楽天ブログ日記
「或るジュエリーメーカーの退屈な日常」
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5.Oct.2008

<ポニョです>

新作<マルコリング>リリース!!

*

遅ればせながら「ポニョ」観て来ました。

じつは、宮崎アニメを劇場で観るのは初めてなんです。
「千と千尋」を映画館で観なかった事を、とても後悔しているのと
ポニョのメイキングを観て、宮崎さんが長篇を作るのは
これが最後になるかもしれない、という危機感を感じたからです。

だって、ほとんど独りで作るんですよ、アレ。
作画は全べてコンテを描いて、細かい所まで指定して
きちんとやらないスタッフを叱咤激励、指導して
同時にストーリーも煮詰めてゆかなければならないんです。

そうして2年かけてやっと完成。
これは70才ちかい人には過酷すぎます。
そんな予感をさせるんですよ、ポニョは。

ポニョは、対象を大きく子供に振った、「トトロ」と同じ系譜に思えます。
でも私は「ハウル」に似ていると思いました。
美しい色彩、これまでの集大成のようなダイナミックな映像表現。
水上の疾走シーン、海の中の映像
こまかいディテールは、それはそれは見事です。

今回の美術監督は、「千と千尋」で鬼のふすま絵を描いた人なんですってね。
あれは見事でした。
あまりの完成度に、私はてっきり実在するものだと思っていました。

でもね、
「トトロ」「ラピュタ」「魔女の」「千と千尋」は、頭で理解しなくても
すんなりと水のように物語りに入り込めて、映画が終ると同時に
現実に戻る、という素晴らしい体験ができるのに
「ハウル」とこのポニョは、後半になると置き去りに
されちゃうんですよ。

ティム・バートンも、映像美を追求するあまり
「チャーリーと」で映像作家と化してしまいましたが
そう言う危険があるんですよ、映画監督には。

でもわかりません。
宮崎アニメは2度3度観て良さに気が付く深さを持っています。
「もののけ」を最初観た時、私は失敗作だと思いました。
このポニョも、来年テレビで観て、ちがう見方が出来るかもしれません。

それにしても、そうすけのママのリサ、タイプだなぁ。

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