「警棒3発ナックダウン」
「ファイナルファイト」
じゃたろう
カプコンの一連の横スクロールアクションゲームの走りとなる作品である。
しかしこいつは、走りにしては難しすぎるんじゃないか、という気がとてもする。
まあ、このゲームの難しさは、後代になってからはきちんと整備された「親切さ」の欠如のせいでもあるのだが。
─例─
・敵に一発攻撃をもらうと、連続でもらってしまう。無敵攻撃(体力消費)でしか逃げられない。
・起き上がりに攻撃を重ねられると、無敵攻撃(体力消費)でも逃げられない。
・無敵攻撃よりもリーチの長い攻撃をする敵がいる。
・敵の攻撃力バカ高。
・敵の無敵時間バカ長
・けっこう連打必要。T橋名人有利。
このへんか。
とにかく、むずいゲームである。
初めてのこのゲームとの出会いは小学生の時。
1989年のことである(おっと切ると後悔するぜ)。
井上トトロあたりと組んで、よくやったものである。
しかし惨憺たるもの。ワンコインクリアなど夢のまた夢。ロレント限界。
その程度の結果のまま、やがてこのゲームもゲーセンから消えてった…
そして10年近くの時が流れた。
私と井上トトロのふたりは、すでにこのコラムでも紹介したセガサターンの「天地を喰らうU」をトコトンやりこんでいた。
1プレイ100円のゲーセンでやっていたら、中古車ぐらい買えそうなほどよくやった。飽きもせず、何回も何回も。
おめでとう、ノーコンティニュークリアです。
あんたはエラい!
またプレイしてネ。
の画面など完全に見馴れてしまっていた。そんなある時のこと。
私は偶然にも井上トトロと連れ立ってゲーセンに赴き、ファイナルファイトを発見した。
「私達は天地(を喰らうU)をあれだけ完璧に近い形でプレイする事ができます。今となっては、ファイナルファイトぐらいお茶の子ではないでしょうか」
「ええ、私もそう思います。私は、私の腕前に自信があります。是非このゲームをプレイしましょう」
という事で、小学生時代の憤懣を晴らすかのように、100円投入。
レッツプレイ。
RESULT
私→3面で死亡。
トトロ→4面で死亡。
小学生だからクリア出来なかったのではない。
ホントウに難しかったのだ。
トトロが3面ボスのエディに警棒3発でやられた時は、ふたり揃って唖然としてしまった。
しかも警棒を振り回している間のエディは無敵、という理不尽な強さ。
それでも今となっては一応ワンコインクリアをした事もあり、それだけでも充分すごいと自分では思っていたのだが、これをノーダメージクリアする人間というのも、世の中には存在するのである。
未だに信じられない。すごすぎる…