楽天ブログ日記
「或るジュエリーメーカーの退屈な日常」
もよろしく



6.Jul.2008

<梅雨の東博>

OFMペンダント<聖キアラ>リリース

*

いまの東博の目玉はやっぱりあの
「大日如来座像」でしょう。
無闇に金が欲しいばっかりに、外国人に売りわたそうとした
売国奴から、すんでの所で買い戻された
国の宝です。

競り落としたのは、最初どこかの宗教法人と言われていましたが
結局三越が買ったようです。
必要も無い道路にはとんでもない税金を使う癖に
こういうものには金を出さない国も国です。

ともかく、こうして一般に公開されたのは
喜ばしい事ですら。

鎌倉仏はあまり好きではない私も、これにはうなります。
「精緻」という言葉がぴったりの写実性に
平安の精神性が合いまったすばらしい仏像で
金箔はおそろしく見事に残っていて、稀に見る状態の良さです。

実はもうひとり、地味ですが味の佳い仏っちゃんがいます。
平安の不動明王です。
後年の誇張された憤怒相とは違う、よいお顔です。



さてもうひとつの見どころは
李朝茶碗の大集合です。
大井戸、青井戸、古井戸(こいど)、
斗々屋(ととや)、柿の蔕
熊川(こもがい)、無地刷毛目、狂言袴雲鶴、伊羅保と
ずらーっと並んでいます、まるで茶道具の図版です。

李朝茶碗が好きな人(いね〜よ)は
必見です。

その他、まるでモダンアートのような曲線の
伝金森宗和の竹花活、博物館の水族館企画のカエルの目釘隠し
光雲のなまず、新規収蔵品の雛道具の展示等、もりだくさんです。



いま、上野の森は桜の樹の緑の洪水です。
こんなエメラルド色のトンネルを歩けます。

言っておきますが上野は庶民の街ですからね。
歩いているのは、江戸時代さながらの人達ばっかりですから
そのつもりで遊びに来て下さいね、山の手の人達。

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