れんぼのような遊びのほうが
おもしろくなる可能性すら、肯定してしまう。

要は、発想の勝負ということなのだが、
これは、資源の少ない日本という国に合った、
しあわせな精神だとは思わないだろうか?

そういう考え方のいいところは、
「もっと、より質のいい●●が必要だ!」
「もっと、より実績の高い●●が必要だ!」
などといった強迫観念から解放されること。

結果的に、心に余裕ができ、
皆が幸せに仕事ができるんじゃないか。
ソフト志向にはそんな可能性を感じている。
(2008年6月24日月曜日)

「クリエイティブと都会」
都に来てから3年が経った。
東京の方が買い物が楽しいし、サービスもいっぱいあるので
基本的には東京の方が好きなのだが、
これだけ住むと、ようやく愛着のようなものも芽生えてきた。

東京にいると最先端のトレンドの移り変わりがおもしろい。
未来の流行のタネがいっぱい転がっている。
でも、知らなくていいことも多い。
結果として流行らずに、京都まで伝わってこないタネもいっぱいある。
このことは、東京の情報が遅れて伝わってくる京都に来て
初めてわかったことだ。

京都には、廃れた流行は伝わって来ない。
ビリーズブートキャンプくらい流行れば京都にも来るが、
音楽的流行やファッションなど、一部の人でしか流行らないものは
こっちまで来ない。
伝染力のある流行しか地方には伝わってこないのだろう。

大多数に向けたモノ作りをするときは、
東京に限定された流行にとらわれすぎてしまうと、
地方の人に理解できないものを作ってしまう可能性がある。
これは、モノ作りという意味ではあまりよろしくない。
どんなものであれ、モノ作りってものは
たくさんの人に喜んでもらって成り立つ商売だからね。

そういえば。
このあいだ、マクドナルドで100円の紅茶を飲んだ。
100円。びっくりするくらい安い。
(場所代はどうなっているのだろう?)
そこで、まわりの世間話に聞き耳をたてると、
女子高生の彼氏がいるいないの会話、
老夫婦が話す年金の会話や、
若者カップルのゴールデンウィークの旅行の会話、
そんな話を耳にできる。大衆であるわたしが、
大衆の気持ちを、大衆が集まる場所で聞いたが、
人の話ってものは、やっぱりおもしろい。
へー、こんなこと考えてるのか、なんて
目からうろこが落ちる。
ニュースや本よりもリアリティがあって、イッチョマエに
「顧客視点ってこういうことなんだろうなあ…」
とかも思う。

大学院試験のときも、
スターバックスで勉強しながら、結局
まわりの人の会話のほうがおもしろかったことを思い出した。

いろんな人の考え方を知ることは、モノ作りに役立つ!
そう思っているが、これはちょっとした信念というか
自分の中での仮説のようなものだ。
本当に役立ったと思ったときは、また日記で報告します。
(2008年5月19日月曜日)

「グリーンランド(GreenLand)」
ームページを休んでいる間に、
グリーンランドに旅行をしてきたので
少し写真をアップする。








  なにもない環境のほうが 人間って余計なことを考えなくて 自然に暮らせるんじゃないか?   とか、   なんで俺はこんなところに来ちゃったんだろう?   とか、   やっぱり、旅行に目的地って無いよなあ? とか、 なんだか今まで分からなかったいろんなことが いっぺんにわかることができた、 そんな旅行でした。 やっぱり旅は良いものです。
(2008年5月13日火曜日)

「アイデア出しと、披露宴の余興」
つになっても、アイデア出しは苦手だ。

どのような商品開発であれ、
お客さんとのコミュニケーションが大事ということはわかる。
でも、娯楽業界は
お客さんが欲しいというものだけを作っていてはだめで、
他業界より「新しさ」が必要とされる。
要は、二番煎じは通用しないということだ。

そういうと簡単に聞こえるけれども、
あんまりにも突拍子がないほど新しすぎると、
それはそれで敬遠されてしまう。
奇をてらっても、お客さんは白けるだけだ。
かといって、マイナー・チェンジには
お客さんは飽きている。

あの手この手を考えていると、
本当に、思考の迷路に陥ってしまう…。

そういえば、先日、友達の結婚式の余興をやった。
このアイデア出しも、
「みんなにウケるネタってなんだろう?」
という点では、同じように悩んだ。
若者だけが盛り上がるネタなら、
ネットで検索しても出てくる。
そこで、おじいちゃんにも子供にもウケるネタを考えることって
実は結構難しい。

クリエーティブはイバラの道だと思った今日この頃。
(2008年5月1日木曜日)

「復活」
しぶりに復活した。

色々と考えた結果、
ホームページは休んじゃいかん、と思ったからだ。
ほかにも、
単純に昔のログを読んでみると面白かったから、
という理由も。
理由はたくさんあるけれど、
これ一つ!という理由はありません。
 
はるか昔の話になるけれども、
コスガ君(名前うろおぼえ)という友達に
印象ぶかい台詞をもらった。
「ぼくは間違っていることも言うし、
 本を書いたりするような深い知識もない。
 だから、ホームページに載せるような文章は
 なんにも書くべきじゃないと思うんだ。」
 
あの時の僕は、僕なりに反論した。
でも、彼も納得できなかったし、僕も納得できなかった。
きっと、二人とも、お互いの言うことが
よくわかっていなかったんだと思う。
そして彼と僕は、同じサークルにいたけど、
その後、大きく異なる道を歩むことになり、
そんな記憶も、今思い出すまで忘れたままになった。
 
今になってわかることはたくさんある。
例えば、
たとえ間違った内容を含んでいても
誰かが「何か言っちゃいけない」なんてことはない、
ということ。
(いけなくないからこそ、インターネットはここまで大きくなれた。)

でも、コスガ君の言っていたことも、別に間違いじゃない。
教育・啓蒙の立場から言って、
間違った内容を人に伝えることは
あまり世の中のために良いこととは言えないから。

あの時、口論した二人は、
「人のためになるか、どうか」のほうが、
内容の正しさよりも大切なんだ、
ということが、よくわかっていなかった。
なんとなくだけれど、今そう思う。
 
…と、しょっぱなから、あまり深く考えずに書いてしまった。
復活した理由を、それとなく書き記しておきたかったのだ。

これからも、書くのは好きなので末永くやってきたい。
また、絵も描きます。
京都の写真とかも載せられたらいいな。
これからまた、よろしくお願いします。
(2008年4月23日水曜日)

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