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王宮の中庭や、王宮の外のお祭り会場では、ベナンでもっとも多くの信者を集める 伝統的宗教であるブードゥー教の人たちが 歌ったり踊ったり。 お祭りなのに その写真を撮るのは、特に外国人は、 ご法度らしい。 地元の友人にカメラを預け、その場の仕切り役に断り、金を払って、 撮影させてもらった。 これが、ブードゥー教の御神体を撮影するとなると、さすがに 地元の友人たちも 少々びびっている。 「写真を撮っているところを見つかったら 危ないから、やめたほうがいいよ。」と 真面目な顔で議論。 その後、友人の一人が 「御神体」と直談判。 お賽銭をはずみ、お払いのようなことをやって、その御神体がお出ましのところを、 「早く、早く、撮って、撮って。」と 急かされながら あたふたと撮影。
その写真を コトヌーに戻ってから 地元の人たちに見せると、 「ええ〜っ、これ どうやって 撮影したの?」と 皆が驚きの表情。 えらいものを撮影してしまったらしい。
「御神体」は、日本で言えば お祭りの御神輿みたいなもの。 おみこしは 御神体が乗っていらっしゃる乗り物ですが、 このブードゥー教の御神体は、御神体そのものが 歩いていらっしゃる。 友人であるクリスチャンも、「ベナン人のキリスト教は、その本質はブードゥーだよ。」と言うくらい、 ベナン人の心と生活に 深く根ざしているらしい。 日本の神道が 日本人の生活に 深く染み込んでいるのと 同じように。
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