自然と人間について
人間は太古の昔から自然の中に生き、自然と共に生活を営んでまいりま
した。しかし物質文明という今日の時代のため、今現在それが侵されようと
しています。現代は「ストレス」の時代と言われています。仕事、家庭、通勤
、通学など、生活の全てが、太古の昔からの営みとかけ離れてしまい、自
然との関わりが薄くなってきています。周囲を見回しますと人間が作り出し
た、さまざまな人工物や騒音の中にうずもれて生きています。この状態は
私達にとりましては「ストレス」以外の何者でもなく、過度の「ストレス」により
精神は不安定となり、肉体的にも大いなる影響を与え、心身共に疲れはて
病気ともなりかねません。人間は本能的に自然を求めております。なぜなら
ば太古の昔から自然の懐に抱かれ、自然のゆりかごの中で育った遠い記
憶を心の奥底に抱いているからなのです。「こういう時には海や山へ行って
ゆっくりしたい」などと思うことはありませんか。「ストレス」がたまれば誰もが
考え得ることです。
それでは自然を人間がなぜ求めるかを、考えてみましょう。自然の音は
「1/fゆらぎ」という特性を持ち、心をリラックスさせるためのアルファ波を発
生させます。そのために私達が、小鳥のさえずり、小川のせせらぎを聞いた