楽天ブログ日記
「或るジュエリーメーカーの退屈な日常」
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10.Aug.2008

<ある時代の終わり>

新作<マルコリング>の原型製作中。

OFMペンダント<聖キアラ>

*

赤塚不二夫 死んじゃいましたね。
いまの人達には過去のひとかもしれませんが
私が漫画家を目指していた小学生の頃には神様でした。

「マンガ大学」っていう、マンガ家への入門書があって
ストーリーマンガは石森章太郎、ギャグマンガは赤塚不二夫が
書いていました。
手塚さんはちょっと古い っていう時代でした。

私は断然赤塚派で、今思えばそっくりなマンガを描いていましたね〜。

不思議な事に、当時のマンガは「不愚者への愛」を
描いたものが多かった。

おそ松くんのチビ太やイヤミは親のいない、今で言うホームレスで
それをいじめるおそ松一家は、結構いやな奴らなんでよ。
バカボン親子はアホだし、ア太郎もでこっぱちもニャロメも天涯孤独。

他の人のマンガでも、ジョージ秋山の「デロリンマン」
石森章太郎の「サイボーグ009」、白土三平の「カムイ伝」や
手塚の「どろろ」などはどれも、社会からはじき出された
異端の者の悲哀を描いていました。

これは、ティム・バートンのシザーズ・ハンズやバットマン
悪役のペンギンやジョーカー、ナイトメア〜などに象徴される世界観そのものです。

高度経済成長に取り残され、切り捨てられた人達を
描いていたのでしょうか。



タモリが弔辞で言っていた、「はじめて出してくれたテレビ」
って見てましたよ、覚えています。

なんの番組だったか忘れましたが、「バカボンの結婚式」で
神父の役でした。
「かくもバカバカしき〜」とか言って、おもしろい!誰コレ?
と思っていたら、アイパッチをしてドンドンテレビに出始めました。
最初は完全にキワモノ扱いでした。

確かにタモリは、赤塚不二夫の作品のひとつで
最高のものかもしれません。


憧れだった神様が、み〜んな死んじゃって
本当の神様になっちゃった。

御冥福をお祈りします。

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