新聞紙上でも話題となっていますが、近年じどうしゃの盗難事故が激増しております。
盗難された車両の発見率が低下している事などから組織的・計画的犯罪によるもので、
盗難車両の多くが海外に流出しているものと考えられています。
また自動車盗難保険金支払額も、約5,200億円(2000年度損害保険協会調べ)と急増し、
深刻な問題となっています。                                      

警察においても、重要窃盗犯として盗難の防止や犯人の検挙に力を入れていますが、
盗難の手口も、トランクキーシリンダーから合鍵を作成したり、鍵がなくてもレッカー車やクレーン車で
自動車ごと運び去ってしまうなど巧妙かつ大胆な手口も多くなってきています。
このような、いつお客様が車両盗難の被害に遭われるかわからない状況の中で、車両盗難の現状、
お客様の大切な愛車を盗まれない為の対策、盗難に遭ってしまったときのアドバイスについて、
ご紹介ご説明致します。                                            




最近の傾向として、車内にキーをつけたままの状態(キーあり)で車両盗難に遭う場合が減少しない一方、
盗難時に車両キーをかけていない状態(キーなし)での車両盗難が、急増しています。
〃鍵さえかけていれば車は盗まれない〃とは、もはや言いきれない状況となっています。




車両盗難は単に車を盗まれるだけでなく、車両盗難に起因する車以外の損害を被る事があります。
たとえば、車内に積載している貴重品(現金・クレジットカード・免許証・携帯電話等)や、
カーナビなども一緒に盗難されたり、キーをつけたままで違法駐車をしている最中に盗難され
その盗難された車に乗っていた犯人が人身事故を起こしてしまった場合、その車の所有者に
管理責任が問われる場合があります。また、盗難車両が二次犯罪に使用されるなど、
大きな事件に巻き込まれてしまう場合も有ります。   



                    


絶対に車を盗まれない方法は残念ながら今のところありませんが、
少しでも車を盗まれにくくする方法として、以下の点が上げられます。

@ 車から離れるときは必ずエンジンキーを抜く。

車両盗難の4割がキーを着けている状態で発生しています。ちょっとした買い物や、
車の近くでの立ち話でも油断は禁物です。

A窓を完全に閉め、ドアをロックする。

窓を少しでもあけておくと、その隙間から狙われます。

B違法な路上駐車は止め、明るく監視の行き届いた駐車場を選ぶ。

暗い路上や無人の駐車場は、盗難犯の格好の仕事場です。

C 貴重品、金銭は車内に置かない。

上着やハンドバックなどは、実際に金銭が入っていなくても、
入っているように見えるものです。 

D スペアーキーを車内には置かない。

グローブボックスにしまっておく事や、バンパーの下に貼り付けておく事も、
危険です。必ず車両から離れた場所に保管してください。

D 車内にイモビライザー(※1)などの盗難装置(用品)を装着する。

車両盗難の増加にともない、最近では多数の盗難防止装置(用品)が
発売されています。

(※1)エンジンに埋め込まれている送信機のIDコードと、
車両本体内の電子装置にあらかじめ登録されたIDコードとが
一致しなければ電気的にエンジンが始動しない仕組み。




お客様が盗難に遭ってしまった場合、まずは警察に連絡し「盗難届出」の手続きをしてください。

● 警察で盗難車両として手配するにあたって、車両を特定する必要がありますので、
届け出にあたっては、可能な限り車両のナンバーや特徴がわかるものを持参します。

(車検証や自動車保険証券などのコピーをとっておく事をお勧めします)

● 盗難事故前に駐車場などで不審者を見かけたなど、参考となる事項があればもれなく
警察に申告してください。

● 届出後に、車両を発見した場合は、直ちに警察に通報してください。警察では、車両
に対する必要な鑑識活動や手配解除手続きを行います。

● お客様が車両保険に加入されている場合は、警察への届け出と同時にサービスセンターにも
連絡をお願い致します。その際、警察への届出をした際の「盗難届出証明」「盗難届受理番号」
のご連絡をお願い致します。

お客様がご自分で愛車を守るには限界があります。
万が一、車両盗難に遭ってしまった事を考えて、
車両保険の付保をお勧め致しております。

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